現在ですから、完全な木橋というものはほとんどないのでしょうが、基礎部分以外の多くが木製の橋はときどき見かけます。歩いても眺めても、なかなかいいものです。そうしたもののいくつかをご紹介します。
見川城跡下にある二重の橋(36°22'01.9"N 140°26'41.0"Eあたり)
城跡の高台から流れ下り、桜川に合流する小川にかかる2つの橋です。林の中で、崖下からの湧水が流れ込む様子が見られたりして、散歩が楽しめます。
偕楽園公園の渡月橋(36°22'12.6"N 140°26'59.2"Eあたり)
月池の西側にかかる渡月橋という木橋です。池の名前から付けた名前なのでしょう。だいぶ老朽化しているように見えますが、公園の雰囲気づくりには一役かっているようです。
新川にかかる木橋(36°21'43.7"N 140°30'02.8"Eあたり)
かつてあった水浜線という鉄道の名残の橋だそうです。もちろん当時のものではないでしょうが、新川は小さな川なので、こんな雰囲気の橋だったのでしょうか。
大塚池の呼鳥橋(大塚町 36°23'11.1"N 140°24'14.6"Eあたり)
大塚池はツバメが南を向いて飛んでいるような、複雑な形をしているようですが、その尾のあたりにかかる橋で、呼鳥橋というそうです。白鳥が100羽以上は飛来するそうですから、その何倍かのカモなども来ているのでしょう。呼鳥橋はそれによく見合った名前のようです。
桜川にかかる若林橋(36°22'07.1"N 140°25'27.1"Eあたり)
桜川に関わる伝説が残る、膳棚の少し下流にある若林橋です。ここは、いかにも林の中にある木橋を歩いたという実感を楽しめる場所です。散策路の整備はされていませんが、八幡橋-膳棚-若林橋-桜川団地橋児童公園と歩くとよいでしょう。
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