健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

ISSから回収したたんぱくの結晶に破損なし

2018-11-23 08:30:43 | 研究
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から小型カプセルで回収したたんぱくの結晶を公開したそうです(YOMIURI ONLINE)。無人補給船「こうのとり」でISSに運び、日本の実験棟「きぼう」内の実験装置で約1か月かけて結晶化させたもので、結晶に破損はなく、温度も適切に保たれていたそうです。宇宙空間にあるISSでたんぱくの結晶を作ると、重力の影響をほとんど受けないため、分子が規則正しく並び、構造を正確に調べることが可能だそうです。回収された結晶の一つは、炎症やアレルギー反応に関わるたんぱくで、試料を提供した第一薬科大学の研究チームが結晶の構造を詳しく解析し、筋ジストロフィー治療薬の開発を目指すそうです。こうのとりに搭載された小型カプセルは11日、小笠原諸島の南鳥島沖に着水。カプセルには大気圏突入後、最大で地球の重力の40倍の衝撃がかかる可能性があったが、結晶の状態は良く、温度も計画通りの4度を維持できていたそうです。

https://www.yomiuri.co.jp/science/20181117-OYT1T50090.html?from=ycont_top_txt
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