おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「森友学園8億円値引き」に会計検査院が疑義

2017年10月28日 | Weblog

午前7時の気温はマイナス3度。

晴れの良い天気で、今朝も霜が降りてます。

それでも日中は温かくなるようで、きょうは時間があるので、薪割りに精出すことにいたします。

さて、

麻生副総理は衆院選での自民党大勝に関して「明らかに北朝鮮のおかげもありましょうし…」と述べておる。

これに対して、野党から批判の声が上がっておるそうだ。

安倍総理は「国難突破 解散」と、すっかり太平洋戦争直前を彷彿とさせる「薄気味悪い名前」を自らつけた。

ではありますが、北朝鮮を巡って国難を導いたのは、一体全体、誰なんだって話なのだ。

「いまは対話のときではない、圧力を高めるべきとき」と申しておるのは、ほかならぬ安倍総理じゃん。

そんなことを言うから北朝鮮との関係は緊張し、結果的に国難を招いておるのではないのかね?

話し合いを続け、北朝鮮とアメリカの架け橋になるぐらいのことを言っておれば、危機などになるかね?

こういうの、世間では「自作自演」と申します。

まさにナチスの手口で、麻生さんも安倍さんも、どうやらあれこれしっかり勉強しておる。

感心いたします。

そんな折も折、森友学園の建設を巡って、国有地を8億円値引きした問題で、会計検査院がゴミの撤去費用は2~4億円程度と試算していることが分かったと東京新聞電子版が伝えておる。

ご承知のように、会計検査院は税金の無駄遣いをチェックする機関。

さっぱり機能しておらんとの声もあるけれど、今回の報道が事実なら「健闘してるじゃん!!」って話だ。

ゴミ撤去費用が4億円なら、あとの4億円の値引きはなんなのさ、って話になる。

売却にかかわったとされる財務省と国交相の責任が改めて問われるわけだ。

その森友学園は、園児に「教育勅語」を暗唱させるという、極めて異常な教育がなされ、名誉理事長には安倍総理夫人の昭恵さんが就任しておったことは記憶に新しい。

また、加計学園問題も、建物の建設は着々と進んでおるとか。

こうした中で、

これまで国会では与党3割、野党7割に質疑時間を割り振っておったけど、これを逆転させると安倍総理は言い出した。

今回の選挙で勝ったからだという。

だったら前回選挙では、なぜこうしなかったのかね?

国会で「もり・かけ問題」に触れてほしくない安倍総理、あまりにわかりやすくてドン引きいたします。

「ていねいな説明」が聞いて呆れる所業でもある。

民主主義国家においては、国会は喧々諤々、さまざなま論議をする場でござる。

野党を口封じして、なんでもかんでも強引に進めようという安倍総理。

民主主義の基本ルールを無視した姿勢は、どうにもこうにも許せないおぢでござる。