人間誰しも、他人様には理解しがたいかもしれませんが
その人なりに“こだわり”というものがあって、
私の場合もいくつかあるようです。
そのうちの一つが深紅色をした薔薇で、今回もこの色に再チャレンジしてみました。
拙ブログ「恥ずかしながらやっと出ました深紅(らしき)色」(2016.10.3付)で
この色について触れていました。
当時手持ちの絵具だけでこの色を出そうと、数年間もトライしましたが、
なかなか出せずにいました。
そこで、ふと、新たな絵具があるのでは、
と気づき(この気付く遅さが恥ずかしい限りですが)、
とにもかくにもこれを入手、
やっとのことで“深紅らしき色”が出たことを書きました。
ただその時は、その絵具を使って偶然に出たところが大きく、
もう一度その色を出してみろ、と言われても、簡単には出来ない状態でした。
今回水彩紙を変えたのを機に、この色に再チャレンジしてみたくなりました。
新たに別の絵具も入手しました。
偶然出来た前回とは違い、今回は、どういう絵具を、どの程度で混ぜ合わせれば
深紅らしい色がでるか、
少なくとも以前よりは、コントロールできるようになったように思われます。
因みに、グーグル・画像で
“深紅色した薔薇”と入力すると、それはたくさんの写真がでてきます。
“水彩画 深紅色した薔薇”と入力すると、作品としては意外と少ないものしか表示されません。
“油絵 深紅色した薔薇”と入れても、作品としては少ないようです。
(前述の拙ブログ(・・・深紅(らしき)色)は、上の二つに出てきます。)
なぜ少ないか、その理由はわかりませんが、多くの方にとって、深紅色の薔薇は、
絵として描く、その中心対象ではないのかなと思ったり、
そんなことはないだろう、とも思ったりしています。
思えば30数年前、岩手県の花巻市の花屋さんで、
深紅色のバラを入手した時からの
憧れの色ともいうべきものでした。
やっとこの色を自分の絵の中で・・・
独り自己満足している次第であります。
どうぞ、お笑いあれ。
新しい水彩紙、発色もぼかしもよさそうです。
「こだわり」の素晴らしい面を認識した次第です。