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節分

2012-02-03 17:57:14 | 日記
早いもので もう節分である。
然るに 日本列島は大雪に見舞われ 豪雪地帯は大変なり。

寒くて外にも出られず、炬燵で節分句を詠んで恵方巻きを食べる。

 (え)          (ほう)          (ま)            (き) 
“縁は異なもの包丁も入れず丸ごとほおばる祈願寿司”

“厄の捨て場は歳徳神に 訊いてほうばる恵方巻き”

以下、節分の想いなり

1、鬼や福やと賑わう今宵 鰯の頭のいらぬ世に 
2、歳の数だけ喰らった豆で 顎と入れ歯のだるい朝
3、婆が内だと来世の鬼が 爺は外へと豆をまく  
4、鬼と福とが夫婦になって 誰が内かとアミダくじ  
5、午前様には阿修羅の鬼が 豆をまかずに塩をまく 
6、うちの赤鬼出没自在 節分待たずにお出ましで  
7、豆の代わりにお神酒を出して 来世頼むと鬼は内
8、鬼の留守の間炒り鍋かけて 豆も炒らずに酒の燗 
9、鬼を怒らせ三途の川で 肘鉄喰わされ溺れ死に
10、鬼と一緒に暮らした月日 何時になったら福になる 

        「折句」編  ま・め・ま・き
1、巻いた岩田の目出度き帯に 孫を待つ身の気忙しさ
2、迷うことなくめでたく所帯 迷いばかりの昨日今日
3、まだ見ぬ先の冥土の旅は 待つ身となって気を急かす               

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