◆第21回 「故郷の友よ」
龍馬(福山雅治)は土佐で平井収二郎(宮迫博之)が切腹させられたと知り、
土佐に戻った武市半平太(大森南朋)の身を案じていた。
龍馬は再び京にいる勝麟太郎(武田鉄矢)を訪ねる。
武市や以蔵(佐藤健)たちは、どうなってしまうのか・・と心配する龍馬だが
勝:「余計なことを考えている暇はないんじゃないのかい?」
そう言うと、勝は急いで日本の海軍を作らねばならないと龍馬に語る。
そのころ、朝廷では過激な攘夷を叫ぶ長州を京から追い出そうと、薩摩藩が
密かに公家たちに近づいていた。薩摩は公武合体派。
つまり、攘夷か公武かの考えは、帝の意思にかかったいたのである。
土佐では、武市は静かに自宅で過ごし、以蔵の身を案じていた。
そして、帝の決断する時がきた。帝は異国との戦を望んではいなかった。
この瞬間、攘夷派は失脚が確定。
後に八月一八日の政変と呼ばれる事件が起こり、桂小五郎(谷原章介)ら
長州藩士と三条実美(池内万作)ら攘夷派の七人の公家たちは追放されてしまう。
同じころ、京に潜伏していた岡田以蔵(佐藤健)は土佐藩だけでなく、幕府からも
追われる身となっていた。八月一八日の政変を受けて、山内容堂(近藤正臣)は
土佐勤王党の帰国を命じ、弾圧を始める。
容堂の命は、勝の耳にも入っていた。勝塾にも、土佐藩の藩士がいたからだ。
勝は、塾生に帰国させない方針をとった。 「今は、負けるが勝ちである」
城下で、武市と弥太郎(香川照之)は偶然会う。
弥太郎は、商売で身を固めることを決意したことを話す。
弥太郎:「武市さん、今日やっと材木が売れたがやき。
初めて60文稼いだがじゃ。おまけ、言うもんは、物ではなくて
“人の気持ち”いうもんを知ったき・・。
わしのような人間がおってもええ言うなら
武市さんも好きに生きてみいや」
武市:「わしは正直に生きちゅう」
龍馬は再び、京にいる勝を訪ね、以蔵を探すために、しばらく暇を出して欲しい
と願いでる。だが、勝は認めなかった。
勝:「わしは、帰るなといったはずだぞ!」
龍馬:「わしは耐えられんがです。
みんなが殺されようとしているときに自分だけが・・・」
勝:「土佐に帰っておまえさんに何が出来るんだ?
あいつの生き様を遠くからしっかりと見守ってやるしかねぇ。
坂本龍馬は、オレが見込んだ男だぜ。
日本のために働くために、オレが弟子にした男だ。
かわいい弟子を、ここで殺されてたまるかっ!」
泣き崩れる龍馬・・・。
9月21日の朝。 武市は妻の冨(奥貫薫)と静かに朝食を摂っていた。
武市:「おまえにだけは謝らんといかん。子もおらん二人きりの家。
わしは、おまんをいつも一人にしちょった。申し訳なかったの」
冨:「なにを言われます。子が出来ん嫁は、追い出されるのが当たり前なのに
おまさんは、いつも私に優しくしてくれました。
私は、おまさんを支えるのが役目です。
私に、本当のおまさんの見せてつかあさい」
そこへ武市を捕らえにきた役人の声が鳴り響く。
「武市半平太はおるか!?」
冨:「・・・・どこにも行かんと、ここで二人で過ごしたいがです・・」
武市:「冨、ちっくと出かけてくる」
冨:「・・・・いってらっしゃいませ・・」
武市は冨に別れを告げ、役人たちに連れられ投獄される。。。
これをきっかけに、容堂は勤王党の全ての者を弾圧していくことになる。
そして、逃げる以蔵の前に、新撰組が立ちはだかる・・・・。
(本文はHPの文を一部引用しています)
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公武合体VS尊皇攘夷の話を中心に、いろんな人の思いが描かれた回でした。
とりわけ、弥太郎が商売を通して学んだ、「人の気持ち」がよく描かれていた
ように感じました。
武市も、弥太郎が言うことは痛いほどわかっているんだけど、部下や
死んでいった同士たちの気持ちを考えると、いまさら方針転換できない。
勝も、幕府の役人が忠告してくれる内容はわかるのだが、みすみす土佐に
戻ったら過酷な運命が待ち受けているところに、弟子の土佐藩士たちを
帰すことはできない。
国の変えていくのには、「人の気持ち」をどうつなげていくか?ということでしょうか。
21話を観ていて、ふとわが国のTOPの行動を照らし合わせてしまいました。
それにしても、今週は冒頭からましゃの上半身裸が拝めて、気分良かったです。
久々に萌えモード発動されました。
それと、弥太郎さん。儲かったのはよろしいですが、儲けの少しは
大変お世話になっている坂本家に渡したほうがいいんじゃにでしょうかね?
お金も借りていますし。
重苦しい話の中で、弥太郎さん、いい味出しています。
次週、いよいよお龍さん登場。
私、真木よう子さん、あんまり好きじゃないんですがね。。。
それにしても
いかり型ファッション、
とさかヘア、
ぶっとい黒眉、
流行って不思議や~ww
ところで「龍馬伝」毎回アップしてくれるNAOさんえらい!!
実は録画が4月半ばからたまって、まだまだ追いつきませんww
龍馬もいいけど弥太郎始めまわりのみなさんが結構いい味出してますよね~?
お~そういえば似ていますね。^^
とさかヘアもありましたね。
今、そんな人ひとりもいないから流行ってすごっ。
「龍馬伝」脇役の方もすばらしいですよね。
みんな役にマッチしていると思います。
これ観ながら幕末の復習が出来て、私にとっては一石二鳥?の番組になっています。
次週も楽しみですね♪