午前6時の気温はプラス6度。
天気予報によると「13日は大気の状態が不安定となり、14日にかけて冬型の気圧配置となる見込み」だそうな。
降り続いておった雨も止んで、いまは晴れておりますけどねぇ…
天気図には、夕方から夜にかけて、雪マークがついておるので、今夜は、どうやらみぞれか雪になるらしい。
いよいよってことか。
冬将軍の到来に向けて、そろそろしっかり覚悟をしないといけませんな。
さて、
岡山大大学院の津田敏秀教授が、8日東京外国特派員協会で記者会見し「福島の子どもの甲状腺がんの発生率は20~50倍」と述べたそうな。
津田教授は「チェルノブイリ原発事故で4年以内に観察された甲状腺がんの多発と同様の現象が起きているが、日本国内ではこのことが理解されず、何の準備もされていない。よく準備して対策をとるべきだ」と訴えたそうな。
発表内容は、生命環境学・環境疫学を研究しておる津田教授らの研究グループがまとめたもので、国際環境疫学会が発行する医学雑誌のネット版にも掲載されたという。
津田教授は、福島県内で2011年10月から実施されている甲状腺がんのスクリーニング検査の数値を分析したのだそうな。
その結果、ほぼ同年齢の日本全国での1年間あたりの発症率と比較した場合、福島市と郡山市の間で約50倍、福島原発周辺地域で約30倍、少ない地域でも20倍となったという。
これまで福島県の検討委員会は「現時点では原発事故の影響とは考えにくい」としてきた。
けれど津田教授は「チェルノブイリ原発事故で4年以内に観察された甲状腺がんの多発と同様の現象が起きているが、日本国内ではこのことが理解されず、何の準備もされていない。よく準備して対策をとるべきだ」と会見で述べたそうな。
なにはともあれ、ここは国を挙げて早急に対策すべき時ではないのかね。
放置しておいてよいはずがない。
津田教授は「きめ細やかな、コストのかからない対策はいくらでも思いつく」として以下のように申しておる。
「不要な被曝を避ける手段が、まったくとられていないので、被曝量の多い場所を見つけて滞在時間を少しでも短くすることで大きく変わってくる。福島県に住み続けなければならない人ほど、そういう知識をきちんと与えられなければならない」とまことにごもっともなご意見だ。
様々な事情から福島県に住み続けなければならん人たちに対して、国や県はしっかり情報提供しないでどうする、と思うね。
なんとか早急に対策をしないと、福島県の子どもたちの甲状腺がん発生に歯止めがかからなくなる。
チェルノブイリの子どもたちを日本に招いたように、夏休みや冬休み期間に、子どもたちを国費で北海道や沖縄などへ転地して、健康回復するなどは、すぐにできることではないのかね?
「原発事故の影響とは考えにくい」とか悠長なこと言ってる場合ではございませんです。
それにしても大手のマスコミがこのニュースを報道しないというのは、どうしたことか?
おぢはそっちにも驚くけどねぇ、、、