おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

官僚様の天下じゃ

2006年04月18日 | Weblog
     (すっかり春の気配が感じられる札幌真駒内の出勤風景)


先日の毎日新聞に「水門工事官製談合で国交省、談合継続を要請」という記事あった。
役人が談合の継続を要請するってのがなんとも凄い。
まぁどこの役所でも同じだろうが、ひどいもんじゃね。

談合を継続させて、そのうち天下りしようって根性が許せん。
こんなとんでもないシステムがいまどきまかり通っておるのは、後進国か中国、北朝鮮ぐらいのもんだろ。

記事によれば、水門工事を巡る官製談合事件で、石川島播磨重工業など業界側の幹事社3社が99年以降、談合廃止の方針を決めて、国交省の発注担当者に伝えた際、談合の継続を強く求められたため「談合廃止を断念」したのだという。

つまりは、せっかく談合やめようって企業が言い出したのに、これを止めさせちゃったんだとさ。
国交省のお役人様は、国民のことも税金の無駄遣いも考えておらん。
考えておるのは、楽して儲かる天下りじゃ。
2回も3回も退職金もらえるいい商売は手放せんってことだ。

ここんとこ、わかっただけでも「鉄鋼橋梁の談合」「防衛施設庁の談合」そして今回は「国交省の水門談合」だ。
いやはやなんとも…

いまどきは大企業もコンプライアンス(法令順守)とか言って、不正行為は許されんようなっておるのにねぇ。
この水門談合では、農林水産省、独立行政法人「水資源機構」の発注でも、談合が行われたことが判明しているのだそうだ。

もう言葉がない…