おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

靖国神社のどこが問題か

2016年08月15日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

晴れの天気ですが、少しムシムシいたします。

日中の最高気温は27度の予想。

昼すぎから夕方にかけて、ところにより雨だそうな。

台風の影響で、湿った空気がご当地に入り込んでおるようです。

きのうから高校時代のお仲間4人が隣の旧友別荘に来ておる。

当時のバンド仲間で、合宿と称して2泊3日の日程で歌いまくるのだそうだ。

そんなことで昨夜はたいした賑やかで楽しい夜を過ごしたのでした。

歌は罪がなくてよろしい。

あの程度ならご近所迷惑ということもありますまい。

大きな声を出せば、喉の筋肉にもよろしいですわ。

というのも、おぢは最近、たびたび声が嗄れる。

風邪でもないから、たぶん、老化なんでしょう。

今夜もせいぜい声を出して、楽しく過ごすことにいたします。

さて、

きょうは終戦記念日でござる。

靖国神社に参拝したとかしないとか、毎年まことにメンドクサイことになっておる。

一民間の神社のことで、あちこちにハレーションを起こすのはもう止めにしていただきたいと思うおぢでござる。

そんなことで、靖国神社の問題点を列記いたします。

(1)そもそも明治の時代に戊辰戦争における官軍の死者を祀るためにできた神社だ。

(2)だから、戊辰戦争で敵になった西郷隆盛さんや、賊軍と呼ばれた会津藩の人々、白虎隊などは祀られないという特殊な神社なのだ。

(3)ついでに、といってはなんですが、八甲田山の雪中行軍で亡くなった日本陸軍の兵士199人も祀られておりません。

(4)ちなみにアメリカの国立「アーリントン墓地」には、南北戦争で亡くなった北軍と南軍の双方の兵士が祀られておる。つまりは、国に殉じて亡くなった方、すべてが祀られておる。また宗教性も排除されておる。

(5)そんなことで、アメリカの要人がニッポンを訪れた際には、千鳥ヶ淵にある「国立戦没者墓苑」に訪れる。2013年も当時のケリー国務長官とヘーゲル国防長官はここを訪れ献花しておる。宗教色がないことでも知られておるしね。

(6)1978年に靖国神社の宮司が勝手にA級戦犯を合祀して以降、昭和天皇以降の天皇はお参りしておりません。天皇は公言しておりませんが、参拝しないのはA級戦犯の合祀と関係があると推察されておる。

ことほど左様じゃ。

靖国神社をお参りするのは、人ぞれぞれお好きにしていただくのがよろしい。

おぢも一度はお参りしてみたいとは思います。

先の大戦で亡くなったニッポン兵は「靖国で会おう」といって国のために死んでいった。

だから外国にとやかく言われる筋合いはございません。

しかし、戦没者を祀るという意味で、ふさわしい施設かどうかは上記の理由で甚だ疑問なのじゃ。

中国や韓国にうだうだ言われるのも、愉快ではございませんが、戦争で亡くなったすべての人々を祀る皆さんが納得する国立施設が必要なのではないですかね。

 


もういらない「原発」、なのに次々再稼動するこの国の不思議

2016年08月14日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス15度。

晴れのお天気で、空にはすじ雲が走っております。

いましがた生ごみをゴミステーションに捨ててまいりましたが、あたりはすっかり秋の気配。

北海道では、お盆の声をきくともう秋でござる。

きょうのご当地、晴れの予報で最高気温は27度だ。

ですが、釧路など道東方面は台風の影響で、夜になってから雨になるらしい。

台風ですか…

季節は巡るのですなぁ、、、

写真は先日の小樽市の蘭島海水浴場。

本州では珍しいでしょうけど、北海道ではテントを張って海水浴を楽しむんですわ。

北海道の夏の風物詩でござる。

さて、

四国電力が再稼働させた伊方原発3号機が臨界に達したと日経新聞電子版が伝えておる。

9月上旬から営業運転を始めるそうですわ。

3.11の福島第一原発事故が発生して以降、すべて止まっておったニッポンの原発が次々再稼動じゃ。

これで3つ目です。

週刊現代合併号には「小泉純一郎大いに語る『日本人よ、目を覚ませ!』」というインタビュー記事が載っておる。

小泉さんはこう語っておる。

「日本はもう5年間、ほとんど原発に頼らずやってきた。この事実は重いですよ。『原発即時ゼロ』でも大丈夫なんだと証明されてしまっているんですから」

まことにごもっともでござる。

福島の事故直後から、原発推進派は、あれやこれやごたくを並べて、原発の必要性を説いておった。

曰く「原発が無くなればニッポン経済が立ち行かなくなる」とか「電力の安定供給」だとか申した。

この5年間、ニッポン経済は財政と金融緩和によって、最悪期は脱しておるかに見える。

ニッポン経済と原発の稼働は、ほぼ関係ないとニッポン国民こぞって知ってしまいましたわ。

原発は一部の「原発ムラ」だけが儲かる仕組みにすぎません。

ニッポン経済そのものとは全く関係ないと証明されてしまったのです。

太陽光発電など自然エネルギーもどんどん普及し、太陽光発電は倒産するほどの増加ぶりだ。

「電力不足だから、節電すべき」との声すらさっぱり聞かれない。

今年4月、ようやく電力も他の先進国並みに自由化されましたけど、競争原理が働いておるとは、まだ言えない段階じゃ。

なにせ大手電力会社から新電力への転換はまだ2%程度に過ぎないのです。

福島の事故以降、我が北海道電力は2度の値上げを行った。

このためでしょうかね、北海道は新電力への転換が東京、大阪など大都市に次いで進んでおる。

といっても2%に毛が生えた程度だ。

今後再稼動が始まれば、選択の自由を得た消費者を、原発を所有する電力会社から新電力へ導く動きも出てくるに違いない。

そう電力自由化で「不買運動」も可能なのですわ。

すっかり不要となった危険な原発を、次々廃炉するなら誰しも納得するけど、再稼動はわけがわからん。

あれこれごたくを並べても、結局誰かが儲かる仕組みなんだろう。

庶民にはまったく無関係。

薄汚い商売だなぁ、、、

しかしねぇ、北朝鮮の工作員が数人、深夜の原発敷地内に潜入して爆破、全電源を喪失させれば、原発は福島のようにあっという間にメルトダウンですわ。

テロの格好のターゲットが原発なのです。

テロリストに乗っ取られた航空機が、原発建屋に衝突して、それでも原発は安全、大丈夫といえますか?

そんな対応、ニッポンではできてませんぜ。

ヨーロッパでは、建屋を2重にするなどの防護策のある原発もあるやに聞きますが、これもコスト高でどもこもならん。

メルトダウンしないための「コアキャッチャー」もニッポンの原発にはありません。

これだって相当なコスト高につながる。

ずんずん安くなってきておる太陽光パネルを、沼や畑、高速道路沿いにバラバラ並べる方がよっぽどコストは安い。

以前紹介したように、フランスみたいに道路で発電も出来る時代でござる。

重厚長大にして危険極まりない原発、その歴史的使命はとっくに終えたと申しておきましょう。

 


陵雲中学のクラス会

2016年08月13日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス16度。

ほぼ快晴の良いお天気で、涼しい朝なのでござる。

質の良い睡眠でしたので、寝起きもたいしたよろしい。

一昨日から札幌へ行っておりました。

そんなことで当ブログ、お休みでした、スマンこってす!!

中学校のクラス会と、墓参りが目的でござる。

かつて北3条西11丁目にあった、今は無き札幌市立陵雲中学校3年7組のクラス会なのでした。

会場前には「3年5組」のクラス会と書かれておって、「そっか、7組と思っておったけど実は5組だったか…」とこの手の記憶も定かではないわけで、そんなこと書かれるとすっかり自信を無くす今日この頃ですわ。

実際には、ちゃんと7組でホッといたしました。

この手のことにはさっぱり自信がない、今日このごろのおぢでござる。

クラス会の参加者は、先生を含めてわずか10人と寂しいもので、それもよく見る顔ばかり。

担任の小林武四先生は、少し背中が曲がってますけど、ボケたりもせず、頭はかなりしっかりしたご様子でした。

なんでも今現在、囲碁8段なのだそうです。

ボケどころかたいした冴えておるらしい。

なにより気の利いた冗談をいまでも飛ばせるあたりがただもんではございません。

この先生は、先年も書きましたが、いまならとっくに懲戒解雇される破天荒教師でございました。

その昔は、おぢたちのホームルームの時間に教室を抜け出し、「愛車ジャガー」と称するバイクに乗って、パチンコ屋に行っておった。

でもって、玉が出ておるときは、時間になるとハンカチをパチンコ台に詰めて、学校に戻って授業したとか。

さらには、相撲部や柔道部の顧問をしていたので体格もよく、当時のやんちゃな中学生を、ボコボコにしておった。

昭和30年代後半の札幌中心部には、一条、幌東、陵雲、中島というワルばかりが跋扈する有名中学校があったのです。

おぢたち世代はおとなしく、なんちゅうことなかったのですが、1年、2年先輩の男子生徒はリーゼントにラッバズボン。

学ランの中はというと、腹にさらしを巻いて、そこにヤッパを忍ばせておったです。

豊平川の河川敷で中学生同士が、チェーンや刃物などで武装して対峙したと、当時の新聞の社会面トップをにぎわしておった。

以前も何回か書きましたけど、大通公園で上級生に恐喝された際には、「戦争から帰ったとーさんから、死なない刺し方聞いた。おい!! カネ出せ」と言われたことも。

こんときは「死なないように、刺すんだぁぁぁ~」と心底ビビりましたわ。

当然、ポケットの中の、なけなしの100円札をおずおず差し出した。

また美人の先輩が、新学期から見かけないと思ったら、売春で捕まって、転校したのだとか、、、

そんな話をフツーにしておった中学校でしたのよ。

だから、2階にあった3年生のトイレからはモクモクとタバコの煙がたなびき、トイレのドアはヤッパの刺し傷がごっちゃり。

職員室も2階にあって、そこに行くまでが怖くて怖くてという新1年生でしたわ。

そんな生徒たちと取っ組み合いして、生徒をボコボコにしておったのがこの小林武四先生でした。

小さくてビビリのおぢなんか、なんて頼もしい先生だ!! と心底思ってましたわ。

また、授業中におしゃべりしておる生徒に向かって、ピシッとチョークを投げつけたのも忘れません。

命中率は定かではない。

ごつい風体にも関わらず、結婚相手が美人の「準ミス・スズラン」だったのも記憶しておる。

その昔、札幌にはミススズランという美人コンテストがあったのです。

破天荒でしたけど、いまでも人気の先生なのです。

「でもしか教師」(教師にでもなるか、教師にしかなれない)と言われた時代の先生たち、実は凄みがって面白い人がごっちゃりいた。

昔話に花を咲かせながら、楽しく飲んだのですが、最後に会費を巡って一悶着。

会費はひとり5500円とクラス会の案内にあったので、幹事役のとある会社経営者がひとり一人から集めた。

ところが、会場となった旅館の女将には4500円と約束しておって、差額のひとり1000円を巡って大騒ぎに。

女将は「先生から会費はいただかないからいいか」と思っておったそうだけど、この幹事は先生からも5000円をいただいておったです。

そこで幹事はみんなから集中砲火。

「ひとり1000円をネコババ? お前は升添か?」に始まっての大ブーイング。

結局出席のみなさんに1000円づつお返しして事なきを得たのでした。

算数ができない経営者なのか?

はたまた升添並みにセコイのか?

最近は「立派な経営者」とごく一部でいわれておる某、大ヒンシュクなのでござった。

ボケも入って来たかぁ???

 


とうとうトランプ撤退か!?

2016年08月11日 | Weblog

 

午前6時の気温は、なんとプラス15度。

すっかり涼しくなった朝でござる。

このまま秋だろか???

そんなことはチッチキチーだけど、ご当地の「夏のピーク」はそろそろ終わり。

ですが西日本ではきょう、39度を超えるハンパない暑さになるそうだ。

悪いけど地獄の暑さでサウナ状態、まことにご苦労さんなことです。

そんなご当地の最高気温は27度だそうな。

本州の皆さん、スマンね!!

ところで、

リオ五輪、相変わらず日本選手団の活躍が続いております。

男子柔道90キロ級はベイカーさんが金メダルだそうな。

90キロ級など重量級は、さっぱり勝てないニッポン人でしたが、ようやく勝ち取った金メダルですわ。

しかも、母子家庭に育った子だそうで、同じ母子家庭の子だったおぢ、ひときわ嬉しい。

母親の由果さんもさぞかし嬉しいことでしょう。

苦労して育てた子どもが世界チャンピオン、苦労のかいがあったというもんですわ。

何ごともなしえぬまま、じーさんになってもうたおぢとは、まるきり違うなぁ、、、

トホホなことです。

加えて7人制ラグビーも男子は4強へ進出だそうですから、なんだか凄い。

ここまで来たら、なんとかメダルが欲しいけど、どうなんだろ???

さらには、体操の内村さんは、個人総合でも金メダルだそうな。

体操界のオールマイティー選手だ、凄い人がいたもんです。

サッカーも強豪スウェーデンに勝利しておる。

決勝トーナメントには出場できませんでしたけど、大拍手でござる。

凄いぞニッポン!!

さて、

米大統領選に出馬しておるトランプさん、舌禍で支持率急降下だそうな。

なんでも、戦死米兵の家族を侮辱する発言をし、これを境にトランプ候補の支持率は急落。

でもって共和党では、トランプ撤退も視野に「後任探し」がスタートしたという報道もあるそうな。

なかでもびっくりポンなのは、「共和党関係者に聞き取り調査を実施。運動員から戦略スタッフまで様々な肩書の共和党員に対し、『トランプ氏に大統領選挙から撤退してほしいか』と質問したところ、約7割がトランプ氏の撤退を望んでいることが判明した」というから呆れます。

スタッフにも見放されたアホバカ大統領候補だというわけだ。

冒頭の写真は、

過日放送のTV番組「所さんのニッポンの出番です」で、外国人が好きなコンビニグルメのナンバーワンの9位に入った「くりいむわらび」。

放送以来、セブンイレブンに寄った際には買ってしまう、ふあふあとろろと食感が嬉しいお勧め商品です。

100円で楽しめる、この夏の美味しい「和のスイーツ」だぞ!!


共和党元幹部が「基礎知識や自制心が欠如」とトランプ批判

2016年08月10日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス17度。

涼しい朝で気持ちがよろしい。

お天気は、晴れておってあちこちにすじ雲が見えます。

なんだか秋の気配がするような…

昨夜は少々寝苦しかったのですが、外気温は20度前後まで下がっておりました。

予報によると、きょうのご当地の最高気温は25度と涼しい一日だ。

お盆を過ぎると、スーッと涼しくなる予定の北海道ですが、さて今年はどうだろか???

そんなこんなの今日この頃、世間はリオで開催中の五輪一色でござる。

柔道、体操など、ニッポンのお家芸は健在で、メダルもジャンジャン獲得。

嬉しい限りでござる。

とはいうものの、我が家は早朝からTVを観たり、深夜まで観戦したりなどといったことは、一切してないね。

いつものように9~10時には就寝し、5~6時に起きるパターンなのじゃ。

暑くて辛い季節ゆえ、体調管理を優先し、五輪に関わらず規則正しい生活に徹しておるところなのです。

そんな薄情なおぢが言うのもなんですが、頑張れニッポン!! 

とニッポンの五輪選手団にエールを送ります。

さて、

ネット版の各紙によると、米共和党の元幹部が、トランプ批判を強めておるそうな。

しかもそれが、歴代の共和党政権で外交政策を担ってきた幹部らだというから大笑い。

なんでも、トランプさんは「史上最も無謀な大統領になる」と警告する連名の書簡を公開したというのだ。

トランプさん、身内に背中からざっくり刺された感じでしょうかね。

共和党政権を支えてきたこれら幹部ってことは、アメリカのインテリ諸氏ってことだ。

彼ら曰くトランプさんは「基礎知識や自制心が欠如している」そうで、どうやら「アホ・バカを大統領にしてどうよ!?」と危惧しておるわけ。

全くもって異例の事態ですわ。

ちょいと前、イギリス国民は「感情」に流されてEU離脱を選択、おかげで英国経済の先行きは真っ暗となりました。

大航海時代ならぬ、「大後悔時代」を迎えたのでござる。

トランプがアメリカ大統領にでもなろうもんなら、アメリカも似たりゴンベの「大後悔時代」がやって来ると、共和党のインテリ幹部が心配したとしても不思議ない。

なかでも外交については「米国の国益や複雑な外交課題、重要な同盟国、民主主義的価値観への理解に乏しい」とバッサリ。

いずれにせよ、アメリカがトランプ大統領などという愚かな選択をしないことを望むばかりですわ。

もっとも対する民主党クリントンが素晴らしいわけではなくて、「ワーストよりワーストよりちょいましの選択」ってことになる。

イギリスもそうですけど、アメリカもおかしなことになってますわ。

翻って我がニッポンも同様で、改憲勢力にちゃんと参院の3分の2を与えちゃいました。

有権者の多くは「3分の2」の意味も分かんないというからひっくり返る。

いまんとこ、ニッポンの政治はモラトリアム状態ですけど、早晩南スーダンへ派遣する自衛隊員が駆けつけ警護するようになる。

安保法のおかげさんで、自衛隊員が戦争に巻き込まれ、犠牲者が出る可能性が一気に高まる。

そんなことにでもなると、ニッポンも早晩「大後悔時代」を迎える気配濃厚と思いますけど、さてどうだろ???


「お言葉」に猛反発!? 右翼の総本山「日本会議」

2016年08月09日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス19度。

曇り空で少し風の強い朝でござる。

予報では夜から未明に雨が降ることもあるやに聞いてましたけど、さっぱり降ってません。

室温は26度もあって、窓を開け放つと涼しい風が入ってきます。

外は気持ちがよろしいけど、室内はムシムシしておる盛夏の朝なのでござる。

写真はきのうスーパーで買った地元産「レタス」の袋に入っておったカエル。

体長1センチほどの小さなカエルが、農家から、スーパーを経て、我が家で丸一昼夜を過ごしたのでした。

草むらに戻そうとしましたが、ビニール袋から飛び出して、排水溝の鉄枠に。

しばらくしたら、いなくなったので、たぶん無事草むらに戻ったのでしょう。

地元産の新鮮野菜には、副賞としてカエルもついてくるのが田舎なのです。

さて、

きのう午後、天皇が「生前退位」について、TVでご自身のお考えを表明されましたです。

天皇が国民に語りかけるのは、東日本大震災以来だそうな。

録音と録画の違いはあるけれど、昭和20年8月15日の昭和天皇による「終戦のラジオ放送」以来かと思いましたけど、違うのだそうな。

いずれにせよ、よほどのお気持ちなのだと推察されまする。

そのお気持ちはというと、80歳を過ぎ、公務がご負担となっておることから、生前に天皇の地位を皇太子に譲りたいということ。

なかでも、おぢが印象的だったのは「象徴」または「象徴天皇」というお言葉をざっと8回繰り返したこと。

さらには摂政をおくことを否定されておったことです。

TVなどのアンケートによると国民の7~8割が天皇の「お気持ち」に賛成だとしておるそうな。

そんな中、週刊文春 夏の特大号は「天皇生前退位に『日本会議』が猛反発」と伝えておる。

これによると「日本会議」とは「安倍首相に政治思想的に近く、安倍政権の有力な支持団体」だそうな。

この国会議員懇談会には「安倍首相をはじめ、麻生太郎氏、菅義偉官房長官ら多数が参加している」国内最大の保守系任意団体だという。

ニッポンの「右翼の総本山」ってことらしい。

彼らが目指すのは「新しい憲法の制定」だそうな。

過去に「新憲法の大綱」を発表しており、そこでは立憲君主制のもと、「元首」としての天皇の下に内閣総理大臣が決定権を持つ形の新憲法を目指すことが明記されておるそうだ。

ようは、「皇室を尊重する姿勢に変わりはないけれど、天皇が追及してこられた『象徴』ではなく『元首』としての存在と、根本的に天皇観が異なるのである」と文春には書かれておる。

確かに「象徴」という言葉は、今回の「お言葉」で8回も繰り返しておりまする。

天皇は自らが象徴であることを追及されてきたのだとわかります。

元首を否定しておるとも受け取れる内容です。

日本会議副議長を務める小堀敬一郎・東大名誉教授は産経新聞に「何よりも、天皇の生前御退位を可とする如き前例を今敢えて作る事は、事実上の国体の破壊に繋がるのではないかとの危惧は深刻である」と書いたそうだ。

おぢなんかにはさっぱりわかりませんけど、「天皇の生前退位は国体の破壊」なのだそうです。

いずれにせよ、天皇ご本人が生前退位を望まれ、国民の多くがそれを支持する中、日本会議に所属する安倍総理と安倍内閣は、これにどう結論を導くのかまことに興味深いことになっておるとおもうおぢなのでござる。


イカで五輪

2016年08月08日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

無風で薄曇りのお天気でござる。

日中は31度まで気温が上がる予報ですが、ところにより午後から雨だそうな。

少し涼しくなるといいのですがね。

きのうはやはり30度前後の暑い一日でした。

そんな中、午後からいつものようにジムでウオーキングに筋トレ、ストレッチをいたしましたです。

滴り落ちるほどの汗でしたが、終わったあとは温泉に浸かってスッキリいたしました。

帰宅後は、家の中で火は使いたくない暑さで、携帯ガスコンロをデッキに持ち出し、枝豆を茹で、イカリングを揚げていただきました。

ここんとこ、我が家はイカにはまっておるのです。

枝豆も毎日のように食べてますけどね。

イカ刺しはもちろんのこと、イカのしょうが焼きに、酒の肴にゴロ焼き、これは最後に隠し味でバターを入れるのが旨さの決め手じゃ。

でもって、止まらない、飽きない旨さがなんといってもイカリング。

この時季、ご飯のお供は揚げたての熱々イカリングで決まり!! と思うね。

ってことで冒頭の写真のように、少し小さいイカですが、ブラジル五輪開催中ってことで、5輪マークに並べてみましたです。

まだほかに別途たくさん揚げたわけですけど、とにもかくにも昨夜は五輪なのです。

ご飯は、ハニーさんだけ写真の15穀だか16穀米じゃ。

おぢはカレーライスの時だけ、この雑穀米にいたします。

カレールーで雑穀米を隠さないことには、食べられないのですわ。

好きです白米!!

話は戻ってイカですけど、旨い上になんといっても「タウリン」がごっちゃり。

タウリン配合といえば、あのリポビタンD。

疲労回復効果といえばタウリンなのじゃ。

イカは旨い上に疲労回復効果があるわけだ。

さらにコレステロールが高いなどと言われ、かつて敬遠する向きもあったイカですけど、いまは違います。

確かにコレステロールは高いそうだけど、それは善玉コレステロールということになって、嬉しくもなる。

高タンパクで低カロリー、加えてタウリンに善玉コレステロールなのです。

昔函館では「いが~、いが~」と毎朝売りに来たというけど、いまはどうなんだ??

毎日食べてもいいなぁ、、、

ニッポンの夏を乗り切るには、安くて旨い、タウリンたっぷりのイカは、イカがか?

…ってダジャレでスマンね!!

 


「映画“男はつらいよ”~寅さん誕生 知られざるドラマ~」再放送はBSで9日11時45分

2016年08月07日 | Weblog

 

午前8時の気温はプラス21度。

セミの鳴き声がジイジイ聞こえる快晴の朝でござる。

そんな朝というのに寝坊しております。

昨夜酒を呑んだわけでもないのに、いつもの時間の起きることができませなんだ。

疲れがたまっておるのでしょうか?

はたまた歳のせいか?

10時間も寝てましたわ。

「年寄は早起き」と言うのはウソじゃん!! と思います。

それから慌てて仕事で出かけ、昼前に戻りました。

更新が遅れてごめんなさいね。

昨夜は録画してあったBSプレミアム、アナザーストーリーズ「映画“男はつらいよ”~寅さん誕生 知られざるドラマ~」を拝見しましたです。

今年は渥美さんの没後20年だそうです。

早いものです。

「男はつらいよ」は、そもそもフジテレビで放送し、この最終回で寅さんがハブに噛まれて死んでしまいます。

それに怒った視聴者がフジテレビに抗議の電話。

フジテレビには抗議電話が鳴り続け、あまりの人気なので山田洋次さんも腰を上げ、劇場版がスタートしたのは有名な話。

ですが、改めて、当時のフジテレビ関係者のインタビューがあれこれ面白かった。

そして何より、男はつらいよの最終回1995年の「寅次郎紅の花」撮影の際に、NHKが2か月間密着した記録があったという話は知らんかった。

渥美さんは、この手の取材はそれまで一切断り続けてきたそうな。

私生活は全く謎の人物なのです。

この最終回の撮影後に、渥美さんは肝臓がんで亡くなるのですが、死後3日間はこのことが隠され、家族で葬儀を終えた後、山田洋次さんに伝えられたというから驚いた。

それも渥美さんの遺言だったそうな。

昭和40年代のフジテレビ版「男はつらいよ」から付き合いのある山田洋次監督さえも、渥美清の自宅を知らず、家族にも会ったことがなかったというのには驚いた。

渥美さん徹底して秘密主義だった。

そしてこのインタビュー中に、アメリカ映画スーパーマン話が出てくる。

渥美さんは「スーパーマンのロケ現場で子どもがスーパーマン役に『飛べ!!』っていうんだけど、飛べやしないよねぇ~ワイヤーで吊らなきゃ飛べないんだよ…」と呟く。

元気で威勢のいい映画の中の寅さんと、ガンにむしばまれた本名の田所康雄の実情を、映画スーパーマンに例えたのでした。

詳しくは9日深夜11時45分からBSで再放送されますのでご覧くださいな。

数々のエピソードに唸るドキュメンタリーでした。

 


「知らなきゃよかった雑学」とは…

2016年08月06日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス14度と涼しい朝でござる。

空模様は、スカッとほぼ快晴。

清々しい夏の朝でござる。

きのうは仕事の合間に、草刈りをいたしましたです。

日差しが隠れて、曇りのお天気となったところを見計らっての作業でした。

久々の草刈りでしたが、ずいぶんスムーズに進みました。

たぶん、湿度が高かったおかげなのでしょう、草がいつもに比べて柔らかく、たいしたはかどったのでした。

きょうも仕事の合間を縫って、日差しのない時間帯に草刈りできるとよいのですが、さてどうだろか???

ところで、

週刊ポストには「知らなきゃよかった残念な雑学」と言うのが載っておって、バカバカしくも興味深かったのでご紹介いたします。

まずは16文キックでおなじみジャイアント馬場さんの足のサイズ、実は14.7文だったそうな。

16文の由来は馬場さんがアメリカで買ったリングシューズに「16」とあったためだそうな。

へぇ、、、、

日本トイレ協会の報告によると、ウンチの雑菌はトイレットペーパーを貫通するそうだ。

ようやく大腸菌が貫通しなくなるのは36枚使用時だそうな。

ってことで、尻を拭いた後の手は相当汚い。

大でも小でも、男でも女でも、トイレ後に手を洗わないというフランス人、そうとう不潔ですわ。

また、風呂の浴槽でおならをすると、大腸菌はお湯に溶けるのだそうな。

それよりなにより、おなら1回で大腸菌は、数千から数万放出されるそうな。

屁をこいたヤツの尻の周り、大腸菌だらけってことだ。

ついでながら、スミレの香りとおならの臭いは同じ成分だとか。

スミレを嗅ぐと屁の匂いか?

ほかにはジョージ・ワシントンが子どもの頃、桜の木はアメリカになかったそうな。

正直者もウソか???

きょうは、そんなどうでもいいような話でした。

数少ない読者の皆さん、スマンこってす!!

きょうのおぢ、忙しいのよ…

 


「田中角栄はなぜ消されたのか」

2016年08月05日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス20度。

薄曇りのお天気です。

ご当地ではきのう日中も30度近くまで気温が上がり、まさに夏本番でござる。

周辺では、やたら交通量が増えて、本州ナンバーの車を数多く見かけるようにもなりました。

ご当地を観光で訪れたり、夏休みを涼しい北海道で過ごす皆さんなのでしょう。

飲食店も混雑しております。

そんなきのう、東京の旧友Tが娘を伴ってやってまいりましたです。

娘は、東京のさるお嬢様大学におられますけど、来年はいよいよ就職だそうな。

我が家でギャーギャー泣いておむつ替えておった娘が就職とはねぇ、、、

クラクラしますわ。

そんなことで、昨夜は地元中華の名店「広華」で会食をいたしましたです。

ランチタイムは混雑しては入れないことが多く、運良く入ることができても、注文したものがなかなか出てこないこともあり、最近は足が遠ざかっておりました。

そんなことで久々に訪れましたが、これがやっぱ美味なのよ!!

中でも「中華おこげ」と「あんかけチャーハン」が絶品でござった。

あんかけチャーハンは、ふあふあしたリゾットでも食べてるような食感で、初めての味覚と舌触りに驚いた。

あれは卵白かなぁ、、、

中華おこげもこれまたなんとも旨かった。

ほかにもぐつぐつ鉄なべで出てくるピリッと山椒の効いた麻婆豆腐やきょうのお勧め「野菜となんとかの炒め物」などなど、いずれも「う~ん」と唸って食べましたです。

旨いもんは人を元気にしますなぁ、、、

さて、

週刊ポスト今週号は「衝撃新証言 田中角栄はなぜ消えたのか ロッキード事件40年後の驚愕証言」の見出し。

水曜日はいつも週刊現代を買い求めるのですが、今回はこの見出しに惹かれて週刊ポストを購入いたしましたです。

事件当時、衆議院議長秘書を務めておった平野貞夫さんの証言でござる。

平野さんは「この事件は米国発だが、主要な舞台となったのは政府与党の内部。その熾烈な権力争いの結果、敗れたのが田中さんだった」としておる。

ロッキード事件とは、大型対潜哨戒機P3Cを売り込む「児玉ルート」と、大型航空機のトライスターを売り込む「丸紅ルート」の2つを巡って、政界に巨額のカネが流れ込んだ事件。

田中角栄が逮捕されたのは、ロッキード社の代理店だった丸紅から5億円のわいろを受け取った「丸紅ルート」とされる。

しかし、実は21億円ものカネが秘密コンサルタント料として児玉誉士夫に渡った「児玉ルート」が本線だったという。

この児玉ルートは当時防衛庁長官だった中曽根康弘さんにつながる。

しかしこの本線の児玉ルートは、児玉誉士夫が脳梗塞の後遺症で意識障害を起こし国会の証人喚問ができないとしてポシャッたのだそうな。

児玉さんは、事件発覚当初から病気を理由に証人喚問を拒否しておったそうな。

平野さんは「児玉氏が中曽根氏を守るために、自分の意思で証人喚問を拒否したと思っていた。しかし、その判断が間違っていたことに、後になって気がついた」そうな。

それは当時の「新潮45」に掲載された記事で、児玉氏の主治医・喜多村孝一東京女子医大教授の部下だった天野惠市さんの手記。

これによると喜多村さんは1976年2月16日、児玉宅に行って、フェバノールとセルシンといういずれも強力な催眠作用と全身麻酔作用の薬を注射する。

そんなことしたら、患者は完全に眠り込んで国会医師団が来ても診察できない。そんな犯罪的な医療行為をしたらえらいことになりますよ、と天野さんは喜多村さんに申したそうな。

しかし喜多村さんは、薬剤と注射器を往診カバンに詰めて出て行ったそうだ。

これが事実だとすると、昏睡状態だったため児玉さんの証言が得られなかったわけ。

そこで中曽根さんが絡む児玉ルートから、田中角栄が絡む丸紅ルートへ、東京地検は舵を切ったのだそうな。

平野さんは「田中さんは物的な証拠がないまま、証言だけで有罪になった。政治、捜査機関、司法当局、そしてメディアによって、〝田中有罪〟という世論の大合唱が作り上げられた」と話しておるそうだ。

田中角栄が無罪だったかどうかはともかく、それよりはるかに巨額のカネが動いた児玉ルートが事実上捜査対象から外れてしまった背景にこんなことがあったとはねぇ、、、

平野さんの著書「田中角栄を葬ったのは誰だ」読まんでどうするって話でござる!!

 

 

 


「ホーブ」高橋巌さんが「がっちりマンデー」ご出演でビックリ!!

2016年08月04日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

無風で曇り空のお天気です。

予報によると、きょうは晴れまたは曇りのお天気で、最高気温は28度だそうな。

きのうも夏らしい暑さでしたが、そこそこ過ごしやすい一日でもありました。

きょうもそんなことになりそうな気がしますが、どうなんだろ???

今朝のおぢ、寝ざめはスッキリしておる。

昨夜は恒例ズンバで、あちこち筋肉痛ですが、パチンと目が覚めたのです。

体調良好でござる!!

午前中は、懸案となっております草刈りでもしようかしらん…

ところで少々旧聞ではありますが、

先週日曜日の朝、TBSテレビの「がっちりマンデー」を観ておって、懐かしい方がご出演しておって驚いた。

おぢは30代のころ道東の北見市に転勤しておりましたです。

そんとき、高橋巌さんという方と知り合った。

網走市呼人というところに、粉わさびで知られる「金印わさび」の網走研究所があり、そこで高橋巌さんはわさびダイコンの成長点培養を研究しておったです。

何度か訪ねましたが、わさびダイコンの成長点培養に成功し、わさびが大量に採れるようになったと聞きました。

わさびダイコンの生産量、飛躍的に伸びたと記憶しております。

この高橋さん、そのうち「イチゴで起業する」のだと申しておりました。

おぢも転勤となり、その後、高橋さんは金印わさびを辞めて、旭川方面で起業したような話は聞いておりましたが、すっかり音信不通でござった。

そしたらこの日の「がっちりマンデー」、「意外と知らない…儲かる問屋ビジネス!」にご出演しておってビックリ。

旭川市に近い東神楽町で株式会社「ホーブ」を設立しておるとか。

以前「ホープ」でネット検索したことがありましたが、希望の「HOPE」では見当たらないはずでしたわ。

ホーブはどういう意味だろ???

テレビでみたところは、30年を経てもたいした太ったわけでもなく、容姿もあまり変わらず、とても元気なご様子でした。

この会社、かつて言っておったように、イチゴに関わる仕事をしており、大手洋菓子メーカーにイチゴを卸しておるそうな。

たぶん、成長点培養でつくったイチゴの苗を生産者に売って、育ったものを購入し、菓子メーカーなどに売るんだろ。

そんなビジネスモデルかな?

さらに驚いたことに、この会社は東証ジャスダックにも上場しており、年間売り上げ50億円の大会社になっておったから仰天じゃ。

その昔、冗談で「上場する前に未公開株よろしくね!!」とかおぢは申しておったけど、ホントにそうしておればねぇ、、、

いまはこの会社の筆頭株主で、株式の40%を保有しておる会長さんが高橋巌さん。

旭川方面に出かける機会があったら、訪ねてみようかなぁ、、、

「シティーボーイの〇〇です」と言って、覚えているだろか?

ときはバブル真っ盛りでござった。

かつての知人が立派に成功しておって、なんとも嬉しくなった日曜の朝なのでした。

さて、

第3次安倍再改造内閣がきのう発足いたしましたです。

安倍総理は、経済最優先とか申しておりますが、それがこのお方の本音だと持っておるノー天気な方はそうはいまい。

防衛大臣には同じ極右政治家で、ニッポンを核武装したいという威勢のいい稲田朋美さんを据えた。

加えて、低所得者には1万5000円をばらまくわけだ。

経済効果など、あるはずもない愚策でござる。

国民のご機嫌取りをして、その本心はというと、あくまで「憲法改正」ってことだろう。

まことに気持ちの悪いやり口です。

ニッポン国とこの国の政治が、いい方向に向かっているとはとても思えない、きょうこの頃でござる。


「暮らしの手帳」編集長の花森安治とは…

2016年08月03日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス21度。

今日も暑くなりそうな1日でござる。

この夏初めて、寝苦しい夜となりましたです。

日中の気温も30度近くになり、じりじり日差しが照りつけて、肌は痛いほど。

蒸し暑くて、なにをする気にもなれませんでしたが、午前中の涼しいうちに薪小屋の柱などの塗装をしております。

木部が腐って小屋が壊れては困るので、雨や風の当たるところだけは、しっかり防腐・防虫効果のある塗料を塗ったのでした。

この小屋は2010年にニセコ町のストーブ屋さんに建てていただいたもの。

もう6年も経ったゆえ、屋根の雪が落ちないことになっちゃった。

なので夏のうちに薪小屋の屋根も塗装することに。

そんなこんなの過日、ホームセンターで発見したのがラク雪塗料」という優れもの

なんでも超親水性で雪が滑りやすくなるというから助かります。

毎年、薪小屋だけで3回は屋根雪を下ろしますから、これが勝手に落ちてくれるなら、楽チンなのでござる。

広告の通りなら、この先物置小屋も我が家もこの塗料にしようかと思っておるところ。

マンション住まいの皆さまには全く関係のない話ではありますけどね…

さて、

NHK朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」、我が家では毎朝楽しみに拝見しておりまする。

とと姉ちゃんのモデルは、ご承知のように雑誌「暮らしの手帳」の創刊者である大橋鎭子さん。

俳優の唐沢寿明さん演じる編集長、花山伊佐治のモデルが「花森安治さん」なのです。

上記写真の雑誌は、「暮らしの手帳 別冊」。

花森さんがどんな想いでこの雑誌を編集していたかがよくわかる本なのです。

「戦後の日本 暮らしを変えた」とされる花森さんはこう申しておったそうな。

「もう二度と戦争を起こさないために、『暮らし』を大切にする世の中にしたい」。

そこで言論の自由を守るため「広告を一切載せない」という唯一無二の雑誌が誕生します。

戦後間もなくですから、なんでもかんでも粗悪品が横行しておる時代でもありました。

有名な商品テストでは燃焼中の灯油ストーブを倒して火事が起きるかどうかを検証しておる。

そして「結論 残念ながら、これならとおすすめできるものは、この国産6種の中にはありませんでした」と書いた。

灯油ストーブのメーカーや家電メーカーはたいしたビビったに違いない。

実際の検証を元に記事を書いておるのだから、文句のつけようもない。

まして、広告が載らない雑誌だから、だれにおもねることもない。

一時は100万部を超える読者がいたというから、その信頼性はただものではなかったようじゃ。

ほかにも35人の男に2足の靴を1日おきに1年間はきつづけてもらい、性能を検証したり。

過日も書いたように4万3000枚のパンを焼いてトースターを検証したりもしたのです。

そして1968年の96号では「戦争中の暮らしの記録」を一般庶民から募集。

戦争中、庶民が何を食べ、なにに苦しみ、なにを着て、どんな暮らしをしていたか、どんなふうに死んでいったか、ほとんど残されていないことに着目したという。

139編の手記が掲載されたこの号、「暮らしの手帳はどうしたのか」と批判の声もあったそうだ。

結果、80万部が売り切れて10万部増刷した。

単行本として、今も読み継がれるロングセラーなのだそうな。

広告を一切載せず、徹底的に庶民サイドに立ち、戦争に反対して庶民の生活を守る雑誌。

これが花森安治が追い求めた「暮らしの手帳」でした。

世の中が「右へ右へと急旋回」する中、テレビや新聞など広告に支えられ、政権のベンチャラしておるメディアは、花森精神をも少し学んではいかがか、と思うおぢでした。


じーさんだって、好きですステーキ!!

2016年08月02日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

今朝も霧が立ち込めており、明るい日差しはまだありません。

部屋の湿度計は70%超えで、家の中もじめじめしておる。

これからズンズン晴れてきて、気温も上がるようなのです。

夏ですなぁ、、、

きのうは日中の気温が30度近くにまで上がり、湿度も80%を超える一日でござった。

草刈りもしないといけませんけど、暑くてさっぱりそんな気にはなれず、ハニーさんと買い物に。

スーパーで肉や野菜を買って、TSUTAYAで本をうだうだ眺め、ホーマックでニャンコのトイレシートを購入したりいたしました。

よくみると、どこも月曜の昼間というのにけっこうな人出なのじゃ。

クソ暑い家にいるより「エアコンの効いたお店でうだうだ過ごした方が快適じゃん!」と考える、おぢみたいな皆さんがたくさん居るってことらしい。

コープさっぽろでは、厚切りの国産牛ステーキが半額セールでソッコー購入いたしました。

賞味期限が迫っておったためでしょう。

何度も書いてますけど、我が家ではこういう機会にしか、ステーキはいただかないことになっておる。

加えて賞味期限が迫っておるってことは、いまどきは「熟成牛」に近いってことじゃん!!

…などと勝手な解釈をして、半額ステーキをおいしくいただいたのでした。

ステーキをいただく場合、我が家では過日購入したスキレットが大活躍いたします。

なんといっても鉄製ですから、熱が冷めにくく、肉を最後まで熱々でいただけるのがよろしい。

食後の食器洗いはもちろん、ステーキを焼くのもおぢの仕事じゃ。

ってことで我が家の調理法は次の通り。

まずはていねいに包丁で筋切りをいたします。

ホントは簡単便利なスジ切りが欲しいのですが、いつも買い忘れてしまうわけ。

着実にボケは進行中だ。

次にニンニクを二片ほどを薄切りにし、スキレットで油と共に焦げないように炒めます。

使う油はもちろんコメ油。

サラダ油とかキャノーラ油とかマーガリンなど、トランス脂肪酸を含む油は使いません。

トランス脂肪酸を使った油はアメリカでは「安全でない」として、3年後には全廃です。

お役人さまは「ニッポン人は使用する量が少ないから『安全』だ」というけど、遺伝子組み換えしちゃうアメリカが全廃というのに、使ってていいのかと、しつこいけど思うおぢですわ。

少なくとも子どもにトランス脂肪酸はダメじゃんって思いますけど、小さい赤ちゃんを抱えた若い奥さんがサラダ油を買って行くのよねぇ、、、

ニッポンの子ども、大丈夫か?

でもって、塩コショウした肉を焼くわけですが、ブラックペッパーはS&Bのミル付がおぢの最近のお気に入り。

挽きたてのコショーは、香りがまったく違うのだと最近知りましたわ。

でもって、さっと表と裏を焼いて、バター1片乗せて、これまたサッと昆布しょうゆをかけてあっという間の出来上がり!!

半額の時しか食べませんけど、牛肉はおいしいなあ~

ジンギスカンは北海道民のソウルフードというけれど、そりゃ、そもそも貧乏だったから。

子どものころ、牛肉なんぞ一度も食べたことのないのがおぢ世代。

以前も書きましたけど、高校同期のお仲間が大学時代に、「ステーキ食べたら半生だった」と申しておって呆れたものです。

公務員の息子でしたけど、牛のステーキは食べたことなかったのでした。

おぢも大学時代も食べてませんでしたけど、どうやらレアという焼き方があるというのだけ知ってましたわ。

関西人のように、「肉といえば牛肉のこと」なんて、知る由もありませんでした。

そんな時代よりも、ニッポンは豊かになったようですが、その一方、中流が無くなりつつあって、金持ちと貧乏人の2極化が進行中だ。

1億総中流って、ホントはいい時代ではなかったか?

さらに、国民こぞって世間は「右向け右」状態、何とも気持ちの悪い時代じゃ。

もうまもなく、海外で自衛隊員がどこぞの国の兵士と戦闘状態になり、犠牲者が出るのだろう。

「専守防衛」に徹するニッポンの自衛隊、どこが悪い、と思いますけどねぇ、、、


「温泉県」に「うどん県」、PR不足の北海道、このままでいいのか?

2016年08月01日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス20度。

あたりは朝霧に覆われておる。

どうやらきょうはようやく晴れのお天気となるような。

札幌管区気象台の予報では、曇りのお天気で、ところにより夜の初めに雷を伴い激しく雨が降るとか。

「ところにより」はどこのことだ???

そんなこんな、スカッとしない陽気ですが、きょうからいよいよ8月でござる。

2016年も「夏真っ盛り」ってことですわ。

ジリジリ暑い夏ではありませんけど、そこそこには暑い。

写真はきのう夕方、ホテル甘露の森で開かれた「甘露の森の夏まつり」。

ジムで汗を流したあと、ちょっとだけ立ち寄ってみたのです。

時間が早かったせいか、人出も少なかったのですが、それでも屋台があって、ステージではあれこれ演奏やらパフォーマンスがあったり。

夏らしい光景が3日間繰り広げられておったそうです。

天候には恵まれませんでしたけどね。

さて、

東京都知事選は小池百合子さんの圧勝で終わりましたわ。

石原元知事の「厚化粧」発言で、怒った東京の女性がこぞって小池さんに雪崩を打ったか?

「先出しじゃんけん」と揶揄されながらも、「男前」な度胸と発信力も評価されたのでしょう。

与党統一候補で、東京電力の社外取締役まで務めておる方が、知事にならんかったのが幸いだったと申しておきましょう。

そんなニュースをヤフーで見たわけですが、そこでこんなCMを発見してひっくり返りました。

露天風呂で人々がくつろぐ中、水着姿の女性が次々現れて、湯船でシンクロを披露するからびっくり。

大分県が、元・日本代表選手が率いるシンクロチームとコラボした「おんせん県」PR動画だそうです。

そういえば、以前、地元出身の俳優さんを使った香川県の「うどん県」のCMってのもありました

ニッポンの各県では、それぞれ工夫して観光客の誘致に必死でござる。

翻って、我が北海道はどうだ?

かつて北海道旅行といえば、若者「定番の旅」でござった。

大きなリュックを背負って、駅の改札口を横になって出入りすることから「カニ族」と呼ばれた皆さんが、10日とか1週間、場合によってはそれ以上、道内旅行を楽しんでおりました。

ところが昨今は、そんな姿はさっぱりだ。

今は台湾なんかが人気ですわ。

それでも本道を訪れる観光客の総数が減っていないのは、いわゆるインバウンド(海外から日本に来る観光客を意味するそうな)のおかげ。

本道観光を支える観光客の実態は、これに頼り切り。冬のご当地はそのサンプリみたいなもんですわ。

数多くの外国人客に加えて、そこに国内のニッポン人旅行客が乗っかって増えれば、北海道経済にもいい影響があろうというもんだ。

道庁など行政が、そのための努力をちゃんとしておるかとうか、というそこが大問題ですわ。

大分県や香川県が上記コマーシャルなんかで奮闘しておるというのに、我が北海道は何してんだ!?

って話なのだ。

インバウンドだって、中国経済が不安定ゆえ、いつポシャるかもしれません。

ご当地の地価高騰だって、雪が降らなきゃアジャパーだ。

とにもかくにも、国内の旅行客を北海道に引っ張ってくる努力をしないとヤバいんでないの。

北海道経済を元気にするには、外国人に加え、国内客の誘致が必須だと思うけど、どうよそのあたり???