おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

後藤さんだけでも助けたいが…

2015年01月25日 | Weblog

 

午前6時の気温はマイナス8度と冷えております。

それでもマイナス20度なんて日がこの冬はまったくないのですから、なんかホッとする日々なのです。

そして、しつこいようですが、毎朝いただく白湯がいい。

血圧が高くないおぢでもいい感じですから、高血圧のお方は朝の水分補給は必須。

起き抜けの体を温めて、水分も補給するわけで、午前6時25分のEテレ朝の体操とともに、チョーお勧めでござる。

さて、

ニッポン人二人を人質にとって、2億ドルをニッポン政府に要求しておった事件は、きょう未明に急展開しておる。

「湯川遥菜さんとみられる邦人1人が殺害された写真を持つ後藤健二さんの写真がインターネット上で配信された」と菅官房長官が発表した。

犯行グループは後藤さん解放の条件として身代金要求を取り下げ、イスラム国関係者との人質交換を要求したのだそうな。

毎日新聞電子版によると「新たに釈放を要求された女の氏名は『サジダ・リシャウィ』。英BBCによると、同姓同名の女は2005年にヨルダンの首都アンマンで起きた自爆テロ事件に関与したとして、ヨルダン当局に拘束され、死刑判決を受けている。この女はイスラム国の前身組織の指導者と近い関係にある」という。

この女は自爆テロをしようとして失敗し、ヨルダン政府に逮捕されたという。

一方、後藤さんは「『シリアに同行したガイドに裏切られ、武装グループに拘束された』などとトルコ在住の知人に電話で連絡していたことが、政府関係者への取材で分かった」という。

後藤さんは、ニッポンから湯川さんを救出に向かい、ガイドに裏切られたってことのようだ。

中東は、後藤さんのような事情通ですらこんな目に合ってしまう厳しい情勢なのでござる。

そんなわけで、我がニッポン国、出来る限り中立的な立場に立って、西側諸国ともイスラム社会とも等距離を保つ、中立的なところに立ち位置を求める、ゆるゆるな感じがよろしいかと思います。

なにせ我がニッポン国、軍事的には実践経験などまるでなく、政治的にもさっぱり力がないうえに、そもそも交渉能力なんてもんが丸きりない。

最近サッパリ聞きませんけど、かつて自民党がよく言っておりました「全方位外交」の原点に戻ることが必要じゃ。

湯川さんが亡くなっていたとしたら残念至極ですが、せめて彼を救出に行った後藤さんだけでも助けたい。

ニッポン政府はいま、親日国のヨルダン政府にこのサジダ・リシャウィという女性の釈放を求めているのでしょう。

最後は、ヨルダン政府に開発援助などの名目で、金銭的な援助をする代わりにサジダ・リシャウィの釈放を求めることになるんだろか。

なんとか後藤さんを救出してほしいものでござる。