中之条の不人気山・唐沢山を尋ねる事にした。不人気の理由は多分、
国道からの南面ルートが岩稜の塊でおまけに登路不明だからか?
爺イのコースは北側から。勿論簡便ルートだ。
明保野の大目玉信号を突っ切ってゴルフ場前を通過、岡崎で日陰道。
新巻信号を右折して吾妻川を渡り市城を右折。直ぐ左の林道・明神線に
入って宗福寺前。寺の表示の後ろに仏体山が意外と近くに見える。
その右に見えるのがこれから向かう唐沢山だろうが似たような山が
重なって見える。
仏体山に行くときは、宗福寺に車を置かせてもらうのだが、今日は
ズルして林道をそのまま約1㌔進んで舗装の切れた所の広場に駐車。
往復で約2㌔の省力(9.33)。
広場から分岐を林の中の左の道にとると轍の跡はあるものの少々
荒れたダラダラ登りの林道。
二つ目の分岐も左を選択するともう右前方には唐沢山が見えてくる。
やがてバンガロー風の建て屋が並ぶところ。人の気配はなく
荒れている(9.53)。
と、思っていたら一番奥の風力発電設備があるバンガロー付近から
大型シェパードが猛烈に吼えながら突進して来た。不味いと思って
思わずストックを構えたが、寸前で飼い主の声でUターンしてくれた。
謝る飼い主に不機嫌ヅラでお体裁だけの挨拶をして林の中の道に入る。
直ぐに切り返しで林の中を東南東へ進むが道幅は変わらず歩き易い。
前方に乗り越しの空間が見えた頃、後から単独氏が一人追い付いてきた。
手には見覚えのある「新ハイキング」の後藤信雄氏の投稿記事のコピー。
仏体山から岩平(名知良久)へ行くという吾妻町の人。コースの事を
話ながら乗り越しまで一緒に歩く。
間も無く峠に到着、直進は稼動中の採石場、左(北)は仏体山、
右(南)は唐沢山。ここには境界杭のようなものもあるが、どうしてか?
頂部や側面の彫りが全て埋められて居る(10.29)。目印テープも健在。
吾妻町氏と別れて唐沢山への登路を観察。真っ直ぐ斜面を行くより左手に
見える小尾根から行った方が良さそうなので大きく左に回りこみ登山開始。
直線距離が短いので傾斜は半端ではない。ザラ場の為、アイゼン装着。
長い最初のコブを乗りきると西に奇麗な雪嶺、方角からすると白根か?
直ぐ傍には仏体山、写真ではハッキリしないが肉眼では南面の凄い岩場が
良く見える(10.46)。
暫くで前面に二つ目のコブ、今度は岸壁で直登は不能の気配。手前に黄色の
目印があったので左への迂回巻き道で岩壁上に戻って更に前進。
頂上稜線らしき東西の尾根の手前で再び岩崖、今度も左に大回りして何とか
頂上稜線の東肩と思われる所に到着して帰途の為に入念にマークつけ。
振り返ると右(東)下に稼動中の採石場、ハッキリした道は十二ヶ岳への
村道ではなく採石運び出し用のダンプ道路だ。
彼方に見えるのは多分小野子三山だろう。
西に向かう稜線は両側が切り立つ岩の連続でおまけに藪。払うと言うより
押込んで掴みながら進む。約40mの先に松ノ木多数、多分そこが頂上。
漸く標識のある場所、頂上稜線と思われる連なりは激しくアップダウン
しながら更に前方に続いている(11.15)。
お馴染みG氏の標識と古い板のものが一つ。古い方は傷みが激しく
読み取れないが、どうも四文字らしいし、唐沢という文字の感じはない
ので疑問解決の宿題が増えた。
薄曇りで展望はイマイチだが榛名を北から眺めるのも一興。
小休憩の後、下山にかかり往路で付けた目印のお蔭で二回の迂回も
無事通過して再び峠に帰着(11.47)。
目的は達成したが、折角ここまで来たのだからと直ぐに仏体山に向かう。
今度も簡便な峠道、北上して直ぐにこの目印が峠道の入り口。
本来は直進して道無し急斜面を登って稜線に行くのだが難所なので敬遠だ。
雑木の中なので作業道では有り得ないので峠道と断定しているだけだが
極め付の悪路、かって付けたテープを頼りに倒木や深藪は根気良く左や右に
迂回して通過。
間も無く大木に赤ペンキの付いた幅広の窪、ここは峠に向かって
急登開始(12.21)。
何時の間にか黄色のテープが現れて峠の四つ角着(12.32)。
ここに割れた古い石柱、多分昔の道標だろうが文字は全く読み取れない。
休憩と昼食(12.32-12.49)。
仏体山はここからが勝負。特に二つ目のコブまでがキツイ。
目の前からは西北に向って一つ目コブを通過、二つ目からは西に向かうので
手前からショートカット、ここで先行していた吾妻町氏とすれ違い。
既に名知良久まで行って来たとの事。爺イから見ると驚異的なスピード。
三つ目は下りがあるので小ピークか? 四つ目は二・三回の曲り付きで長いが
これも下りがあってピーク扱い、鞍部からは80mで頂上(13.35-14.00)。
数年前には爺イの標識だけだった寂しい台地も今は満艦飾。
南には榛名、伊香保が良く見えるが、
西の浅間は薄ボンヤリ。
三角点(點名・岩平山)を前にして本日の爺イ。
北の名知良久への縦走も考えたが普通の人で往復ニ時間、爺イは良くても
二時間半、一寸無理なのでいつか宇妻山に行くのでその時に回した。
甲子園も第三試合が始まったので下山開始。急降で膝がガタガタになつて
四つ角に到着(14.13)。
往路は右からの窪を登って来たが今度は直進で稜線伝い。歩き易い道で
やがて東端のピーク前(14-22)。
何れ右折して斜面下りをするのだが、このピークに行ってしまうと南面は
断崖なので手前の黄色テープから斜面に入る。下ると言うより滑る
という感じ。
やがて下に杉林が見えるのでその東端の雑木との境目を目指す。
往路の峠道に飛び出して僅かで峠着(14.44)。ここを登らなくて良かった。
一服入れて緩い下りを帰途につく。バンガローで再びシェパードの派手な
お出迎え。飼い主の人の話ではここは別荘地でもバンガロー村でもなく
何となく人が集まってバンガローを建てているらしい。
水は湧き水利用、電気は風力発電、但し灯火は石油ランプ。ご本人は
川越の人、週末は犬連れでここで過ごすとか。
林道を下って駐車場所に帰着は15.19。自宅からの往復73Kの走行距離。
ご来訪のついでに下のバナーをポチッと。
国道からの南面ルートが岩稜の塊でおまけに登路不明だからか?
爺イのコースは北側から。勿論簡便ルートだ。
明保野の大目玉信号を突っ切ってゴルフ場前を通過、岡崎で日陰道。
新巻信号を右折して吾妻川を渡り市城を右折。直ぐ左の林道・明神線に
入って宗福寺前。寺の表示の後ろに仏体山が意外と近くに見える。
その右に見えるのがこれから向かう唐沢山だろうが似たような山が
重なって見える。
仏体山に行くときは、宗福寺に車を置かせてもらうのだが、今日は
ズルして林道をそのまま約1㌔進んで舗装の切れた所の広場に駐車。
往復で約2㌔の省力(9.33)。
広場から分岐を林の中の左の道にとると轍の跡はあるものの少々
荒れたダラダラ登りの林道。
二つ目の分岐も左を選択するともう右前方には唐沢山が見えてくる。
やがてバンガロー風の建て屋が並ぶところ。人の気配はなく
荒れている(9.53)。
と、思っていたら一番奥の風力発電設備があるバンガロー付近から
大型シェパードが猛烈に吼えながら突進して来た。不味いと思って
思わずストックを構えたが、寸前で飼い主の声でUターンしてくれた。
謝る飼い主に不機嫌ヅラでお体裁だけの挨拶をして林の中の道に入る。
直ぐに切り返しで林の中を東南東へ進むが道幅は変わらず歩き易い。
前方に乗り越しの空間が見えた頃、後から単独氏が一人追い付いてきた。
手には見覚えのある「新ハイキング」の後藤信雄氏の投稿記事のコピー。
仏体山から岩平(名知良久)へ行くという吾妻町の人。コースの事を
話ながら乗り越しまで一緒に歩く。
間も無く峠に到着、直進は稼動中の採石場、左(北)は仏体山、
右(南)は唐沢山。ここには境界杭のようなものもあるが、どうしてか?
頂部や側面の彫りが全て埋められて居る(10.29)。目印テープも健在。
吾妻町氏と別れて唐沢山への登路を観察。真っ直ぐ斜面を行くより左手に
見える小尾根から行った方が良さそうなので大きく左に回りこみ登山開始。
直線距離が短いので傾斜は半端ではない。ザラ場の為、アイゼン装着。
長い最初のコブを乗りきると西に奇麗な雪嶺、方角からすると白根か?
直ぐ傍には仏体山、写真ではハッキリしないが肉眼では南面の凄い岩場が
良く見える(10.46)。
暫くで前面に二つ目のコブ、今度は岸壁で直登は不能の気配。手前に黄色の
目印があったので左への迂回巻き道で岩壁上に戻って更に前進。
頂上稜線らしき東西の尾根の手前で再び岩崖、今度も左に大回りして何とか
頂上稜線の東肩と思われる所に到着して帰途の為に入念にマークつけ。
振り返ると右(東)下に稼動中の採石場、ハッキリした道は十二ヶ岳への
村道ではなく採石運び出し用のダンプ道路だ。
彼方に見えるのは多分小野子三山だろう。
西に向かう稜線は両側が切り立つ岩の連続でおまけに藪。払うと言うより
押込んで掴みながら進む。約40mの先に松ノ木多数、多分そこが頂上。
漸く標識のある場所、頂上稜線と思われる連なりは激しくアップダウン
しながら更に前方に続いている(11.15)。
お馴染みG氏の標識と古い板のものが一つ。古い方は傷みが激しく
読み取れないが、どうも四文字らしいし、唐沢という文字の感じはない
ので疑問解決の宿題が増えた。
薄曇りで展望はイマイチだが榛名を北から眺めるのも一興。
小休憩の後、下山にかかり往路で付けた目印のお蔭で二回の迂回も
無事通過して再び峠に帰着(11.47)。
目的は達成したが、折角ここまで来たのだからと直ぐに仏体山に向かう。
今度も簡便な峠道、北上して直ぐにこの目印が峠道の入り口。
本来は直進して道無し急斜面を登って稜線に行くのだが難所なので敬遠だ。
雑木の中なので作業道では有り得ないので峠道と断定しているだけだが
極め付の悪路、かって付けたテープを頼りに倒木や深藪は根気良く左や右に
迂回して通過。
間も無く大木に赤ペンキの付いた幅広の窪、ここは峠に向かって
急登開始(12.21)。
何時の間にか黄色のテープが現れて峠の四つ角着(12.32)。
ここに割れた古い石柱、多分昔の道標だろうが文字は全く読み取れない。
休憩と昼食(12.32-12.49)。
仏体山はここからが勝負。特に二つ目のコブまでがキツイ。
目の前からは西北に向って一つ目コブを通過、二つ目からは西に向かうので
手前からショートカット、ここで先行していた吾妻町氏とすれ違い。
既に名知良久まで行って来たとの事。爺イから見ると驚異的なスピード。
三つ目は下りがあるので小ピークか? 四つ目は二・三回の曲り付きで長いが
これも下りがあってピーク扱い、鞍部からは80mで頂上(13.35-14.00)。
数年前には爺イの標識だけだった寂しい台地も今は満艦飾。
南には榛名、伊香保が良く見えるが、
西の浅間は薄ボンヤリ。
三角点(點名・岩平山)を前にして本日の爺イ。
北の名知良久への縦走も考えたが普通の人で往復ニ時間、爺イは良くても
二時間半、一寸無理なのでいつか宇妻山に行くのでその時に回した。
甲子園も第三試合が始まったので下山開始。急降で膝がガタガタになつて
四つ角に到着(14.13)。
往路は右からの窪を登って来たが今度は直進で稜線伝い。歩き易い道で
やがて東端のピーク前(14-22)。
何れ右折して斜面下りをするのだが、このピークに行ってしまうと南面は
断崖なので手前の黄色テープから斜面に入る。下ると言うより滑る
という感じ。
やがて下に杉林が見えるのでその東端の雑木との境目を目指す。
往路の峠道に飛び出して僅かで峠着(14.44)。ここを登らなくて良かった。
一服入れて緩い下りを帰途につく。バンガローで再びシェパードの派手な
お出迎え。飼い主の人の話ではここは別荘地でもバンガロー村でもなく
何となく人が集まってバンガローを建てているらしい。
水は湧き水利用、電気は風力発電、但し灯火は石油ランプ。ご本人は
川越の人、週末は犬連れでここで過ごすとか。
林道を下って駐車場所に帰着は15.19。自宅からの往復73Kの走行距離。
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名前も 山の存在も知らないとのこと(笑)
唐沢山も然り どうやら 不人気なのではなく 全くノーマークな山ということのようです(笑)
実際 中之条町辺りから お山へ行こうといえば 六合村や嬬恋 さらには 長野県境辺りから 新潟県境までが お手軽に行ける山ですので この 小野上周辺は ノーマークなんだと思われますw
そろそろ 榛名山北面にも 白いものが 見えなくなってきました。
この春は どの辺を歩こうか 思案中~w
藪に葉が茂らないうちにせっせと無名低山を歩く積もりですが
年々回数は減っているに気付くこの頃です。