秋のプチ銀河祭り第3弾は、
メジャー中のメジャー天体
M31アンドロメダ銀河です。
Mizar 12cm + EOS6Dでの撮影です。
本当はかっつり90分ぐらい撮影するつもりでした。
しかし途中で雲が出てきて、120秒×18枚 36分しか撮影できません
でしたが、その割にはなかなか良い感じに処理できました。
露光時間身短いので外周がまだちょっと淡くてざらついてます・・・。
M31 アンドロメダ銀河 クリックするとFlickrに飛びます
ミザール 12cm反射 F6 720mm タカハシ 90S
KENKO クローズアップレンズ AC NO.4 自作コマコレクター
EOS 6D ISO3200 120秒×18枚コンポジット 総露光時間 2,160秒
周辺減光部をトリミング
KENKO クローズアップレンズ AC NO.4 自作コマコレクター
EOS 6D ISO3200 120秒×18枚コンポジット 総露光時間 2,160秒
周辺減光部をトリミング
今回の写真はトリミングしていますが、Mizar+クローズアップレンズの
自作コマコレだと周辺減光が酷く、そのままではフラット補正で
どうこうできるレベルではありません。
コンポジット後のトリミング前の画像はこんなです。
4隅は周辺減光というよりは完全にケラれていて何も写ってません。
また、今回初めてオートガイドを行ってみました。
ガイド鏡とCMOSカメラを親子ガメでミザールに載せています。
ZWO 30mmF4 ガイド鏡 + ASI120MM mini
未だに養生テープ・・・。
7月にガイド鏡とASI120MM miniを購入して以来、なかなか使う
機会がなくほったらかしでしたが、ようやく日の目を見ました。
90SはK-astekの2軸モーターですが、ST-4互換でオートガイド対応です。
今回ASI AirはDOBで使っていたのでPCでPHD Guiding2を使用しました.
ガイド状態はこんな感じでそこそこ安定していたと思います。
90Sもまだまだ問題なく使えそうで安心しました。
これはM31のあとM45を撮影中のガイドグラフです
しかしMizarでここまで写るというのは
感慨深いものがあります。
30年以上前、高校生のころ同じ鏡筒と赤道儀でフィルム撮影していますが、
とても同じ鏡筒とは思えません・・・。
写真もありますが、とてもショボいのでアップではお見せできません、
右下の2枚です。
でも鏡筒はここまで写るポテンシャルを当時から持っていたということ
ですよね。当時こんな写真が撮れると知ったら驚愕ものです。
いい時代になったものです。
一旦先日撮影の秋のプチ銀河祭りはこれで終了です。