ベーハ小屋(タバコ葉の乾燥蔵)は、作業場といった感じでつくられた建物でしょうから、もともと本来の蔵のような、しっかりしたつくり方がされていないでしょうし、たぶん吹抜けのため2階には床がほとんどなく、他の用途には使いにくいということもあるのでしょう、その多くが放置されているようで、どこも劣化はそうとうなようです。水府煙草の産業遺跡として、茨城県内の状態の良い蔵を一つくらい、たてもの園のようなところで保存できないものでしょうか。
飯島町
なかなかいい形をしているようですが、一階の土壁はすでにはげてしまっているようです。もしかすると、形から見て、もともとあった蔵を改造したのかもしれません。
五平町
地震の被害があったのでしょうか、ブルーシートが屋根の一部にかけられています。
五平町
ここは、道路側の壁が崩れたようで、トタンが貼られています。
酒門町
ここは、ほとんど全面にトタンを貼っているので、倉庫ぐらいには使われているのかもしれません。
杉崎町
隣奥にある下半分が石組みの蔵と比べて、ベーハ小屋がかんたんにつくられていることがわかります。
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