おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

NHKはおいしい職場だぞぉ~

2006年04月12日 | Weblog
きょうの日経によれば、総務省はNHK受信料支払いを法律で義務づけて、不払いに罰則を科すことを検討するのだそうだ。
不払いが全世帯の3割あって、払っている視聴者との不平等を放置するのはまずいんでないかい、って判断だそうだ。
ついでながら受信料の値下げで理解を得たいようだが、そうはいかん。

そんなこんなで、待ってましたとばかりNHKがまた不祥事だそうだ。
プロデューサーが1700万円も着服したという。
こいつ、架空の出張申請を重ねて、計242件、約1762万円の旅費と日当を受け取って、服飾費や飲食費にあてたのだという。

計算したら出張1回約7万3千円じゃぁ。
おいしいのぉ~バレなきゃね。
だけどバレたね。

総務省もノー天気だけど、NHKにいたってはどもこもならん。
架空出張がそんなに簡単にできちゃう組織って、組織の体をなしておらんのじゃないのぉ。

受信料をなんと心得ておるのかねぇ。
義務化してごっちゃりカネ入ったら、何するかわからん。
国民こぞって受信料支払うなんぞというトンでもシステムは笑止千万、大笑いじゃ。

義務化を日経にリークした総務省も苦りきっておるに違いない。
やっぱ、NHKはスクランブル化してニュース以外は、お好きな人だけ見るようにするのがよろしいかと存じますです、ハイ。




ログハウスは甘くない

2006年04月11日 | Weblog
ログハウスというのは、けっこうメンドイ建物じゃ。
きっちりメンテナンスしないと丸太はドンドン乾燥し縮んでいく。
だから、おぢの小屋のように直径20センチ前後の貧乏くさいログの場合、しこしことボルトを締めないと隙間が開いてエライことになる。
おぢは10年近くシコシコ締め続けた。

今日夕方、STV(札幌テレビ)の夕方ワイドで「欠陥住宅」特集をしておった。
道東のあるログハウスのお話だ。
見ておったら、退職金をはたいて買ったログハウスは隙間だらけで。呆れたことにガムテープでそこを塞いておった。

元々、こういうお方は、ログハウスに暮らす資格がない。
キチンとメンテナンスできなければ、業者にお願いするか、自分で上から下に通っておるボルトを3ヵ月か4ヵ月ごとに締めなければならん。

最近は、ラミネート加工のログハウスも流行っておるが、基本は同じ。
きっちり自分で管理せねばならん。
もっとも、今回取材で取り上げておった家は、その肝心かなめのボルトが入っておらんかった。
施工したのはトンでも業者じゃ。

だが、もっと早く隙間に気づいて、自前でボルトを通し、きっちり締め上げれば問題なしじゃ。
でもって、その請求書を弁護士と共に業者に持っていけば、隙間だらけの家にはならんかった。
だがね、実態は、ガムテープで塞いだチンケな家になっちゃった。
ありゃ寒いわなぁ~

この家の持ち主、結局裁判に勝って1500万円の損害賠償を認められたが、業者は支払い能力がないという。
アジャパーだ。

ログハウスに住むには、しっかり自分で管理する心構えがなければならん。
てなわけで、この住宅の持ち主にも問題ありじゃ。
気づかんったのか、知らんかったのか、わからんけどもアホウである。
ログハウスに住む資格がないね。

世間では、おぢのようにある種の方々にとって、ログハウスは憬れじゃ。
だけどもね、ログハウスは生き物じゃ。
ちゃんとメンテナンスをしなけりゃならん。

それができない人にログハウスはお勧めできないね。
直径20~30センチ程度のログを使ったお家を建てた皆々様。
半年、いや3ヵ月ごとにボルトのチェックはお忘れないようにね。
って余計なお世話でスンマソン!!

ラムネート加工の建物でもチェックは怠りなくね。
隙間だらけじゃ売るにも売れんでようぉ…





退職金は妻のもの…

2006年04月10日 | Weblog
      (真冬とはちょっとばかり趣の違う9日の羊蹄山)


週末は、あれこれあってブログなど書く気にとてもなれんかった。
仕事はトラブル、いったん決まりかけたTさんの比羅夫の家を巡ってもトラブル。
あっちもこっちもトラブルで参ったのよ。

そんなこんなの今日この頃、毎日新聞に面白い記事が載っておった。
団塊世代の男女会社員に「退職金は、だれのもの?」と尋ねたら、男の7割が「自分と妻のもの」と答えたけど、女性の半数以上は、「自分のもの」と答えたのだそうだ。

「退職金は自分と妻のもの」っていう7割の男は、そこそこ優しい奴じゃ。
男の残り3割は、「退職金はオレのもの、妻にはやらん」と思ってるってるね。

けど、団塊主婦の半数以上は、「これまで何にもしてもらってないのだから、退職金ぐらいわたしに全部よこせ!!」とどうやら怒っているようじゃ。
「退職金全部もらったところで、これまでの我慢に比べたら…」と思ってるってことじゃ。
そう思わせる男が悪いんじゃろねぇ~

でもって、このところ高齢者の離婚率が急速に下がっておるそうな。
理由は、離婚した場合でも、退職金が夫と妻で折半できるように、まもなく法律が改正になるためだそうだ。
じーっと待ってる妻がごっちゃりいて、首を長くしてその日を待っておる。
だから離婚率が下がっておるのだそうだ。

女に比べて、なんて男は甘いんだろか。
っていうより、その日まで離婚のそぶりも見せない女って凄いもんです。

そんでもって、「定年後、一緒に暮らしたい人」という問いに対して男の約9割が「妻」と回答したけど、女は6割強に留まったのだそうだ。
いやはやじゃ。

結婚生活も長くなると、そんなもんかいのぉ、知らぬは親父ばかりなりじゃね。
これからキンコンカンコン華燭の典をやっちゃおうというおぢは、ちょっと複雑な心境でござった。
中高年の皆々様にあらせられては、なんとか死ぬまで夫婦仲良く暮らしていただきたいもんじゃが…

あっちもこっちもトラブルばっかでは嫌になるねぇ~

面白くなってほしいのぉ~

2006年04月07日 | Weblog
大方の予想通り、民主党代表選挙は小沢一郎の勝利に終わった。
下がるとこまで下がった庶民の民主党支持が、これからどれだけ上がるのか、見ものだね。
この数日、こんだけマスコミが取り上げたわけだし、世間の関心も高いだろう。
だからどうした、っていわれても、まぁしばらくはどうにもならんけどさ。

面白いのは、経済界の反応じゃ。
経団連をはじめ、こぞって「政権交代可能な政党」への期待を述べておる。
まぁご祝儀もあろうが、健全な反応と言っていいね。

一党独裁の硬直した国家は、キューバに北朝鮮でたくさんじゃ。
成熟した社会ってのは、いつでも政権がコロコロ変わることになっておる。
それが世界の常識ってもんだ。

権力は常に腐敗する。
よどんだ水は腐っちゃう。
どんなきれいごとを言ったところで、権力に長年ついておればろくな事はしないのじゃ。
だから交代じゃ。

仮に民主党政権となっても10年で勘弁じゃね。
それ以上は、なにがなんでも自民党支持して交代じゃ。
しなやか、柔軟、謙虚が権力者には必要だと思うけど、こりゃ望むべくもない。
絶対、確実に腐っちゃう。

おぢに言わせりゃ、熱烈巨人ファンも熱烈阪神ファンも理解できん。
熱烈ってのが訳わからんのよ。
ただ、一生懸命ガンバルのは大好きじゃ。
WBCのニッポンみたいにね。

なぁんてことを、うだうだ酒飲みながら書いておる。
すまんねぇ~つまらんお話で…
懲りずに見に来てねぇ~
今夜は酔っ払いでスマンこってす!!

立ったぁ~

2006年04月06日 | Weblog
       (きのうと同じ場所から撮影した今朝の札幌)


朝の札幌はご覧の天気。
雪がじゃんじゃか降っておった。
三寒四温とはよく言ったもんで、毎日変わりやすい天気じゃ。
夕方にはすっかり止んでもうた。

そんな変わりやすい天気の中、ついに立った!!とうとう立った。
といってもおぢが勃ったわけではない。
アレは冬眠中じゃ。
もしかするとこのまま起きてこんかも…

でなくて、立ったのは小沢一郎じゃ。
旧社会党みたいに万年野党なら、民主党の代表など誰でもよい。
しかし戦後間もなくの社会党・片山政権、平成5年の細川政権を除き、ほぼ一貫してこの国を支配してきた自民党を、ホントにぶっ壊すのは小沢一郎しかいないね。

前にも書いたけど、戦後ずっーと同一政権が権力を握っておるのは、キューバに中国に北朝鮮、それにわがニッポンじゃ。
おぢに言わせりゃ、どれもこれもこぞって共産国家じゃ。

自民党支持者だって、小沢一郎なら政権取らしてみようかいなぁ、と思うじゃろ。
小沢一郎は、政治家として人生最後の勝負に出たってことだね。
これで、菅直人に勝って、次の総選挙は自民党と勝ち負けの大一番じゃ。

そん時の選挙で民主党が政権取れなきゃ、おぢが生きてる間に政権交代なんかありえんだろ。
自民党が一度しっかり下野したら、1940年体制などと呼ばれるこの国の官僚組織も大きく変わって健全になる、はずじゃ。
でもって、政権がコロコロ交代すればニッポン国もそこそこ健全な「大人の国」になるんじゃなかろうかねぇ。

ってなことで、小沢一郎に期待が膨れるおぢでござった。
まぁ9月までのつなぎなら渡部恒三じいさんでよかったと思うけどね。




死ぬシステム

2006年04月05日 | Weblog
           (札幌大通公園は春の気配じゃ)


富山で、医師が末期がん患者7人の人工呼吸器をはずしたことが過日明るみに出た。
地元警察はこの医師を、殺人、嘱託殺人などの容疑で捜査しておるのだという。
この件に関していえば、末期がん患者を抱える身内ゆえ、いささかなりとも言う権利がある、と思っておる。

結論からいえば、この国には、キチンと死なせるシステムがない。
ヨーロッパのあちこちでは、すでに積極的な安楽死が定着しておる。
積極的な安楽死とは、本人、家族の同意があれば、薬品の投与で安らかに死ぬことができるシステムじゃ。
北欧では末期がん患者がこうして安らかに逝くことができる。

ひるがえって、わがニッポンでは、まだ「消極的な死」すら認められてはおらん。
消極的な死ってのは、たとえば今回のように、末期がん患者の人工呼吸器をはずすこと。
こんなことでさえ、担当医師は刑事事件の被告になりかねない。
50年は遅れてるおるね。

うちのババは元気なときから「白菊会」に入っておった。
白菊会は死後、北海道大学に献体するための会じゃ。
ようするに、遺体を医学生の皆さんに提供する会なのよ。

そこまで決めておるババゆえ、意識もなく人工呼吸器だけで生きておることに満足などするはずがないと、アホ息子は推察する。
痛みがあるなら、トットと楽に逝かせてあげるのが親孝行ってもんだ、と思っておる。

なにせ末期のガンなのだ。
この先、バラ色の未来などまったくないわけで、身近に迫ったその時には、苦しまないようきっちり決着をつけるのが正しいことだと思っておる。

04年、北海道の羽幌病院で、患者の人工呼吸器をはずした医師が殺人容疑で書類送検された。
家族の同意があったにもかかわらずじゃ。

今回の富山の医者が、この事件を知っておったのか、知らんかったのか。
そこらあたりは判らんけど、いまのニッポン国では、すんなり認めてくれんことをしちゃった。
きっといい医者だけど、アホウじゃ。

もうこんな良心的な医者?にしんどい思いをさせるのは、いかがなものじゃろか?
小泉あんちゃんは、この国の経済をハチャメチャにして毎年3万人が自殺する。
これがもう何年続いているの?
生きていたかった、生きることができた人の死を放置して、あきらかに先のない末期がん患者を楽に逝かせてやるシステムがないってのは、まったく変じゃ。

いびつなこの国のシステムに未来があるとはとても思えんね。
こんなことすら議題に上らん国会ってなんじゃろねぇ~
ジャマしてるのは、宗教団体かぁ!?




札幌は積雪ゼロ?

2006年04月03日 | Weblog


札幌の積雪はゼロになった。
…というのに、今朝はまたまた雪化粧じゃ。
まぁ寒くもないが、なかなか春が来ないことになっておるね。

一方、春から夏の勢いじゃないのぉ~ってのが、東京兜町の鉄火場じゃ。
先週、日経平均株価は1万7千円をあっさりと超えてもうた。
きょうは1万7千333円まで上昇じゃ。

TOPIX(東証株価指数)は、00年春のITバブル期の最高値を超えたという。
でもってバブル崩壊が始まった92年1月以来の水準になったのだそうだ。
「市場では『当面は上昇を続ける』と、強気の見通しが支配的だ」と朝日新聞は伝えておる。

続けて朝日は、「日経平均株価は実質的にはITバブル時の高値(00年4月12日の終値、2万833円21銭)を超えている可能性がある」と申しておる。
まぁ、はっきりしておるのは、株式を上場しておる大会社の業績は絶好調ってことだ。

だからそのうち地方の企業も元気なるかってぇと、そうはならん気がするね。
道内企業の景気判断も4期ぶりに悪化したというしね。
首都圏と地方、2極化がズンズン進んでおるようじゃ。

小泉路線とその後継者といわれる方々も格差社会が大好きだ。
民主党も完全にあかんようになってもうたし、ますますアメリカ化しちゃうんだろかねぇこの国は。
金持ちがドンドン金持ちになるのはかまわんけど、ホームレスがドンドコ増えるのでは困っちゃう。
下を支えるセーフーティーネットってもんが必要だと思うけどね

でもって、アメリカ大好き小泉あんちゃんは今夜、イナバウワー荒川と赤坂のサントリーホールで、歌劇「トゥーランドット」を鑑賞したのだそうだ。
ノー天気でけっこうじゃ、フンッ!!

簡単うんまい毛ガニのレシピ

2006年04月02日 | Weblog
   (写真は小屋の裏に現れたキタキツネ、尻しか撮れんでスンマソン)

日曜の朝は、二日酔いでお目覚めじゃった。
前夜泊まっていたTさん弟と12時過ぎまで飲んだためなのよ。
おぢは普段10時には寝る。

それが7時から12時まで、5時間も飲んじゃったわけで、こりゃおぢの限界をはるかに超えておるのじゃ。
でもって、予想通りの二日酔い。
まいったね。

朝食をシッカリ摂って、そこそこ回復。
昼食は、昨夜食べ損なった毛ガニをいただいた。

ここんとこ気に入っておる食べ方をご披露しちゃう。
これが美味い!!
まず甲羅をはがし、カニ味噌と身をそこにほぐし入れ、さらにご飯を一口程度加えてかき混ぜる。
そこに醤油をたらり。

でもって、甲羅を火に掛けてグツグツ煮立ったら、出来上がり。
チョー簡単じゃ。
これでビールとともに食せば、美味いのなんのって…
極上の毛ガニが手に入ったら、ぜひ一度お試しを。
ホントうめぇどぉ♪~

午後、みぞれ降る峠を超えて札幌へ。
ババはきょうもお待ちかねじゃった。
すっかり食欲がなくて、点滴を受けたのだそうだ。

点滴だけは嫌なんだそうで、好物の塩辛を持参したので、大喜び。
しばらくご飯だけは、きっちり食べられそうだ。
それにしても、日に日にやせ衰えていく親を見るのはどうにも辛い。
涙が出そうになって、あくびをして誤魔化した。

見舞いもだんだん気が重い。
参ったなぁ。


毛ガニ効果

2006年04月01日 | Weblog


1日朝、毛ガニを持参してドキドキしながらおねーちゃんの実家に赴いた。
緊張しながら「こんにちはわ~」と爽やか笑顔を繕って、お邪魔した。
でもって、「オホーツクの毛ガニ持ってきました」とさりげないながらも、「これでどうだぁ!!」の表情で差し出した。

そのとたん、お母さんの表情ったら、もう…満面の笑みではないのぉぉぉ
あんないい笑顔は見たことない!!
元旦、討ち入り当日の表情とは全く別人じゃ。

どわはははわぁ~毛ガニはエライ。
どれぐらいエライかってえと、イナバウアーの金メダルねーちゃんよりエライ。
かのねーちゃんはいまニッポンで一番エライかも知らんけど、おぢにとっては毛ガニのほうがはるかにエライのじゃ!!

これで、めでたくキンコンカンコンに一歩近づいた、と思うけどどうじゃろ?
まぁ、そう簡単にはいかんだろうが、おぢのイメージは確実にアップじゃ。
美味しいもんは、心を溶かすのじゃ。
ふぉふぉふぉ~

ピーカンの午後、うだうだスキーを楽しんだ。
春はたらたらスキーがとてもよろしい。
お母さんのハートもゲットしちゃったしね。

夜、Tさん兄弟、ご近所Sと恋するビストロ・唐火七で美味しく飲んだ。
そんなこんなで、エイプリルフールの1日は楽しく過ぎたのでござった。