エジプト考古省は、同国の考古学者が南部ルクソールからナイル川を隔てた地域にあるこれまで探索されていなかった墓2つのうち1つからミイラ1体が発見されたと発表したそうです(AFPBB NEWS)。同省によると、この墓は1990年代にドイツの考古学者により発見されていたものの、内部には入っていなかったそうです。発見者の推定によると、ミイラは約3000年前まで数世紀続いたエジプト新王国のものとみられるそうです。また同省は、考古学者が墓の内部で葬儀用品のほか亜麻布に包まれたミイラを発見したとし、ミイラの身元は判明していないものの、このミイラは当時の高位の役人、または有力者だった可能性があるとしているようです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3154831?cx_position=8