拙ブログ:“模写:ルノワール作「ピアノに寄る少女たち」”(2011.6.2)を修正しての再掲載です。
どこをどう修正したか。
前のブログでは、バックのカーテンの筋は縦筋のみをシャーシャーと描いていました。
これは、模写するにあたり、少女たちやピアノに神経を使い果たし、
バックのカーテンまで行き届かず、よく見ることすらしていなかったからです。
描き終わり安焼酎をちびりちびりとやりながら原画をみて、
そのカーテン筋は少女たちの向こう側で束ねられているのに気付きました。
画家の気持ちは、熱心にピアノに集中する少女たちを、ここに皺を寄せることによって、
全体としての構図上、より集中させてやりたかったのではないかと。
また、タイトルにある“寄る”の意味も、より体現しているのかなと。
修正は、前拙作の少女たちは殆どいじらず、カーテンを束ねたほか右上の花瓶を描き加えたものです。
“たかがバックのカーテンの筋ぐらいで!”とお笑いあれ。
でも、バックを含めた総合的な構成力の重要さを、強烈に再認識させられた一枚でした。
どこをどう修正したか。
前のブログでは、バックのカーテンの筋は縦筋のみをシャーシャーと描いていました。
これは、模写するにあたり、少女たちやピアノに神経を使い果たし、
バックのカーテンまで行き届かず、よく見ることすらしていなかったからです。
描き終わり安焼酎をちびりちびりとやりながら原画をみて、
そのカーテン筋は少女たちの向こう側で束ねられているのに気付きました。
画家の気持ちは、熱心にピアノに集中する少女たちを、ここに皺を寄せることによって、
全体としての構図上、より集中させてやりたかったのではないかと。
また、タイトルにある“寄る”の意味も、より体現しているのかなと。
修正は、前拙作の少女たちは殆どいじらず、カーテンを束ねたほか右上の花瓶を描き加えたものです。
“たかがバックのカーテンの筋ぐらいで!”とお笑いあれ。
でも、バックを含めた総合的な構成力の重要さを、強烈に再認識させられた一枚でした。
名画と呼ばれる背景は素晴らしもの多いですね、モナ・リザなどすごいです。
「ピアノに寄る少女たち」、カーテンの筋を描きこんで引き締まりました。