残念ながら汽車ではなくて和偕号(中国の新幹線)で六時間半の旅でした!
あまりそそられない和偕号ですが車窓の眺めと電車内での珍事は楽しかったです。
その壱
とある駅を出発したらすぐに若い男がどなりながら運転台の方へ突進してきました。
勿論、先頭の日本で言えばグランクラスみたいな席に座っていた僕たちはびっくり。電車を止めろと喚く男。
車掌さんたちに押さえられなだめられ戻っていきました。
激怒の理由は、彼女を見送り車内でチューしてたらドアが閉まってしまった。電車を止めろ、戻せ。だそうです。
次の駅まで約1時間半。もう一回彼女に会えて良かったね。
その弐
こちらはもっとスゴイ。
カレシが降りたであろう次の駅を過ぎてしばらくすると和偕号が停車。
駅でも無いところに止まって30分以上、アナウンスも無く動かない。ようやく車両の不具合で止まっていると
アナウンスがありさらに30分ぐらいしたころ、衝撃の光景!?
我々が座っている運転席すぐ後ろの通路をくたくたの作業着に腰手ぬぐいのおじさんが左手に懐中電灯、
右手に六角レンチみたいなのを持って運転台に入っていきました。何か大声で話している声が聞こえてから
沈黙、この間約10分ぐらい。運転台からおじさんが出てきました。
そしてその直後、何のお知らせもなく和偕号が再び動き出しました~
このおじさんの正体は勿論不明ですが運転台に入ったので何か関係者なのでしょう。
車両の不具合を本当にこのおじさんが六角レンチ一本で直したとしたら、中国の技術力、恐るべし
「コンピューターや機械がいくら発達しても最後の微調整は職人の手なんですよ~」みたいな?
本当に恐るべしチャイナ面白チャイナです