おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「(バイデンさんは)プーチン大統領にやや足元を見られたかもしれない」と安倍晋三、どの口が言う???

2022年05月08日 | Weblog

早起きしました。

ただいま午前5時30分、雨上がりのお天気で西の空が明るい。

これから晴れてくるのでしょう

気温はプラス5度できょうは日中の最高気温が13度だ。

寒いので昨夜からストーブがそそくさと復活した。

写真は我が家の敷地に咲き始めた可憐な「勿忘草」

昨年末に亡くなった高校時代のマドンナ「ノンちゃん」が持参してからというもの、ずいぶん増えてきた春の花でもあります。

さて、

安倍晋三元首相は、バイデン米大統領が「ロシアが軍事侵攻しても米軍を派遣する考えはない」と語ったことについてBSフジの番組でこう述べたそうだ。 

「(バイデン氏の)アプローチ自体がプーチン大統領にやや足元を見られたかもしれない」

確かにそうだとは思うけど、「一体全体、どの口が言う!?」と言いたくなるのはおぢだけか?

北方領土返還問題で、プーチンにそれこそ足元を見られ、北方4島のうち2島を勝手にロシアに売り渡したのはどこの誰だ!!

竹内行夫元外務事務次官は5月7日の朝日新聞電子版で「北方領土交渉は戦後外交史に残る失敗」だったと指摘する。

事務次官だったということは、ご承知のように外務官僚の元トップだ。

2018年シンガポールの日ロ首脳会談で安倍晋三首相は、日ソ共同宣言を交渉の基礎にするとして2島返還にかじを切った。

竹内さんはこのとき、「平和時に自ら主権を放棄した最初の宰相になりかねない」と主張したそうだ。

ようは外務官僚として、領土をロシアに売り渡す現職総理の暴挙を大批判したわけだ。

実際、その後プーチンは憲法を改正し領土交渉ができない仕組みを作り、東京宣言で協議を約束した4島の帰属の問題をゼロ島にしたという。

そんなことで竹内さんは、ロシアとの領土交渉は「日本の戦後外交史に残る失敗として刻まれることになるかもしれません」と申しております。

ようは「戦後史に残る外交的失敗」を犯したのが安倍晋三ってことだ。

しかもタダでくれてやるどころか、経済支援でカネまでぼったくられた。

外交の安倍が聞いて呆れるのだ。

「米軍を派遣する考えはない」と申したことで、結果的にプーチンのウクライナ侵攻を手助けしたバイデン大統領は確かに甘かったかもしらん。

でもさぁ、「戦後史に残る外交的失敗」を犯した元総理が「バイデン大統領の批判してる場合かよ!!」って話だろうと思う。

ニッポンの領土をプーチンにタダで売り渡しておいて、なんででかい顔して「核共有」とか言えるのか、おぢにはわけが分かりませんです、ハイ!!