おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「バカマスコミ」はいいとして、だからどうした!?

2017年10月01日 | Weblog

午前6時の気温はプラス3度。

この秋一番の冷え込みです。

さて、

「バカマスコミ」とか「マスゴミ」という言葉が、極右の皆様を先頭に大流行でござる。

おぢに言わせれば、なんでも面白そうなモノにパクッと飛びつくのがマスコミなのだろうと思いますわ。

そういう意味で、バカなんだろうなぁ~とは思います。

だけど、政治の世界では、洋の東西に関わらず、マスコミをうまく利用した人が勝つことになる。

安倍さんが「バイ マイ アベノミクス」みたいなうまいことを申せば、世界のマスコミが飛びつく。

一方、森友学園で、財務省が国民の財産である国有地を8億円も値引きして売るとなれば、これまたマスコミが飛びつくのは当たり前田のクラッカーだ。

「もり・かけ問題なんぞを取り上げるマスコミが悪い」と、安倍政権を擁護する皆さんは言うけれど、そもそも問題を起こしたのは、「バカマスコミ」ではございません。

マスコミは「面白いから大きく取り上げた」に過ぎない。

悪いけど、問題を起こした方がバカですわ。

考えてみてくださいな。

国有地を8億円も値引きして売ってくれるって話だ。

「世の中にそんなうまい話があるのか!」と、国民こぞって興味津々じゃん。

でもって、財務省のお役人が「パソコン上のデータは短期間で自動的に消去されて復元できない」なんて、いまどき「スパイ大作戦」みたいなチッチキチーなこと言うもんだから、マスコミは増々大きく取り上げちゃう。

くどいけど、おかしな問題を起こしたのはマスコミではございません。

権力者が「政治的同志やお友だちを優遇」するから問題で、優遇した問題を取り上げるマスコミはバカかどうか、って話だ。

ようするに、マスコミはうまく使うものなのだと思いますよ。

安倍さんも、最初はうまく使って、なにもかも思うように進んだのではないですか。

もっとも、「安保法」「秘密保護法」「PKOの駆けつけ警護」など自衛隊と警察ばかり強化すると、マスコミもそりゃ取り上げる。

国民の多くも、これには怒っておるからしょうがない。

本来はこうした国論を2分する大問題、「ビッグイシュー」で国会を解散して、まさに民意を問えば良かったのです。

民意を問うべき問題で解散せず、ここは「負けが少なそうなので解散します」って算数したあげくに解散ってどうよ???

党利党略、私利私欲そのものじゃんか。

そこへ小池さんが待ってました状態で新党設立だから、むろんマスコミは大きく取り上げる。

だから、バカで困ったマスコミの記事によって、ニッポン国民は簡単に感化される、とでもいうのかね?

ニッポン人、そんなにバカか???

「バカマスコミ」に簡単に騙されるのがニッポン人か?

もっとも、衰退の一途を辿る新聞はジャンジャン部数を減らしておるゆえ、「バカマスコミ」と大声で揶揄されるほどの力があるとは到底思えない。

世論をあっちこっちに左右するほどの力があったのは、遠い昔のことだ。

大体にして、「バカマスコミ」とか申しておる皆さん含め、若い皆さんは新聞など読んでませんし、テレビも見ていない。

それこそ、バカも休み休みにしていただきたいですわ。

今回の一連の小池劇場は、うまくマスコミを使った小池さんの勝ちってことだ。

マスコミはただそれについて行ってるだけ、追随しておるだけ。

それに影響される人がどんだけいるの? って話ですわ。

きのうも当ブログに書き込みした方「日本を受け継ぐ世代代表」としておりますが、当ブログに残った「足跡」と「へたくそな文章」から「r×××nk××go」と判る。

30代とか大ウソついてないで、自分の名前で書けよ!!って話だ。

そのr×××nk××goさん、あれこれ前原さんについて書いておりますが、そんなことはご本人のツイッターにでも書いていただくのがよろしい。

国土交通相のとき「八ッ場ダム」で世間を大混乱に招き、「言うだけ番長」と揶揄されたのが前原さんだ。

ですが今回は、すっかり落ち目の三度笠の民進党をバラバラにして野党の1本化を計ったことは、それになり評価してあげましょうって程度の話だ。

カネと議席を一気に増やすことに成功した小池さんの勝ちですわ。

マスコミはそれを伝えただけ。

バカ呼ばわりするほどご立派な代物かねぇ???

そんなにバカだと思うなら、テレビも新聞も見なきゃいいだけ、って話だと思うけどなぁ、、、