昨年、アキレス腱の炎症で長期離脱した選手がいた。
痛みが強くなって、練習を休んだが、なかなか良くならなかった。
自分の血を取って、遠心分離器にかけて、血小板だけを濃くして痛いところに注射する
PRP療法(美容皮膚科等でしわ伸ばし目的によく行われている)を行ってもあまり、よく
ならず、結構長引いた。
しかし、もうこれ以上、安静にしていても変わらないので、少しずつ動いていこう、と
いうことで、走り出したけど、やっぱり痛い。
スピードを出して走り出さなかったら、そこまで痛みは強くならない。
走り方に問題があるのでは?
と考えて、よくよく考えてみた。
アキレス腱が使われるところ。
すなわち、足の裏で地面を蹴って前に進むところである。
足の裏で地面を蹴って、前に進むところで、その選手は強く蹴りすぎているのではないか、
という仮説を立てて、本人にそのことを伝えた。
確かに、自分でも結構強く蹴っているという自覚あり。
地面を足の裏で蹴るのではなく、股関節の引き上げをもっと意識して前に進むようにして
みては、とアドバイス。
本人も、腸腰筋(股関節を引き上げる筋)を意識して走り出すと、今までのようにスピードを
上げたときの痛みは軽減。
そこから復帰までは比較的早かった。
多少の痛みはあったが、プレーできないほどの痛みはなくなり、無事にシーズン終了前に復帰を
果たせた。
この選手のおかげで、自分自身の勉強にもなった。
教科書には走り過ぎや柔軟性の低下、地面の状態等の影響としか書いていない。
でも、それだけではないのだろう。
本人の走り方の問題も大きく影響している気がする。
そして、今年の最初の方にもアキレス腱痛で休んだ選手がいたが、同じように蹴りを抑えて、
股関節の引き上げを意識させると、徐々に走れるようになった。
現在、アキレス腱痛を訴える選手がまた一人。
果たして、蹴りすぎ理論は通用するか?
痛みが強くなって、練習を休んだが、なかなか良くならなかった。
自分の血を取って、遠心分離器にかけて、血小板だけを濃くして痛いところに注射する
PRP療法(美容皮膚科等でしわ伸ばし目的によく行われている)を行ってもあまり、よく
ならず、結構長引いた。
しかし、もうこれ以上、安静にしていても変わらないので、少しずつ動いていこう、と
いうことで、走り出したけど、やっぱり痛い。
スピードを出して走り出さなかったら、そこまで痛みは強くならない。
走り方に問題があるのでは?
と考えて、よくよく考えてみた。
アキレス腱が使われるところ。
すなわち、足の裏で地面を蹴って前に進むところである。
足の裏で地面を蹴って、前に進むところで、その選手は強く蹴りすぎているのではないか、
という仮説を立てて、本人にそのことを伝えた。
確かに、自分でも結構強く蹴っているという自覚あり。
地面を足の裏で蹴るのではなく、股関節の引き上げをもっと意識して前に進むようにして
みては、とアドバイス。
本人も、腸腰筋(股関節を引き上げる筋)を意識して走り出すと、今までのようにスピードを
上げたときの痛みは軽減。
そこから復帰までは比較的早かった。
多少の痛みはあったが、プレーできないほどの痛みはなくなり、無事にシーズン終了前に復帰を
果たせた。
この選手のおかげで、自分自身の勉強にもなった。
教科書には走り過ぎや柔軟性の低下、地面の状態等の影響としか書いていない。
でも、それだけではないのだろう。
本人の走り方の問題も大きく影響している気がする。
そして、今年の最初の方にもアキレス腱痛で休んだ選手がいたが、同じように蹴りを抑えて、
股関節の引き上げを意識させると、徐々に走れるようになった。
現在、アキレス腱痛を訴える選手がまた一人。
果たして、蹴りすぎ理論は通用するか?
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