ロシアのロケット「ソユーズ」の打ち上げ失敗事故で、ロシア宇宙機関「ロスコスモス」は、1段目ロケットと2段目ロケットを切り離す際、2段目ロケットの下部が破壊されたと明らかにしたそうです(YOMIURI ONLIEN)。ロスコスモスはエンジン異常の原因が究明されるまでソユーズの打ち上げ停止を決めており、今後の国際宇宙ステーション(ISS)の運用に影響が出る恐れがあるそうです。米国メディアは、ISSを共同運用する米国航空宇宙局(NASA)の運用担当者が、エンジンに異常が起きた原因が究明されない場合、ISSを無人運用する考えを明らかにしたと報じたそうです。一方、ロスコスモスの社長は、ツイッターに「来春にも飛行を計画している」と書き込み、早期の打ち上げ再開に意欲を示したとも。ソユーズはISSに宇宙飛行士を運ぶ唯一のロケットで、ISSには現在、米露とドイツの3人の飛行士が滞在。3人の帰還用のソユーズはISSにドッキング中だが、燃料の劣化の問題などから使用期限は今年12月下旬と定められているそうです。ということはISSは一時的に無人になるということです。
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181012-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt
https://www.yomiuri.co.jp/science/20181012-OYT1T50105.html?from=ycont_top_txt