2016/ 8/11(木)
水木しげる通りには153体の妖怪ブロンズ像が立ち並びます。
9体の鬼太郎、等身大のねずみ男、民話に出てくる妖怪など・・・
全153体コンプリートしました!
なんと、暇な~おっさん。
1,2,3,4. 水木しげる先生執筆中 ◆水木しげる氏の漫画執筆中を興味深く見ている鬼太郎たち。
水木しげる氏
鬼太郎
目玉おやじ
ねずみ男
5. 八岐大蛇(やまたのおろち) ◆「古事記」に登場する頭と尾が八つある大蛇。
6・7・8. 河童の三平、タヌキ、カッパ ◆舟で昼寝をしていたらカッパの世界へ。
9・10. 鬼太郎ポスト
11. 死神 ◆「河童の三平」に登場。地獄界で最も業績の悪い死神。好物はスイカ。
12・13. 麒麟獅子と猩猩(しょうじょう) ◆頭は麒麟、胴体は獅子、酒の大好きな想像上の霊獣。
14. 雷獣(らいじゅう) ◆雷雨になると現れ、雷と一緒に天から駆け下りてくる。
15・16. 水木しげる夫妻 ◆「ゲゲゲの女房」のNHK連続テレビ放送を祝して建立された。
17. ぬらりひょん ◆妖怪の総大将。忙しい夕方時、勝手に座敷に上がりこみお茶を飲んだりする。
18. たにぐく ◆「古事記」に登場するヒキガエルの神様。
19. ガラッパ ◆南の島々に棲むカッパの一種。体が細く手足が長い。
20. あかなめ ◆風呂桶をきれいにしておかないと現れ、風呂場の垢をなめる。
21. 田の神 ◆稲作を守り、豊作をもたらす神。日本全国、田畑がある所にどこでもいる。
22. 口裂け女 ◆マスクをした女が「ねえ私きれい?」マスクを外すと耳まで裂けた大きな口が。
23. 青女房 ◆荒れ果てた御所に女官の姿で棲む。鬼のような形相で鋭い牙を持つ。
24. ばけぞうり ◆履物を粗末にする家に現れる。
25. 豆腐小僧 ◆豆腐を乗せたお盆を持つ妖怪。この豆腐を食べると身体中にカビが生えるという。
26. 大かむろ ◆戸を開けると頭だけのお化け。人を驚かせるのが好きなタヌキが化けた妖怪。
27. 山操(やまわろ) ◆深山に棲みエビやカニを食べる。この妖怪を傷つけたりすると病気になる。
28. すねこすり ◆雨の降る夜など狭い道をあわてて走っていると、まとわりついてくる。
29. つるべおとし ◆大木から落ちてきてゲラゲラと笑い通行人を驚かせたり食べたりする。
30. 鍛冶ばばあ ◆刀鍛冶の妻が狼に殺され、妻の霊が狼に憑き旅人を食い殺すようになった。
31. 輸入道(わにゅうどう) ◆日暮れになると山へ恐ろしい勢いで駆け上がる。
32. 井戸の神 ◆怒らせると水を濁らせたり、病気をまき散らしたりする。
33. 姑獲鳥(うぶめ) ◆中国に伝わる妖怪。人間の女子を養子にする人さらい。
34. 水木しげる氏顕彰像 ◆米寿の年(2009年)に設置。名言が刻印。
35. 河童 ◆水の妖怪。相撲好きで胡瓜などの夏野菜や人間の肝、尻子玉が好物。
36. 袖引小僧 ◆夕暮れ時、道を歩いていると着物の袖を引きちょっかいを出して喜ぶ。
37. ねこ娘 ◆普段はおとなしくネズミや魚を見ると目が吊り上がり牙を出して化け猫に変身する。
38. ぬりかべ ◆歩いていると突然現れ、急に行く先が壁になり前にも後にも進めなくなる。
39. 家鳴り ◆突然、家がピシピシと鳴りきしむ。実はこの妖怪が駆けまわって遊んでいる音。
40. 朱の盆 ◆顔一面が朱を塗ったように赤く目の色は血のようで額に一本の角がある。
41. 海女房 ◆誰もいない家に子供連れでやってきて桶の中の塩魚を食べる。
42・43. 鬼太郎と目玉おやじ
44. 夜行(やぎょう)さん ◆徳島県で節分の夜に現れる髭の生えた一つ目の鬼。
45. 川猿 ◆子供の姿となり人を化かすことがある。体中に魚の臭気があり臆病な性質。
46. やまびこ ◆山々や谷にこだましながら飛び歩く一本足のいたずら妖怪。
47. 白うねり ◆台所に古い雑巾などをほったらかしにしておくと妖怪になる。
48. 倉ぼっこ ◆古い蔵に棲む妖怪。いなくなるととたんに家運が傾く。防火の神でもある。
49. 足長手長 ◆足長国の足長人は常に手長国の手長人を背負い海で魚をとる。
50. 川うその化け物 ◆夜になると人間に化けて魚を買いに行く。酔っぱらいををたぶらかし殺す。
51. 毛羽毛現 ◆日当たりの悪い中庭に現れ棲みつくと家族の元気がなくなったり病人がでる。
52. 海坊主 ◆海上に出現する黒くて巨大な妖怪で機嫌を損ねると船をひっくりかえしてしまう。
53. のっぺらぼう ◆人魂の天婦羅を食べさせ食べた者は人魂を吐き人魂に顔を持っていかれる。
54. 木の葉天狗 ◆鼻高の大天狗の家来である子天狗(烏天狗)の仲間で下っ端に位置する。
55. 雨ふり小僧 ◆雨師という雨を降らせる神様につかえている子供の妖怪。
56. 鬼太郎 ◆千人の髭で作られた学生服、幽霊族の霊毛で作られたチャンチャンコなど着用。
57. 鬼太郎のゲタ ◆何でも吸いつく力を持っていて壁はもちろん天井を逆さに歩くこともができる。
58. 目玉おやじ ◆死の病にとりつかれた父親の屍から目玉だけが流れでたのが目玉おやじ。
59. すっぽんの幽霊 ◆すっぽんを食べ過ぎるとすっぽんが幽霊になってでてくる。
60. 小豆洗い ◆川や谷などで歌いながら小豆を研ぐような音をさせる。近づいても姿は見えない。
61. お歯黒べったり ◆目鼻のない顔に唯一ある口からお歯黒を見せニタニタと笑う。
62. かみきり ◆人が獣や幽霊と結婚しようとするとどこからともなく現れ人の髪を切るという妖怪。
63. 一反木綿 ◆夜中に飛来し人の首に巻きついたり顔面を覆って息の根を止めたりする。
64. 石見の牛鬼 ◆頭が牛で体は土蜘蛛の形をしている海の妖怪。美しい女に化ける。
65. ねずみ男 ◆自称怪奇大学不潔学科卒のインテリ。ねこ娘が苦手。
66. うわん ◆夜、さびれた廃屋からいきなり「うわん」と叫び脅かす。
67. 油すまし ◆熊本県天草の草積越えという山道で棲んでいたといわれる。
68. カシャボ ◆カッパが冬になって山奥に入るとカシャボになる。
69. 豆狸 ◆小雨の降る夜は睾丸をかつぎ外套の代わりにして酒を買い酒のさかなを探すという。
70. シーサー ◆古代オリエントで創られたライオンの石像が中国を経て沖縄に伝わったとされる。
71. 天井なめ ◆人のいないときに天井をなめて汚いしみをつけてしまう妖怪。
72. 家獣(かじゅう) ◆十二使徒の一人。足がついているので悪魔くんの移動手段に使われる。
73・74. 魔方陣の悪魔くんとメフィスト ◆メフィスト:十二使徒の一人。悪魔大学出身のインテリ。
75. 針女 ◆ざんばら髪の先が鉤針(かぎばり)になっておりこれで男をひっかけて連れて行く。
76. 土ころび ◆峠をひとり歩いていると追いかけ転がり待っている。道を避けて通ると迷ってしまう。
77. 座敷童子 ◆家の中にいる子供の妖怪。いる家は繁栄し、いなくなると途端に没落するという。
78. 丸毛 ◆口は頭の上で貯金箱のふりをして、お金を入れる時はおとなしく貯まれば消えていく。
79. だるま ◆豊作・大漁・商売繁盛の縁起物として七転八起の福を呼ぶ。鬼太郎では悪役。
80. 金霊(かなだま) ◆金霊が出て行った家は滅び、入った家は栄えるという。
81. 大元神(おおもとがみ) ◆村の守護神で、もともとは開拓祖神。
82・83. のんのんばあとオレ ◆自伝漫画のしげる少年と妖怪の世界に目覚めさせたおばあさん。
84・85・86. 鬼太郎の家 ◆木の上に作られた家の中で「妖怪テレビ」を見てリラックスしている。
鬼太郎、目玉おやじ
ねずみ男
87・88. 山高帽の水木先生 ◆紫綬褒章を受章した時の水木しげる氏の山高帽とモーニング姿。
目玉おやじ
89・90. 鬼太郎(赤ん坊)とお父さん ◆母の屍から生まれ墓場から這い上がってきた鬼太郎。
目玉おやじ
91. 雪女 ◆雪の降る夜に出現し吹雪の晩にすれ違うとき言葉を交わすと食い殺されると伝わる。
92. サラリーマン山田 ◆夢は持つが意気地のなさ思い切りの悪さでチャンスを逃す名脇役。
93. ひょうとく ◆爺さんが山へ柴刈りに行き穴に柴を押し込んだお礼にと子供のへそからお金が。
94. コロポックル ◆アイヌ語で蕗の葉の下に棲む人。神様的は存在で幸運を呼ぶシンボル。
95. 蟹坊主 ◆夜にお坊さんの姿で現れ寺に来て寝ているお坊さんを池に誘い込んで食べる。
96. 魔女の花子 ◆「河童の三平」に登場する家出中の魔女。死神から三平を助け頼りにされる。
97. たんころりん ◆柿の実を取らずにそのままにしておくと、たんころりんになる。
98. 一つ目小僧 ◆後ろ姿は10歳位の子供でいたずら好き。たしなめると一つ目の顔で驚かす。
99. 岩魚坊主(いわなぼうず) ◆川で毒流し漁をしていると殺生をやめろと現れる。
100. 算盤小僧 ◆さびしい道端の大木の陰で人の気配もないのにパチパチと音をさせ驚かす。
101. 閻魔大王 ◆人間の生前の善悪を審判・懲罰する地獄の主神。うそをついた者の舌を抜く。
102. 龍 ◆中国から伝わった海や水の神様。雲を呼び大雨や洪水をおこす。龍神として信仰。
103. べとべとさん ◆暗い夜道に出る妖怪。一人で暗い夜道を歩いていると後ろからついてくる。
104. 寒戸の婆 ◆遠野寒戸で娘が突然姿を消し30年以上経った強風の日に老いて帰ってきた。
105. 枕返し ◆夜寝ていると枕を運んだりひっくり返す妖怪。
106. いそがし ◆とり憑かれるとあくせくとし、じっとしていると悪いことをしている気分になる。
107. 異獣 ◆昔、山の中で男が不思議な動物に会った。にぎり飯をやると荷物を担いでくれた。
108. ねずみ男 ◆好奇心旺盛、悪知恵働き話術巧、怠け者なので鬼太郎から離れられない。
109. こなき爺 ◆姿が爺だが赤ん坊の泣き声を出す。抱き上げると重くなり離れず殺してしまう。
110. 泥田坊 ◆田が人手に渡ってしまった農民が妖怪となり夜な夜な現れ「田を返せ」と叫ぶ。
111. 鉄鼠(てっそ) ◆皇子誕生を祈祷し実現したが他寺の妨害で褒美貰えず悶死の僧侶が変化。
112. ろくろくび ◆昼間は普通の女と変わりなく、夜は寝静まってから首を長くし獲物を求める。
113. 小豆はかり ◆ザルの中に沢山の小豆を持っており天井にばらまいて人間を驚かす。
114. 百目 ◆体に目が百個。昼間は眩しいので夜歩く。人に会うと目玉が飛び出しついてくる。
115. 砂かけ婆 ◆爪の内側に砂をまく管があり砂をかけて相手の目をつぶす。
116. 件(くだん) ◆牛の腹から生まれると何か予言し、そのとおりになるが間もなく死んでしまう。
117. 隠神刑部狸(いぬがみぎょうぶだぬき) ◆伊予の八百八狸の代表で狸の大親分。
118. 竹切狸 ◆夜中、竹薮で竹の小枝をはらう音がするが翌朝行くと切ったあともなく何事もない。
119. 猫又 ◆尾が二股になるまで齢を経た大きな化け猫。火を操ったり怪事を起こしたりする。
120. 手の目 ◆盗賊に切り殺された盲目の男の復讐したいの執念が両手の平に目を出現させた。
121. さがり ◆道中で病気になって死んだ馬の霊が木に宿ったものだといわれている。
122. 方相氏(ほうそうし) ◆目が4つ頭に角が生えている鬼神。目に見えない悪鬼を退散させる。
河童の泉 ◆平成20年3月に出現した泉。9体の妖怪たちが思い思いにくつろいでいる。
123. 鬼太郎 ◆小便小僧になった幼少期の鬼太郎。
124・125. カッパとタヌキ ◆カッパ:人間界に留学し三平と入れ替わりながら学校へ通う。
126. 河童の三平 ◆昼寝中、カッパに似ているため本物のカッパにカッパの国へ連れて行かれる。
127. 悪魔くん ◆人類のユートピア(理想郷)を実現するため天才的知能と魔力を尽くして戦う。
128. 小豆洗い ◆谷川のほとりによく現れる。おもしろがって近づくと水に落ちると言われる。
129. さざえ鬼 ◆30年以上も生きのびたサザエが妖怪になったもの。月夜にうかれて踊る。
130. 岸涯小僧(がんぎこぞう) ◆いつも岸辺にいてギザギザの歯で捕った魚を凄い音で食べる。
131. ねずみ男 ◆泉で横泳ぎをするねずみ男。
132・133・134. 隠岐へ向かう鬼太郎親子と水木しげる先生 ◆隠岐にある10体の妖怪を案内。
135. 見上入道(みあげにゅうどう) ◆夜中に小坊主のような姿で立ちはだかりどんどん高くなる。
136. 提灯小僧 ◆ホオズキのような顔で、人が意味もなく殺された場所に小雨の降る夜現れる。
137. 川赤子 ◆沼や池で「オギャーオギャー」と赤ん坊のように泣く。その姿を見た者はいない。
138. 浪小僧 ◆かつて人間に助けられた恩義から日照りのとき雨を降らせたり天気を知らせる。
139・140. ゲゲゲの鬼太郎の塔 ◆塔の台座は水溜りになっていて野鳥が水遊びできる。
目玉おやじ
141. 網切り ◆蚊帳や干した網が切られていることがある。これは網切りの仕業とされた。
142. 山童(やまわろ) ◆全身赤毛、五本指一本爪、マムシのような歯。河童が山に入るとなる。
143. キジムナー ◆陽気でイタズラ好きな沖縄の妖怪。ガジュマルという木の精霊。
144. 濡れ女 ◆水辺に棲む女の妖怪。尻尾が300m先まで届き見つかれば最後、巻き戻される。
145. 貧乏神 ◆家に棲みつくとその家は悪いほうに傾き、みるみる貧乏になっていくいわれる。
146. ばく ◆中国渡来の幻獣。人が寝ているときに現れ見ている夢を食べてしまう。
147. 畳叩き ◆別名「ばたばた」とも呼ばれ、畳をたたくような音をたてる。
148. 高女(たかおんな) ◆遊女屋など二階を覗き歩く女の妖怪。嫉妬深い醜女がこれに化ける。
149. がしゃどくろ ◆のたれ死にした人々の恨みが集まった妖怪。人を見つけると襲いかかる。
150. ぬっぺっぽう ◆体全体が顔で肉の塊の妖怪。死者の肉といわれる墓地や廃寺に現れる。
151. 傘化け ◆代表的な付喪神。一つ目で舌を出して笑う一本足の妖怪。
152. 百々爺(ももんじい) ◆山奥に棲み夜遅く街角や村の辻に出てきて旅人と出会うと病みつく。
153. コケカキイキイ ◆老婆、捨て子、捨て猫、寄生していたシラミ夫婦が合体して誕生した妖怪。
今回、早朝から真夏のカンカン照りで
逆光やコントラストが強くて苦労しましたが、
何とか、1体も漏らすことがなくコンプリート
することができました。
境港市の水木しげるロード以外にも、
隠岐の島に10体、西ノ島に1体があり、
機会があれば追加したいものです。
説明文は妖怪ガイドブック(第18版)を引用。
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