午前6時の気温はプラス3度。
冷たい雨がパラパラ降っております。
写真はつい先ほどのニセコアンヌプリ。
白いモノは見えませんが、羊蹄山は間違いなく雪を頂いておるのでしょう。
この秋一番の冷え込みです。
室温も18度まで下がっておったので、起床してまず始めにストーブに火を入れました。
9月もまもなく終わり。
季節は秋から冬へ駆け足です。
さて、
9月28日号の週刊文春CATCH UPに「マル佐の男、串焼屋に踏み込む」との表題で、佐川宣寿国税庁長官が東京・新橋の高級串焼屋に入ってくる写真が掲載されておる。
元理財局長の佐川さん、森友問題では「書類は破棄した」「私ども行政文書はパソコン上のデータもですね、短期間で自動的に消去されて復元できないようなシステムになってございます」とか国会で答弁。
総理の関与を否定し続け、おかげで安倍さんの覚えメデタク、財務省の事実上のナンバー2に昇進しておる。
このまま安倍政権が続けば、財務省のトップである事務次官にまで上り詰める予定でござる。
政権に媚を売り、安倍総理の意向をそんたくし、唯々諾々と従ったおかげさんで、出世街道をばく進中でござる。
しかしだ。
7月5日付で国税庁長官に就任したけど、恒例の記者会見を拒否しておる。
「諸般の事情」だそうな。
権力に媚を売って、無事出世街道に乗ったはいいが、記者会見を開いたら、「短期間の自動的に消去されて復元できないパソコン」について、チクチク質問されることになる。
せっかく財務省のナンバー2にまで上り詰めたのに、世間に顔向けできないままだ。
国会答弁で安倍総理を守り抜くという「賢い判断」で出世したわけだけど、出世のためなら、嘘も方便か!?
おぢに言わせれば、まことに恥知らずな人生に足を踏み入れて、何とも情けない。
仮に財務省のトップになったとして、世間から後ろ指を視し続けるであろうこの先の人生、それでいいかね???
記事によると、市民団体からは「交渉記録廃棄」について東京地検に告発されておるとか。
また、別の市民グループは辞任を求める署名を1万1千筆集めたそうだ。
「強気の答弁でならした長官も相当精神的に参っているようです」と記事は締めくくられておる。
国税庁による査察が全国各地で行なわれる際には「資料は自動的に消去されるシステム」だから「もうなにも書類はありません」とか申すお方が続出する。
現場のマルサ職員はやりにくいだろなぁ、、、
ステキな「出世街道」を歩んでおるようです。
日ごろから「正義は勝つ」と、いい歳をしてお子ちゃまを続けておるおぢに言わせれば、この先、佐川さんには「憐れな末路」が待ち受けておるに違いないと思うのでした。
一方、
文科省の事務次官を務めた前川喜平さんは5月、加計学園獣医学部の問題で記者会見を行い「総理のご意向」などと書かれた文書が本物だと話す。
「行政が歪められた」と、文科省の元官僚としての矜持を保っておる。
いわば文科省のトップとして果たすべき役割をしっかり果たした。
新聞には「出会い系バー」に頻繁に出入りしておると書かれても、毅然とした態度を貫いてました。
文藝春秋7月号は、その出会い系バーで出会った女性の証言を掲載。
女性は「前川さんのおかげで今があると思っています」とまで述べておる。
その後も、テレビ新聞のインタビューにも応じておるところは、佐川局長とまことに対照的でござる。
批判をもろともせず、職務を貫いた前川さん。
政権に媚を売って出世した佐川さん。
「明暗」を分けると言いますが、どっちが明でどっちが暗だ???