おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

ようやく菅おろしの動きとか

2011年04月15日 | Weblog

ニッポン国は、いま国難を迎えておる。大震災で、東北は壊滅状態、原発は現場の作業員の方々の必死の努力はあるものの、炉心が地下まで融けるまさにメルトダウン寸前でござる。ようはこの国は瀕死の状態なのでござる。

なのに、アンポンタンにもほどがある「官」総理が、誰も望んでいないのに、総理の座に居座っておる。なんともはや。最悪の事態に最悪の総理でござる。なにせ会議ばかりだという。で、その会議がごっちゃりあって、毎日、毎日、踊っておるそうな。「♪バッカじゃなかろかサンバ」でござる。

阪神大震災の際に、自衛隊出動を巡って、どもこもならんと言われたあの村山内閣だけど、災害担当大臣として新たに任命した小里貞利さんにこうのたまったそうな。「責任は自分が取るからどんどん動いてくれ」。これで、小里さんは、神戸に本部を置いて、陣頭指揮を執り、官僚を自由に使って、決済も現地で行ったそうな。

ある意味、災害時のあるべき姿なのでござりましょう。翻って、「官」総理は、東電に怒鳴り込んだり、官邸ではわめき散らすはで、指導者としての能力は丸きりないことになっておるそうな。でもって、官邸内からも「使用済み菅燃料」などと呼ばれておるそうな。末期でござる。

未曾有の大震災ゆえ、ここは自民党との大連立で、スムーズにことを進めることも必要だけれど、「官」がいては、どもこもならんということ。で、いよいよ「官」おろしでござる。

そこができないと、大連立などという話にはなりませぬ。仮に大連立となると、これまたあれこれ問題が出まする。時事通信の田崎史郎さんがこう言っておる。「まずは期間を1年以下に限定する。次に何をするのではなく、何をしないかを決める。憲法改正などしないことを決めるというネガティブリストの作成」だそうだ。

なるほどでござる。大連立して、何でもかんでも大暴走されては困りまする。ここは、「してはいけないことリスト」をしっかり作って、大連立ならよろしいかも。なにせ瀕死の国に、史上最低の総理だもんなぁ。こうなると、あれだけタコで、どもこもならんと思っておった自民党政権が、なんだか立派に見えてくるから困ったもんだ。

写真は、ハニーさんが昨日買い求めてきたお酒でござる。結婚以来、おぢのための日本酒を買ってきたのは初めてのことでござる。聞けばこのお酒、福島県のお酒だそうだ。焼酎でもいいけれど、ここはやっぱ福島県産のお酒でござろう。今夜は被災地に思いをよせながら、心してお酒をいただくことに致しまする。


「木で鼻を括ったような会見」

2011年04月14日 | Weblog

きょうも日中の気温は10度を超えるそうな。午前8時の気温もすでにプラスの6度。春らしい陽気になりそうでござる。ご当地では、ようやく「ふきのとう」が顔を出し始めておりまする。可憐なクロッカスはまだ先なのじゃ。スキー場は、ごらんのように上から下まで滑走可能。ゴールデンウィークはニセコへおいでませ!!

さて、「熊取六人衆」がすっかり話題でござりますが、お試し移住中のニセコのTさんが、件のドキュメンタリーを見つけて送ってきましたです。大阪・毎日放送が2008年に制作した問題のドキュメンタリー「映像'08 『なぜ警告を続けるのか』 ~京大原子炉実験所 “異端” の研究者たち~ でござる。

http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#

放送後に、関西電力幹部が、毎日放送幹部に圧力をかけたとされるドキュメンタリー、あとでゆっくり見ることにいたします。

ってことで、観ましたぁ、東電社長の記者会見。「木で鼻をくくったような」というのはまさにあれ!! この状態で「ベストを尽くした」といわれてもねぇ、分けわからんです。ここは、しっかり準備して、見通しをはっきりさせてから、会見に臨むべきではなかったか。

すでに海江田大臣が、「100万円の一時金を被災者に配布」と言っておるのだから、それを追認するか、それを上回る額を「今週中にも配布いたします」なら、よくわかる。ところが額も日程も、むにゃむにゃだ。あんな会見させた幹部も「♪バッカじゃなかろかサンバ」なのじゃ。

ニッポン国民を小ばかにした会見と申せましょう。今回は、津波の高さが想定を超えて起こった事故だけれど、そもそもその想定が間違っていたわけ。そりゃ、企業ですから、コストとの兼ね合いで、津波対策といっても、10メートルの津波に対応する岸壁造るのが、限度かもしれませぬ。

ならば、それを超えた津波の場合、どうするのかという視点がまるでなかった。完全に思考停止しておった。つまりは「安全神話」に寄りかかっておったのでござる。

過日、NHKで柳田邦男さんが言っておったように、想定を超えた場合の対応、マニュアルを作っておくべきだったというに、それを何ひとつしていなかった。諸外国では考えられぬ暴挙。まさに今回の事故、人災なのでござる。

一定の想定をしたら、「それ以上のことは起こり得ない」と決めつけてしまうのが、戦前から綿々と続くニッポンの危機管理の実態でござる。 本当の危機管理とは、想定をしても、さらに想定を超える事態に備えるってことだろう。

まさに「最悪の事態に備える」ってことだ。今回の事故でいえば、内部電力の喪失も、冷却水を送るタービンが止まることも、水素爆発も、なにもかにも想定しておらんかった。それって、ただの間抜けじゃん。想定を超えた事態に何ひとつ備えていなかったというお粗末、その責任はむゃちゃむちゃ重い。

おぢの旧友で経営者のSは、いつも「常に最悪を想定して経営している」と申しておった。会社であれば、資金ショートなどなど、考えられる最悪の事態の備えるのが、経営者ってもんだろう。ところが東電のいう「原発の安全」とは単に「思考停止」ということでござった。それじゃぁ、キチガイに刃物ってことでござる。酷いなぁ。

 

 


とうとうレベル7だそうな、嗚呼!!

2011年04月13日 | Weblog

どよ~んとした曇り空の朝でござります。つい先ほどから雨も降ってきましたです。気温は、午前7時でプラスの3度でござる。ここにきて、朝の気温はプラスとなる日の方が多くなってきておる。ってことで、今朝の雨、月形半平太も濡れて帰った春雨なのじゃ。

さて、当ブログのヒット数が急に上がりましたです。皆さんが注目する検索ワードはというと、「熊取六人衆」でござる。もっかニッポン国中の注目を集めておるのが、これらのお方のようじゃ。

ではありますが、民放はもとより、NHKにも登場しておらん。新聞もどこぞが扱ったか? 国の原子力政策や電力会社のあり方を批判し続けておった六人衆は、いまだマスコミに登場いたしませぬ。出てくるのは、御用学者、東電からごっちゃり研究費もらったお方ばっか!!

そんなことではありますが、下記のような講演もござりました。

http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk

いずれにせよ、「原発に詳しい総理」が、なんで小出さんのようなお方を活用しないのかねぇ。ついこの間まで、自民党の原発政策を批判しておった野党の指導者がいまは総理なわけで…何してんだか。単なるアホウでござる。

また、こんなのもございます。

http://www.youtube.com/watch?v=PLJVLul6Wz0

…電力足りてるらしい。

そんなこんなで、ネット時代は、こうした情報が闇に葬られることなく出てくるわけで、まことに結構じゃ。ということで、ここは唯一の被爆国にして、世界最大級の原発事故を起こした我がニッポン国、政策を大転換すべきタイミングではなかろうか。

なにせ、原爆による被爆者は世界で一番多い国にだし、しかも原発事故がこのままダラダラ収束しないなら、チェルノブイリを超える被爆者だって派生しかねませぬ。

ってことで、脱原発に向け、ここは大きく舵を取るのが「世界における日本の使命」だと思うけど、どうよ? メタンハイドレードもあれば、水力も太陽光もある。さらには地震国ゆえ、地熱だってありまする。原発止める絶好の機会ではありまする。原子力政策の大転換、すべきときだけど、どの政治家ができるんだろ。右を向いても左を見ても、アンポンタン政治家ばかりで、どよ~んと暗い気分になりまする、嗚呼!!

話はゴロンと変わりますが、写真は、雄武町の畠森水産からお取り寄せした毛ガニでござる。昨夜いただきましたけど、美味いねぇ。毛ガニはオホーツクが海明けするいまどきに限ります。

なにせ流氷とともにやってきた栄養豊富なプランクトンを食べて、丸々と太った毛ガニ。いましか食べられぬ春の美味なのじゃ。年末に、冷凍毛ガニ買う人の気が知れません。

で、毛ガニの入った発泡スチロール箱の中に、請求書が入っておらんかった。ノンビリしておるのぉ。で、一応、畠森水産に問い合わせたら、「あとで郵送します」とか。もしかして、札幌の旧友Sが支払ってるかもしれませぬ。それならそれで嬉しいけど…

それにしても、美味かった。今朝は、残しておいた毛ガニの足の細い部分を「鉄砲汁」にしていただきましたです。すき焼きと一緒で、二日間にわたって楽しめるのが我が家の毛ガニなのじゃ。貧乏臭くてスマンね!!

 


この危機に、あのバカ総理!!

2011年04月12日 | Weblog

久々に、寒い朝を迎えておりまする。午前7時の気温はマイナス5度でござった。それでも、春の気配があちこちに広がって、まことに気持ちがよろしい。被災地の皆さんのことを考えると、心がチクンと痛みますけどね。

休肝日2日目の昨夜は、いつものようになかなか寝付けませなんだ。寝付けぬまま、考えておったのは、旧友Iがボランティアで被災地に行くと申しておったこと。過日のNHKTVでも、元教師が、被災地の子どもたちに紙芝居を披露して、楽しませておった。

元教師、活躍の場があるのです。ってことで、行く前にはあれこれアドバイスせねばならんなぁと、寝付けぬまま、考えを巡られておったのでござる。まずは、身の回りの準備をしてもらわんとならんです。

靴は、防水で汗は排出するゴアテックスの登山靴。登山靴ならガレキの中を歩いても、釘を踏み抜くこともないじゃろ。そして、身につけるものは、ほぼ冬山登山の装備。加えて、冬用の寝袋なんかもいるだろ… などなどの用意が必要ではないかと考えて、さらに、なかなか寝付けなかったのでござります。

それにしてもですが、昨夜のTVタックル観ました? 観ておって思ったけど「官」総理は、たぶん戦後サイテーの総理じゃねぇ。箸にも棒にもかかりませぬ。口あんぐりのドアホウ総理!! 頭がクラクラしてきましたです。もう触れるものも嫌ぁ~んでござる。

で、原発じゃ。過日、「熊取六人衆」について、週刊現代が書いておったので触れましたけど、ニセコにお試し移住中のTさんから、この六人衆のひとり、小出裕章教授のネットインタビューが送られてきましたです。これがなんともわかりいい。

http://www.ustream.tv/recorded/13897618?lang=ja_JP 

いま福島原発が、一体全体どうなっておるのか、このお方は明確に答えておる。その現状を踏まえ、この先どうするかについても明確じゃ。しかもかなりの被爆を伴いながら、危険な作業に取り組まねばならんとしっかり述べておる。

いま、東電も保安院も政府も、会見で決定的に欠けておるのが、この点じゃ。現状を分かりやすく説明し、今後どうするか、どうすべきかを示してこそ記者会見だけど、なにがなんだかさっぱりでござる。なのに、さらなる避難区域の拡大だとか、無茶苦茶でござります。「情報公開」はこれまでの自民党政権が出来なかったこと。これを速やかに行うのが民主党政権ではなかったのか。サイテーじゃね。

ところで話はTVタックルに戻るけど、昨夜どなたかが、メタンハイドレートという新エネルギーに言及しておった。

ウィキペディアによると、メタンハイドレートは天然ガス。地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源で、石油、石炭に比べ、二酸化炭素の排出量がおよそ半分だそうだ。ニッポンの海底には、世界有数の埋蔵量があるのだそうだ。しかも、これが実用化されれば、日本は世界有数のエネルギー資源大国になれる可能性があるという意見もある、そうな。

いやはや、とんでもない新エネルギーがあるではないの。役所と電力会社がとんでもない金をばら撒いて、国民を洗脳してしまい、あたかも原子力しかエネルギーもなければ、ニッポン国の先行きもないようなキャンペーンをしてきておったけど、なんのことはないニッポンの海底に世界有数の埋蔵量があるというではないの。

しかもTVタックルによれば、これに関するニッポンの技術は世界最先端という。でもって、3年以内での実用化も可能だそうだ。ここは、急には止まれない原発ではあるけれど、トットとメタンハイドレートの開発にシフトすべてきではなかろうか。政治がエネルギー政策の転換を図るだけで、メタンハイドレートやら水力、太陽光、風力など合わせ技で電力は確保できるのではないのか。「原発しかない、幻想」、これをきっかけに、いよいよチェンジする時期かと思いますです、ハイ!!

 


昨夜は、春のざんざん降り

2011年04月11日 | Weblog

午前8時の気温はプラスの2度。このところ、日中の気温も10度を軽く超えるポカポカ陽気が続いておりまする。きのうは、深夜にざんざん降りの雨、雨音で目が覚めるほどでござった。おかげさんで、雪もずいぶん融けました。

昨夜のおぢ、なんと9時に就寝でござった。眠くて、眠くて、おまけに喉も痛くて、どうやら風邪でござった。起床は7時で睡眠時間はたっぷり。ご当地に移住してから、寝込んだりする酷い風邪は引かず、体調は良好なのでございます。

きのうは、投票日でもござった。北海道知事選は、現職が大勝でござった。おぢは白紙で投票いたしましたです。役人出身のおばちゃんが、勝ったわけですけど、このお方、裏でこそこそバラマキやっておるやり方が、どうにもこうにも気に入らん。

民主系対抗馬も、これまた役人上がり、ってことで選択の余地がない。反原発を謳う共産党候補っていう手もあったろうけど、この際は白紙でござる。あっちでも、こっちでも、現職ばかり。つまんない地方選でござります。それもこれも、民主党が有権者の期待をすっかり裏切ってくれたおかげ。逼塞感はますます募る、我がニッポン国なのでござります。

きのうの小樽で買い求めた魚、なんでかツボダイが安かった。いつもだと、開いたもの2枚で1000円程度が、4枚で1000円と半額じゃ。昨夜食べてみましたけど、たいそう脂ものって美味でござった。何であんなに安いんだろ?ほかにもあれやこれや、1万円程度、1か月分の魚を買い求めてから、ワーナー・マイカルシネマへ。

で、おぢが観たいミニシアター系の映画などあるはずもなく、迷った末に、前回ディズニーのピクサーアニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」が、たいそう面白かったので、これはもう同じディズニーの「塔の上のラプンツェル」を観ることにいたしましたです。

おぢ初の3D映画でござった。評判だったアバターは、小樽のこのシアターでは、3Dではなかったわけ。で、今回初めて観たけど、凄いね3D!! 最初はバカにしておったけど、こんなによく出来たものとは知りませなんだ。

ぐやじぃのは、3Dメガネが、ハニーさんの場合100円、めがねかけておるおぢの場合300円も取られたこと。さらに年寄り割引で、免許証持って行けば、夫婦50割引(夫婦の一方が50歳以上だとふたりで2000円)でひとり1000円で観られる映画が、ひとり1300円と高かったことか。ま、メガネは次回以降も使えるので、しかたないけどね。

その「塔の上のラプンツェル」がまたよかった。この1か月、大地震と原発で、被災地の皆さんのことを考えると胸が詰まって、こちらの心も、なんだかうつ状態。おまけに嬉々として進まぬ原発事故の復旧に、イライラしておった。

そんなこんなを忘れさせる、よく出来たアニメなのでござる。しかもこの3Dが、まことに効果的に使われておる場面もあって、たいそう楽しかった。お子ちゃまから、ぢぃまで、どなたが観ても楽しめます。ついでながら、60歳になりますと映画は、いつでも1000円なのでござります。いずれにしても「塔の上のラプンツェル」!! お勧めの映画でござります、ぜひ3Dの劇場で!! って、ことでディズニーの回し者と化したおぢでござる。でもいいもんは、いい!! スマンね。

 

 

 


山鳩が鳴きました

2011年04月10日 | Weblog

「ほーほー、ほっほほー」。今朝は、山鳩の鳴き声で目が覚めましたです。この春初めて聞く、鳴き声でござる。これからあれこれ小鳥たちのさえずりで、目が覚めることになりまする。小鳥たちが鳴き出すと、いよいよ春も本番です

 きょうは、おぢとハニーさん、ふたりして小樽へ魚の買出しでござる。あっ!! その前に投票か。震災やら原発やらで、すっかり選挙のことなど忘れておりまする。選挙してる場合ではない気もするが、そうでもないか。

きのう、「熊取六人衆」をもっとメディアに露出すべきだ、みたいなこと書いたけど、考えてみれば、そんなこと到底ムリでござった。東電をはじめ電力各社は、どんだけTV、新聞、週刊誌などメディアに金を出してきたことか。

東電の提灯持ちの記事を書くと、口あんぐりの原稿料がいただけたそうな。TVも新聞も、電力会社からの金まみれだもんなぁ。大体にしてからが、震災前、夕方のTVのニュース番組ったら、スポンサーは必ず電力会社と決まっておった。

とんでもない金が全マスコミに流れておる。いくら熊取六人衆を取り上げろといっても、この不況下で、どこのマスコミも取り上げるわけがござりません。この熊取六人衆については、かつて、大阪の毎日放送がドキュメンタリーで取り上げたそうだけど、地元関西電力は、毎日放送に猛烈に噛み付いたそうな。

で、「同局の全番組から広告を引き上げ、『原発がいかに安全か』という講習を局幹部が受けるようねじ込んできた」そうだ。いやはや、どもこもならん。こうして、原発の危険は、封じ込められてきたってことのようだ。

そして、急には止められない原発ゆえ、電気はジャンジャン余ることになる。そこで、「使え、使え」とばかり、オール電化から電気ポットに至るまで、国民にジャンジャンガンガン電気を使わせようとしておった。

大企業には、割引料金を設定し、使えば使うほど安くなるようにして、企業が自前の自家発電装置を持つメリットをなくしてきた。本来なら、省エネ考えれば、風力、太陽光などを活用した自家発電に減税措置など設ければ、大いに普及したろうけど、政府と電力会社が一体となってその動きを封じ込めてきたわけ。

政府と電力会社が、車の両輪となって原発政策を推進してきたツケが、いま回ってきておるってことだろう。今回の大事故について、東電も政府も「想定外の出来事」の一言だけど、ようは「思考停止」して「原発を推進してきた」ってことだ。そもそもが「最悪を想定」しないで「想定外」っていうんだから、どもこもならん。腹が立ちまする。

 

 

 

 


いまこそ「熊取六人衆」!!

2011年04月09日 | Weblog

午前8時の気温は、プラスの3度。先ほどまではマイナス5度でござりましたけど、ズンズン気温が上がっておりまする。春ですなぁ… 写真の薪小屋も、雪どけがドンドコ進んで、姿を現してきましたです。

今月初めの写真と比較すると、よく分かりまする。

 

「北国の春」ってことでござります。それでも、このままゴールデンウイークまで、多少なりとも雪が残ることになっておる。今年は、かなり残るかも。ご当地周辺のパークゴルフ場も、今シーズンの営業は、遅れ気味だそうな。シーズン初めは雪不足でござったが、結局、今年の冬は雪の多いシーズンとなりましたです。

そういえば、オホーツクの海明けどうなってたかなぁ? すでに海明けしておるはずで、うんまい毛ガニのシーズン到来!でござります。毛ガニはなんといっても、この時期に限るのじゃ。流氷とともに運ばれたプランクトンをゴッチャリ食べて太った毛ガニとビール、これぞ北海道の春の味覚でござります。

ってことで、いつものようにオホーツクの港町・雄武町の畠森水産に注文せねばなりませぬ。間違っても冷凍もんなど注文してはいけませんので、「冷凍でないもの」と指定して、クール便で送ってもらわねばなりませぬ。早速手配して、週明けには、海明け毛ガニで一杯! でござる。

さて、さっぱり解決の方向が見えない福島原発じゃ。4月16日号の週刊現代によれば、なんとまぁ、この原発の設計者が「福島第一原発は欠陥品です」とのたまっておるそうな。加えて「これを造ったことを後悔しておる」そうな。

元GEに勤務しておったデール・ブライデンボーさんというお方でござる。そもそもこの原子炉には大きな弱点があったのだそうだ。冷却機能を喪失すると、格納容器に想定された以上の負荷がかかり、破裂する可能性があるというのじゃ。いやはや、福島原発、まさに破裂寸前ってことか?

その原因も、「デザインベースの事故」、つまりは設計上のミスから事故が起きるかもしれない、と言っておる。なんだかなぁ。東電もGEも、原発が抱える大問題を、長々と隠蔽してきたってことらしい。なにが「絶対安全!!」。とんでもないことになっておる。

確かに古い原発だから、問題点も多いに違いないけど、だからそれよりは新しい、泊原発が安全かというと、そんなことはチッキチキチーじゃ。このデールさんは、最後にこう締めくくっておる。「エンジニアを長い間、やってきた立場から言えば、100%安全な原発など造れるはずがない」のだそうだ。まったくもって、ありゃりゃなことでござります。

仮に今後も原発に頼らなければならないとすれば、「徹底した情報公開」と保安院とかいう提灯持ちではない「外部査察の実施」などなどが必要ではなかろかね。週刊現代「ジャーナリストの目」によると、我がニッポン国には、原発の危険を訴えて続けてきておった真の研究者がいたという。

「熊取六人衆」という皆さんだそうだ。京大は、大阪府熊取町に研究用の原子炉を持っておるそうな。そこに一風変わった6人の研究者がいたそうな。原子力を研究しつつ原発に懐疑的な立場をとってきた面々だそうな。

でこの熊取六人衆、「原子力ムラ」の皆々さまに、徹底的に排除され、異端視されて、教授にも准教授にもなれず、定年しておるそうな。いま残っておるのは、今中哲二さんと小出裕章さんのふたりだけだそうな。

ちょっとTV、新聞などマスコミ諸君よ、いま話を聞きに行くのは、提灯持ちの研究者や学者ではなかろう。ここはこのお二人やそのほかの熊取六人衆ではなかろうか。「安全、大丈夫」とのたまう、御用学者でなはく、いま必要なのは、これらのお方。この方たちに、いまこそ光を当てないでどうする!! と思うおぢなのでござる、ハイ!!


雨を見たか…

2011年04月08日 | Weblog

午前7時の気温は、プラスの3度。未明からでしょうか、細かな雨が降っておりまする。この春初めての本格的な雨なのじゃ。これで雪どけがジャンジャン、ガンガン進むのでござります。遅れてるもんねぇ、今年の雪どけ。

今しがた、ニャンコのご飯とトイレ掃除をいたしましたです。ニャンコの住処は、玄関前のデッキ下にある物置でござる。厳冬期もこの物置で過ごすのじゃ。で、今朝は雨に濡れないように、カッパを着てトイレ掃除とご飯をあげに表へ出たのでござる。

そう、雨はなんか怖いのじゃ。広島も長崎も、原爆投下後には、死の灰が融けた黒い雨が降っておる。この春初めての本格的な雨ってことで、ご当地に降った雨にも、放射性物質が混じっておる可能性は大なのじゃ。たぶん?

そこで思い出したのが、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(CCR)の「君は雨を見たか」。おぢが高校、大学時代に流行った曲でござる。このころは、ほかに「ダウン・オン・ザ・コーナー」「プラウドメアリー」などがCCRのヒット曲として思い出されますです。

で、かつては、この曲「君は雨を見たか」は、ベトナムに降り注いだナパーム弾だとか、ヒロシ、ナガサキに降り注いだ「黒い雨」だとか言われたものでござった。実際は、そんな政治的メッセージはなかったらしいけどね。

ま、とにもかくにも、今朝のニセコはジャンジャン降りなのじゃ。春らしくてよろしいけれど、放射線物質が入ってるんではないかと、嫌な感じもござります。中高年はともかく、子どもたちは濡れないようにしてくださいな。

話は変わりますけれど、昨夜は震度6という余震があったそうな。札幌でも震度3というからご当地でも揺れたのでしょうけど、丸きり気がつきませなんだ。夫婦そろって熟睡でござる。目が覚めたのは、午前2時前のこと。

ニャンが、ぎゃぁぎゃぁ騒いでおって、うるさくて、うるさくて。ハニーさんはパジャマのまま外で出て行きましたです。そしたら居ましたね。駅に住む憎らしげな「シマちゃん」が。我が家の雄ネコを威嚇しておる。500メートル近くも離れたところから、わざわざやって来て、大騒ぎするトンでもネコなのじゃ。見た目ブサイクだし!!

で、このブサイクネコを追い払って、夫婦は静かに寝入ったのでした。地震にも気づかず、なんとノー天気な夫婦。おバカでスマンね!!

 

 


どんより曇り空

2011年04月07日 | Weblog

どよんとした曇り空の朝でござります。午前7時の気温はプラスの4度、風もなく穏やかでござる。予報によると、きょうも温かなのだそうだ。きのうは、終日温かく、ストーブを点けない夜でござった。この春初めて、ストーブのない夜を過ごしたのでござる。日中もご当地の最高気温は、10度を超えておった。北国もようやく本格的な春なのでござります。

写真は、おぢがいま一番メンコにしておる三毛猫じゃ。残念ながらメスですけど。ここんとこ急になついて、ホンにメンコイのじゃ。人でもニャンコでも、なついてくるのはメンコイことになっておる。おぢは人になついたこと、ないもんなぁ…

さて、迷走しておる福島原発じゃ。上杉隆さんが指摘しておった通り、汚染水の放出には、地元漁協関係者はもとより、海外からも大批判でござる。そりゃそうだ。なにせ世界は海でつながっておる。単に汚染水を「水に流す」わけではござりませぬ。諸外国をも汚染するのでござる。ニッポン政府、まことに判断が甘い。

そのニッポン政府は、期待を散々裏切って、どもこもならんところに来ておる民主党政権だも。はなから能力がないのじゃ。だから連立してはどうかとも思うけど、これまたサラリーマンのような風体の自民党総裁は、これを拒否だそうだ。自民党から、「あれを呑め、これを呑んだら、連立してやる」くらいの提案があってもよさそなもんだけど、そんなこともない。戦後ニッポンはじまって以来の大危機というのに、何してんだか。サル山のボス争いしておる場合ではござりませんです、ニッポン国は!!

ところで、その原発だけど、いよいよ深刻な事態じゃ。これまでは、水素爆発といっても、建屋が吹っ飛んだけだけど、いまは3号機の格納容器が、とうとう危ないことになっておる。燃料棒が、メルトダウンとなれば、それこそ一大事でござる。いよいよニッポンはあかん!! ことになる。

いまは一体全体、だれが原発復旧の主導権を握っておるのか? まさか、まだ東電ではなかろうと思うけど、どうなんてんだ。ここはもう、政府でもアメリカ軍でも、フランス政府でもいいから、事態を解決するノウハウを持ったことろが、すみやかに収拾しないと、ニッポン国は、放射線まみれになるのじゃ。

いまさら国のメンツでもなかろう。政治が3流ってことは、世界中がお見通しじゃ。加えて今回の事故、完全お役所体質の東電と、まさにお役所の保安院が引き起こした「人災」じゃ。そもそも想定外の事故で、何の対応もできないのであれば、アメリカ軍にお願いしてはどうなのよ? 放射線対策も原発も、あちらが本家本元じゃ。

なにせ、ヒロシマ、ナガサキで放射線のノウハウはしっかり持っておるし、散々続けた原爆実験で、あれやこれや詳しいことになっておる。ここはもう、ニッポン政府は「バンザイ」して、アメリカにお任せしてはいかがなの? これ以上の被害は、誰も望んでないけれど、さらに悲惨な事態に陥る危険、いまは大だと思うけど…

 

 

 

 


きのうは、ポカポカ陽気、きょうはもっと温かとか

2011年04月06日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス3度。朝からニャンコが騒々しい。どうやら駅前の雄ネコがやって来て、暴れておるようなのじゃ。聞くところによると、駅前のネコは、通称「シマちゃん」というそうで、たいそうメンコがられておるそうな。

ところが、我が家では、蛇蝎のように嫌われておるクソタレ・ネコなのじゃ。なにせ今時期は我が家に昼夜となくやってきては、雌ネコを襲おうとするのじゃ。で、我が家の雄ネコと睨みあったり引っかきあったりと、大喧嘩するのじゃ。

なもんだから、現場を見つけるたび、おぢはシマちゃんを追いかけ、石ぶつけたりするのだけれど、これが当たらない。我が家の雄ネコを脅すときなんかは、まことに憎らしいくて、図々しいかぎりなのだけれど、駅では乗客らに可愛がられておるそうな。デブで、憎たらしい顔してるのだけれど、いわゆる「抱きネコ」なのだそうだ。たいそう気に入らん、フン!!

さて、我がニッポン国の福島原発じゃ。フリージャーナリストの上杉隆さんは、あれこれ警鐘を鳴らしておる。曰く「猛毒プルトニウムの検出は世界中に衝撃を与えた。BBCは速報を流し、ル・モンドもさらなる核汚染の危険性を伝えている。」「欧米、とくにフランスを筆頭とした国々は、日本のことを悲惨な震災に見舞われた被災国というよりも、原子力エネルギーを管理できない核犯罪国家とみなし始めている。」そうな。これでは、どもこもならん

今朝もTV朝日でやっておったけど、原子力保安院という組織、そもそもがどもこもならん。原子力行政を推進するセクションと規制するセクションが同じで、しかも原子力の専門家というもんが、ほとんどいないという、びっくり仰天の組織なのじゃ。

酷いものでござります。なんのことはない、電力会社と監督官庁は、完全にグルってことだ。業界の監督などできるわけがない。おまけに週刊文春によると、昔は保安院の連中は接待漬けだったそうな。

その昔は「昼の問題は夜に解決しましょう」と東電は、経産省の担当者を高級クラブに接待して、酒の席で交渉したのだそうだ。ある安全審査官は、「ソフトボールをやりたいな」と言ったそうな。これはグラウンドを用意しろという意味だそうだ。「東電には女の子がいるよね」と接待係として呼び出したそうな。

なんとまぁ、アジャパーなことでござる。加えて「安全神話」で思考停止し、今回の大事故につながっておる。どもこもならん。週刊文春で立花隆と堺屋太一の我がニッポンの頭脳ともいえるふたりが対談しておるけど、この際は、「省エネ文明への転換」「東京一極集中を解消」が必要かもしれませぬ。

いずれにせよ、政府が「安全だ、安全だ」と強調するたびに、段々不安になってくる、あまのじゃくのおぢ。事故から日にちが経つほど、どんどこ不安と不信が募る今日この頃でござります、ハイ!!


雪どけ、ズンズン進んでます

2011年04月05日 | Weblog

午前8時の気温は、マイナス2度。きのうも朝は寒かったけど、日中はかなり温かでござった。札幌⇔真狩のハイヤーと化したおぢ、きのうは疲れましたです。叔母の病名は、特発性間質性肺炎だそうで、いわゆる難病だそうだ。呼吸が出来なくなる病気で、ちょと怖い。

そんなこんなの昨夜、おぢは息苦しくて目が覚めましたです。で、ゴホンゴホンと咳が止まらず、このままどうにかなっちゃうんでないかと思ったほどでござった。結局は、10~20分で治まりましたけど、なんだったのか? そのあとハニーさんもゴホンゴホンしておったので、なんか室内の空気に問題があったかも。なんだかわかりませぬがね。

そういえばこの間、野の花診療所で、胸に動脈瘤がないかどうかCTで調べてもらった際、タバコのせいで、肺の機能の6%がなくなっていると知らされましたです。タバコを休んで2年が経ってますけど、肺の機能、かなり落ちておるってことなのじゃ。

肺の機能が、10%だか12%損なわれると、酸素ボンベ持って歩かねばならないそうな。おぢの肺、危ないところなのじゃ。休煙などと言わず、このまま禁煙続行しないと危ないことになるのじゃ。喫煙中の皆々さま、タバコは止めるにこしたことはござりませんです、肺!!

話は変わって昨夜の夕食じゃ。4人前は余っておるすき焼きの材料をなんとかせんかい、二千回ということになりましたです。で、いつものように、午後5時過ぎ、生協にハニーさんといそいそ買いものに行きました。

そう、ご承知のように、夕方になると、あれやこれやのお肉は、ディスカウントになるのでござる。で、目をつけたすき焼き用の和牛に割引の赤札が張られるのを待っておった。武蔵を待ち構える小次郎の心境じゃ。

そしたら、来ましたね、店員が。おぢの待ち構えるすき焼き用の肉から、かなり遠い、焼肉用牛タンあたりから、赤札を張り始めたのだけれど、なかなか来ない。で、ぐるりと店内を一回りして戻って、さらに一回りしたのじゃ。

なんとメンコクない店員なのじゃ。札幌のスーパーなら、「いまからお安くなりますよ~」とか言って、赤札をバンバン貼り付け、ジャンジャン売れるというのに、生協のあんちゃん、なんかせこいのじゃ。

で、とうとう声かけちゃった。「すき焼き用の肉に札貼らないの?」そしたら、言った言葉が憎憎しいのじゃ。「うちも商売ですから、なんでも安売りしません」だと!!コンヤローと思ったけど、そこはぐっとこらえて、唾つけてある肉を見つめておった。

で、ようやくその肉に「180円引き」の札が貼られて、買い求めたのござる。あと1時間したら、半額になったかも、ぐやじぃのぉ~ ってことで昨夜はディスカウント和牛のすき焼きでござった。安くても美味かったけど、松坂牛はもっと美味いんだろなぁ~ 旧友Iさま、グラム千円のお肉、次回はヨロピクね!!

 

 


真狩の叔母が退院で、札幌へ

2011年04月04日 | Weblog

午前6時の気温は、マイナス10度。晴れてるし、風ないし。ということで、キンキンに冷え込む条件を満たしておりまする。おまけに一面銀世界だし、なかなか温かにはなりませぬ。でも、もう4月だぜぇ???

きょうのおぢとハニーさんは、これから札幌へ参らねばならんことになっておる。過日、札幌医大に入院した叔母が退院するというので、迎えに行かねばならんのじゃ。メンドイことではありますが、ほかに頼る人が、いないということで、これもせんないことなのじゃ。

結婚するってことは、ハニーさんのご親戚とのお付き合いもあるわけでなのでござります。叔母は、なんとか肺炎だそうで、これからは、行動するとき、酸素ボンベと一緒でなければ、しんどいのだそうだ。こっちも、あれこれしんどいけどね。

写真は、土曜日に旧友Iへプレゼントした記念品。食べてなくなってしまう記念品なんか、ないんでないの? と、思うだろうけど、おぢが食べたかったからしょうがない。で、一応、「祝 自由人」と書いてもらいましたです。公務員やってても怪しい自由人だったけど、今後はなにをしても自己責任のまさに自由人なのでござる。良かったねぇ。

パイ・ケーキは、おぢ御用達のグラウビュンデンご謹製でござる。甘さ控えめで、果物ゴッチャリ!! 1ピースが650円もするのじゃ。それをMサイズ丸々買ってしまって、ワンワン、ワワンなのじゃ。でも、美味いから許してやるのじゃ。

ってことで、午前7時を過ぎましたゆえ、まもなく札幌へ「ひろみGO」なのじゃ。きょうのおぢは、札幌日帰り、特急ハイヤーと化すのでござる。しんどいけど、ガンバルぅ~

 


旧友に賞状を授与したのじゃ!!

2011年04月03日 | Weblog

ゲロッゲロの朝でござります。午前8時の気温は、プラスの零度。外はすっかり冬景色、おぢはどんより二日酔いじゃ。う~くっくっ苦しいで~す!!

昨夜は、どっぷり呑んじゃいました。楽しかったのですが、この先、ボケるのではないかと危惧しておるHさんが、豚シャブ買ってきてもうて、松坂牛は、またしても見送り。ぐやじくて、ぐやじくて!!プンプンしてしまいましたです。ま、呑んで酔ったら、忘れたけどね。

写真は、おぢが旧友Iのために作った賞状を読み上げておるところじゃ。以下は、賞状の全文でござる。

        表 彰 状

               ○○孝吉 殿 

 

 あなたは、幼い頃より、「強きを助け、弱きをくじく」など、札幌美香保地区の悪ガキとして、弱いものいじめをはじめとする数々の悪行を続けてまいりました。

 また、高校時代より左翼思想にかぶれ、三里塚で大暴れ。しかし、かろうじて逮捕は免れるなど、常に「ずる賢く」生きてまいりました。さらに、大学時代は競馬などギャンブルと酒に溺れ、学業をおろそかにし、卒業もままならない中、教職員試験を受験。本人も不合格を覚悟していたものの、面接で、たまたまサッカー関係者がいたことから、本人も口あんぐりの合格となったのでした。謹厳実直であるべき公務員とはほど遠い、ほぼ犯罪者が教職に就いたのです。札幌市教育委員会は、始まって以来の失策を犯したと申せましょう。それにしても、あなたの悪運、恐るべし。

その教員生活では、美人母親の生徒宅を頻繁に家庭訪問したり、メンコイ生徒をひざの上に乗せて、股間を熱くさせたり、また、教職にありながら「風俗店」を訪れ、退店時に、「センセイ、また来てね」と風俗嬢に声をかけられる、あ然呆然の出来事もありました。

それに加えて、過日は職場の養護教諭と密会旅行をし、ここで、無呼吸症候群を指摘されたのです。旧友の誰もが四十年前から知っていたことではありましたが、ようやく本人も自覚することになるという悪運の強さです。

あれやこれや、どう考えても無事に定年退職するなど考えられぬ所業を数々重ねてきましたが、こうした困難を姑息に乗り越え、悪運を重ね、定年退職にたどり着いたことを称えて、記念品とともにここに賞します。

 

2011年4月2日

                  友人代表 ○○ 明 

 

 

 

で、今回明らかになったのだけれど、こやつは卒業論文というもんを書いていなかったというのじゃ。それでは卒業ができないので、実は、教授が卒論を作ったのだそうだ。表紙と裏表紙に数十枚の白紙を綴じて、教授がニセ卒論をつくったという。いやはや。本人がニセモノの卒論作っても凄いのに、先生が作ったというから、呆れてものが言えませぬ。これも、ある種、人徳でしょうか?

 

 上記の賞状も、その内容については、何の否定もなかったので、多少の誇張はあるものの、ほぼ事実なのじゃ。もう定年退職したから書くけど、就職を翌年の春に控えた前年の秋口、旧友Iはススキノの五条食品で、塩辛を万引きし、酔った勢いで大通公園の噴水で泳ぎ、中ほどの塔によじ登り、通行人から拍手を受けるという快挙、元へ、暴挙を行ったのでござる。あれから三十数年、無事定年とは、まことに感慨深いものがござります。

 

そういえば、毎年1回は、「辞めたい」とか申しておったなぁ~ってことで、松坂牛は、次回に持ち越しなのじゃ。なんかぐやじぃのぉ…

 

 

 


きのうは春、今朝は冬

2011年04月02日 | Weblog

午前7時の気温は、零度。昨夜からみぞれ混じりの雨が降っておって、いま表面がガリガリの雪が、サラッと積もっておりまする。まるで砂糖菓子状態じゃ。お天気はというと、ときおり吹雪いたりしておって、なんともよろしくない。それでもずいぶんと雪が融けました。毎日、毎日、一進一退を続けながら、春爛漫に向かって「ひろみGO」でござります。

そんなこんなのきょうは、札幌の旧友IとHさんにTさん弟がやってきますです。そう、秋口「ニセコに行く」というもんだから、肉以外のすき焼き材料を揃えておったのに、奴らはすっかり忘れておって、おぢとハニーさんは完全にすっぽかされたのじゃ。

で、その週、我が家は2回にわたってすき焼きをするはめになったのじゃ。そんなことなもんだから、「次回来るときは、100グラム千円以上の松坂牛を1キロ買ってきて、お詫びせんかい」とIには、申し渡しておる。ということで、今夜は、松坂牛ひとり200グラムをいただくという、大盤振る舞いの大宴会となるのじゃ。ムフムフッ!!朝からなんとはなし、テンションが高いぞぉ、グフグフ!!

おまけに、おぢは翌日のすき焼き、そう、焼き豆腐やシラタキに味の滲みたのが、大好きなことになっておって、肉を少しばかりヨッコしておいて、またまた、すき焼きをいただく予定なのじゃ。うっ、うっ、嬉しい!!松坂牛がやってくるというだけで、なんでこんなに嬉しいんだろ?

自分でも思うけど、ホンに卑しい奴よのぉ。これで、もし、100グラム千円以上の肉を買ってこなかったら、旧友Iめ、八つ裂きにしてくれる。ということで、おぢは朝から胸がパンパンに膨れておるのじゃ。

実は旧友Iは、3月でめでたく定年退職をしたのじゃ。あのアンポンタン教師が、無事、定年でござる。奇跡ともいえましょう。そんなことだから、こちらも奮発して、高級ビールの誉れ高いサントリーのプレミアム・モルツでも買ってこようか。1本ぐらいだけど…

そんなこんなで、きょうはあれこれ準備がござる。みんなと呑むのが楽しみだなぁ、というのは真っ赤なウソピョンで、グラム千円の高級牛肉こそ楽しみなのじゃ。早くコイコイ松坂牛!!

 


春でござる!!

2011年04月01日 | Weblog

更新が遅れました。朝から仕事をしておりましたです。外は、いいお天気!!でござる。 きのうの予報では、雨だったけど、晴れてよかった、気持ちがよろしいです。ただし、ちょいと強い風が吹いてます。なんだか生ぬるい風で、どうにもこうにも春らしい。

さて、きょうからいよいよ4月でござる。おぢはとうとう今月で、還暦を迎えまする。信じられません。ついこの間、学校卒業したばかりと思っておったけど、もうそれから40年近く。年取るってのは、早いのですなぁ。まさに光陰矢のごとし。

おぢとか称しておったけど、今月からは、「ぢぃ」でござろうか。ブログのタイトルも、変えたほうがいいのかなぁ? 昔、年寄りが「若いものには負けん!!」とか申しておって、「そんなん負けるに決まってるじゃん!!」と若い頃のおぢは思っておったけど、なってみて思うのですが、やっぱ、若いもんには負けまする。勝てる訳ないじゃん。

年寄りが無理したり、意気がったりしては、いけませんです。ぢぃは、ぢぃらしく、ってことでござる。ただし、あれこれ経験は豊富でござる。ま、そのほとんどが失敗の経験ですけど、ここが大事なのじゃ。成功体験などは、ほとんど何の参考にもならないけれど、失敗の体験談は、参考になりまする。第一、人の不幸話は、面白いことになっておる。

そんなこんなで、あれこれお役に立つのが、年寄りでござろう。居場所は、それなりにあるのでござる。残りの人生、あれこれお役に立ちたいと思うけど、遊ぶのが忙しくて、ままなりませぬ。使えないぢぃじゃ。スマンね!!