先日、日本では「はやぶさ2」の打ち上げ成功がニュースになっていましたが、ほぼ同じころ米国航空宇宙局(NASA)はFlorida州ケープカナベラルからDelta IV Heavyロケットで、次世代宇宙船「オリオン(Orion)」の試験飛行を成功させたそうです(AFPBB NEWS)。約4時間半の飛行中にオリオンは地球をほぼ2周したとのことです。1周目では国際宇宙ステーションとほぼ同じ高度約430キロメートルにまで上昇したそうです。その後第2段エンジンを使ってさらに高度を上げ、打ち上げから約3時間後には地球から約5800キロ離れた位置に達し、1972年に月に行ったApollo17号以降の有人飛行に使うことを想定した宇宙船としては、地球から最も遠く離れた場所に到達したそうです。オリオンは打ち上げから約4時間半後に3つのパラシュートを開いて太平洋に無事に着水したそうです。
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