4月1日、京の桜散歩の続きは祇園界隈から。
祇園の花見小路沿いに、ひときわ目立つ建物があります。祇園甲部歌舞練場。
「ヨーイヤァサー」の掛け声で、京都に春の訪れを告げる「都をどり」が、ちょうど始まった日でした(4月30日まで)。
祇園甲部歌舞練場の入口。観光バスが着いていました。
ここの枝垂れ桜がとても美しいです。
咲き乱れる紅枝垂れ桜。
ほれぼれする花の色。踊りを見に来たお客さんも感激していました。
京阪電車祇園四条駅近くの鴨川。
向こうの橋を渡ったあたりの木屋町通りでは、高瀬川沿いの桜がライトアップされています(3月下旬~4月上旬)。
暗くなる前に覗いて来ましたが、しっとりとした懐石料理の店の灯がともり、本当に京都らしい風情のあるところ。
テレビの中継でもするのか、それらしい大勢のスタッフが撮影の準備をしていました。
このあと、夕桜を撮りに祇園白川へ。
巽橋 (たつみばし)のたもとに咲く桜。
このあたりは超有名な撮影スポット。観光客、カメラマン、結婚式の記念写真を撮るカップルなど、人波が途絶えることがありません。
人を撮らないようにすると、上を向くしかありませんね。
すだれにかかる桜が、何とも優美です。
サギが一羽、白川をゆっくり歩いていました。
カメラマンにポーズをとったり?… 堂々としたもの。
この辺を根城にしているようです。夕暮れが迫るころバシャッと水音がしたかと思うと、すばしこく魚をくわえていました。
ライトアップされた祇園白川の夜桜。
赤い提灯は、お茶屋ダイニング「祇園かにかくに」のもの。
「かにかくに祇園はこひし寝るときも枕の下を水のながるる」という歌で知られる歌人・吉井勇が宿として過ごした茶屋にオープンしたとのこと。
白川をはさんだ手前には吉井勇の歌碑があります。
夜桜を眺めながら、おいしい食事を楽しむのは最高でしょうね。
「巽橋」の夜桜。
祇園白川のメーンスポット。午後6時30分ごろ。人がたくさんいて撮るのが大変でした。
(撮影データ 絞り優先AE : F9 3 . 2秒 、 露出補正 : +1 、 ISO感度 : 200 、 画質 : RAW 、 ホワイトバランス : 太陽光 、 ピクチャースタイル : スタンダード 、 三脚使用)
シャッタースピードをかなり遅くすることで、歩いている人は“消え”ますが、立ち止まっている人は写り込みます。やむを得ないですね。
三脚が通行の邪魔にならないように、とても神経を使いました。
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撮影カメラ・レンズ
キヤノンEOS 6D
EF24–105mm F4L IS USM
DPP、Photoshopで明暗、色調補正
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