11/15に撮影した馬頭星雲ですが、
コントラストや解像感は良い感じに写せたのですが、
いかにもQBPって感じの色味で、馬頭星雲と
燃える木星雲が 同じような色になっていました。
コレ↓
先週の水曜日に出撃した際に、UV-IRフィルターのみで撮影してきたので、
QBPで撮影したものをL画像、UV-IRで撮影したものをRGB画像として
L-RGB合成して色味を変えてみました。
馬頭星雲と燃える木星雲1(L-RGB合成)
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KENKO MILTOL 400mm F6.7 BORG Multi flattener 1.08
ASI294MC PRO TAKAHASHI 90S
L :gain240 -10℃ 30×180sec QBP Filter
RGB:gain150 -10℃ 12×300sec ZWO UV-IR Filter
ASI294MC PRO TAKAHASHI 90S
L :gain240 -10℃ 30×180sec QBP Filter
RGB:gain150 -10℃ 12×300sec ZWO UV-IR Filter
コレだと撮影時の角度が合っておらず外周がモノクロなためトリミング↓
馬頭星雲と燃える木星雲2(L-RGB合成、トリミング)
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馬頭星雲と燃える木星雲の色見も違いが出て星雲は良い感じになりました。
最近課題と感じているのは恒星の処理です。
どうも不自然というかなんというか・・・。
StarNet++で星消しをしてから後で合成すると、ハロのある明るい
恒星の周りが暗くなってしまうのもどう処理すればよいかで悩んでます。
元画像から星消し画像を減算して星だけ画像にしたものを星マスクに
する方が良いんでしょうかね?
その辺もう少し研究してみたいと思います。
ちなみにUV-IRで撮影したRGB用の画像は以下です。
UV-IRで撮影した馬頭星雲(RGB用)
RGB画像として使ったので、レベル調整しただけの画像になります。