おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

いよいよ改憲!? ニッポンの「若者が戦場で血を流す」、そのどこがいい?

2017年10月19日 | Weblog

午前6時の気温はマイナス3度。

朝の最低気温を更新中で、晩秋というより初冬の気配です。

今朝も霜が降りてます。

さて、

「もり・かけ問題」には黙して語らず、臭いものにすっかり蓋をしておるのが安倍総理だ。

「ていねいな説明」が聞いて呆れます。

なんでも投開票日の翌日には、文科省の大学設置・学校法人審議会が、「加計学園獣医学部の設置を認可する」という話まででておるとか。

もしホントにそうなら、あまりにひどい。

国民を舐めくさっておる。

そしてさらに、安倍総理は街頭演説で、これまた一切触れていない「憲法改正」を、選挙後は「政権は信任された」として発議する。

先の大戦で300万人ものニッポン人の犠牲の上にできたのがニッポンの「平和憲法」だ。

これを誇りとしてまいりましたが、いまや風前のともしびでござる。

憲法改正は安倍総理の悲願か知らんけど、ニッポン国にいま差し迫って憲法改正が必要か?

何遍でもいますが、憲法改正すると国民に何か利益でもあるのか?

憲法改正で、国民は幸せになるか? 豊かになるか? さらに安全になるか?

憲法の改正で、平和国家ニッポンが危険にさらされることはあっても、安全になるとは到底思えない。

民主的で穏健な総理大臣が発議する憲法改正ならまだ理解もいたします。

しかし極端な右より政権が発議する「憲法改正」だ。

「人柄が信用できない」総理がやることなのだ。

そんなことで、とにもかくにも、今回の選挙では自民党に過半数など与えてはいけません。

なんとしても自民党を過半数割れに追い込み、安倍退陣させなければ、ニッポンの将来は相当危うい。

いま十代だったり二十代だったりするニッポンの若者が、どこぞ外国の戦場で瀕死の重傷を負ったり、犠牲になったりする可能性が極めて大きくなる。

太平洋戦争では、屍となった多くのニッポン人がいる。

250万人ともいわれるニッポン兵の死者の、6割とも7割ともされるのがなんと「餓死」でござる。

旧日本軍では、兵站(へいたん)、いまどきはロジスティックスといいますが、兵士の食事や衣類などはすっかり無視されておった。

人間は食事をしないと死にますけど、ひとり3日で6合のコメと飯ごうで、自分で食事をつくって食えというのが旧日本軍ですわ。

最前線に温かい食事を届けたアメリカ軍と大違い。

東南アジアや太平洋上の島々で救援すらなく、餓死した皆さんの犠牲の上に成り立っておるのが日本国憲法だ。

なんとかして安倍政治を終わらせないと、その憲法が危うい。

若い皆さんは自民党支持というけれど、安倍総理の下で憲法が改正されれば、自分自身や仲間が戦争に駆り出されることになりかねない。

そう心得て投票所に向かいましょう。