なんとかなるさ

適当に思ったこと、勉強したことを書こうと思います。

PT、行く先は…

2008-08-01 01:54:13 | プライベート
今週で7月も終わり。
7月いっぱいの介護予防教室のバイトも週1回ずつだったが、終わった。
結局全部で5回行ったが、最後はみなさんにありがとうと言われて、少しだけもうちょっと続けてもよかったなと思う。

このバイトで一番印象的だったことは、約40名の参加者がいたが、意外と正しい運動の仕方を知らないということ。

医者に運動しなさいだとか、足の筋肉をつけなさいもしくはお腹の筋肉をつけなさいという言葉はよく言われるが、実際にどうやって運動をすればよいのか、どうやって筋肉をつければよいのか、ということを知らない。

これは自分にとって驚きだった。
結構テレビでも健康関連の番組は多いし、みなさんはある程度知ってるんじゃないかと思っていた。

学生のときから学んできてることだから、知ってて当たり前と思うのはどうやら、自分ら専門家だけのようだ。

病院にいてリハビリの対象者だけを相手にしていてよいのだろうか。
せっかく身につけた専門知識をもっともっと一般の方々に分かり易い言葉で広めていくことが必要ではないか。

実際、この教室で体について質問を多く受けた。
自分の体のことに興味があり、疑問に思っているものの、なかなか納得いく説明は今まで受けてはきていないようだ。

おそらく、本当に納得いく説明ができるのは病態と症状、そして運動に精通している理学療法士が最も適任だと思う。

もっと理学療法士は医療現場や介護の現場だけでなく、健常な高齢者のみならず、一般の人への発信も増やして知名度をもっともっとあげていかないといけないのではないか。

そうやって国民が理学療法士の必要性を感じ、世論になって行けば将来へと望みが生まれるのではないだろうか。

と、思う。