先日、ホタルイカに脂肪肝を改善する効果がある!?という研究成果が発表されました(YOMIURI ONLINE)。そもそも、イカにはコレステロール値を下げる作用のあるタウリンが多く含まれていることは分かっていたそうです。ラット21匹を7匹ずつ3グループに分け、それぞれに通常の餌、ホタルイカの凍結乾燥粉末を5%混ぜた餌、スルメイカの同様の粉末を5%混ぜた餌を2週間与え続けた後、血液と肝臓を調べたそうです。その結果、ホタルイカを与えたグループは通常の餌を与えた場合に比べ、肝臓の中性脂肪量が平均で3割減少したそうです。一方、スルメイカの場合は1割減にとどまったとも。血中コレステロール濃度も、スルメイカでは1割減だったが、ホタルイカでは2割減ったそうです。ホタルイカを与えたラットの肝臓の遺伝子を解析したところ、脂肪合成に関係する遺伝子の働きが抑えられていることもわかったそうです。ただ、あくまでもラットの実験結果で、人での検証は行われていませんし、何が有効成分なのかも不明だそうです。
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