2020年「A&Kの菜園日記」冬野菜の準備(3)ブロッコリーの定植と棚解体
コロナ禍からくる? 運動不足により7月末の人間ドックの数値が、今一つ良くありませんでした。GYMもやめ、Kに促されて、昔取った杵柄でやっぱり戻ってくるのは、自転車しかありません。ロードバイク2台を適時乗り換えながら、江戸川縁のCR(サイクリングロード)を「早朝ポタリング」(自転車散歩)と称して、乗り回し始めて1ヶ月が経ちました。1~2時間で20~40km走りますが、お腹周りも幾らか凹み、1、2kg体重も減りました。強烈に協力してくれるKの手前、効果を実感するのが愉しく、2ヶ月目に突入です。
10月3日 ブロッコリーの定植とカボチャ/ゴーヤ両棚の解体 11:30~15:30
数日前、野田のホームセンターで購入したブロッコリーの苗6株は、13.5cmの黒ポリポットに入った、結構生育した大苗でした。「緑嶺」(りょくれい)という家庭菜園でも定番の品種です。
「緑嶺」
栽培適期の幅が広い、中早生品種。根張りが良く、乾燥・過湿に強く、水田から火山灰土まで各種土壌に適応。高さ40cm程度で、茎が太く、倒伏しにくい。花蕾(からい)は形、しまり共よく、大型になる。頂花蕾(株の中心)と側花蕾(頂花蕾を収穫した後のわきからでる)を収穫出来る。栄養価が高く、特にビタミンCはレモンの2倍。抗がん物質も多い、代表的緑黄色健康野菜。温野菜サラダだけでなく、てんぷら・中華料理にも良い。
(9月30日購入 ブロッコリー大苗「緑嶺」6株)
ブロッコリーの定植場所は、サトイモの隣です。結構長く畑にある(収穫出来る)野菜なので、日当たりの良い畑の隅がベストポジションですが、手順が狂い、今回この場所になってしまいました。12月の冬至辺りから隣家の屋根の影になる所です。30分ほどで6株を定植、風に振り回されないように支柱を立てました。
(10月3日「中の畑」ブロッコリー定植作業前)
(10月3日 ブロッコリーの定植 A )
(「中の畑」ブロッコリー6株定植完了 A )
カボチャネット棚は4時間、ゴーヤネット棚は1時間半、二つの棚製作に実働5~6時間はかかっていますが、解体は2時間半でした。カボチャは、ほぼ枯れていますが、ゴーヤは、まだ青々として所々花を付けていました。ゴーヤは勿体ないようですが、人気の無い野菜の宿命で、早めの退場となりました。カボチャの収穫は、三島赤カボチャとして追熟し、何とか食べられそうなのが3つほど取れましたが、後は中途半端な大きさで駄目です。
(10月3日「道沿いの畑」解体直前のカボチャ棚とゴーヤ棚 A )
(10月3日 何とか食べられそうなのは3つだけ)
カボチャ棚12本・ゴーヤ棚7本の13mm支柱鉄筋の抜き取りに、この日のために考えた「引き抜き器具」が、大活躍してくれました。器具が無ければ、とても2時間半で終わる解体作業ではありませんでした。
(10月3日 カボチャ棚の解体(1) A )
(10月3日 カボチャ棚の解体(2) A )
(10月3日 ゴーヤ棚の解体(1) A )
(10月3日 ゴーヤ棚の解体(2) A )
(活躍した「13mm鉄筋の引き抜き器具」 A )
2つの棚を解体して、資材の多さに二人して閉口しました。Kは「よくもこんなに買ったわね!」と言わんばかりの顔つきです。車への積み込みも一仕事でした。
【カボチャ/ゴーヤ両棚の使用資材】
ガリバリウムパイプ(φ19.1mm×2m)×17本 鉄筋(φ13mm×90cm)×19本 イボ付き支柱(210cm・180cm)×36本 中細支柱×15本 10cm方眼ネット(2m×5m 2m×7m 2m×2m)×3 結束バンド(30cm 25cm 20cm 10cm)×多数
(棚解体で使用資材の山 A&K )
解体支柱の上にネズミ色になりつつある青ガエル(アマガエル)が一匹、鎮座しておりました。時折、土気色の保護色になったカエルは見かけますが、こんなに白っぽいカエルは、余り見ません。動きも鈍く、回りでガチャガチャ音を立てて解体していますが、一向に逃げる様子も無く、ご覧のようにこちらを睨んでいるかのようです。息を吹きかけても知らん顔、ついには乗っかっている支柱をガタガタ動かすと、飛び降りて草むらの中に消えていきました。両生類で変温動物のカエルは、休眠一歩手前で、色が悪かったのでしょうか?
(10月3日 ネズミ色の青ガエル)