『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

シティーポップ(?)

2020年03月23日 | 音楽
一昨年くらいからレコードプレーヤーを買って古いレコードを聞き始めた。
クリアな音と包み込まれるような暖かい音空間。
郷愁だけではなくて本当にいい。
それからハマってしまい若かりし頃に聴いていたレコードをショップやメルカリで買い集めている。
まさに70年代後半から80年代の日本のポピュラー。当時はニューミュージックと名付けられた新感覚のカテゴリー。

大瀧詠一、山下達郎、竹内まりやなどなど。
特にロングバケーションは大学に入った頃だったので、それこそ擦り切れるくらい聴いた。
それから30数年。
何故か今、その楽曲が人気だという。
しかも若い人や外国人に。
不思議な話だ。
シティーポップとかいうらしい。
確かに彼らの曲は全然経年劣化しない。
今聞いてもいいのは別に思い出のせいだけでもないらしい。




ニューミュージックといえば、やはりユーミンだろう。
1stアルバム、ひこうき雲。
A面に針を落とすと(なんて懐かしい表現)静かなピアノに続く荒井由美のあの歌声。
揺れるような震えるような頼りなく、でもよく届く声。
自分だけに贈られた特別な歌のように感じる。

先週元町(神戸)のショップで買ったのは八神純子と中島みゆきとビートルズ。
休日の夕暮れとビールとレコードたち。
結構なしあわせ。




春の海辺につどう

2020年03月22日 | 日記

明石の海辺につどう人たち。

それぞれに春を楽しんでいる様子。

沖合に見える陸は淡路島。

わずか4、5キロメートル先なのでよく見える。

春の陽気のせいか柔らかく霞んでいる。

 

人だけでなく愛犬づれの人たちも多い。

海が好きな白ラブや

 

お兄ちゃんが気になる黒ラブ

 

夕焼けを大人しく並んで眺める犬も。

この季節はジェットバイクもなく、騒々しいバーベキューもなく穏やかでいい。

暗い世相も忘れて春の陽気にたましいもふわりとただようようだ。

 

 

 


ディッキアの植え替えなど

2020年03月21日 | ディッキア
連休初日は家で過ごした。
神戸に外出自粛願いが出たせいではない。
窮屈そうなディッキアを植え替えたかったのと、新しいテーブルが届くから。

ボリューム感があっていいがちょっと窮屈そう。




あー、やっぱり。
どっちも根が回っていた。


きれいにほぐしてあげた。
元気な根っこ。


植え替え完了。
少し余裕ができた。


この子は子株がポロリととれてめでたく親離れ。
無事に別居となった。



丸いテーブルも無事に届いた。
ちょうどいいサイズ感で満足。


夕暮れに海辺を散歩。
海はいい。
特に夕焼けを見にくる人たちはみんな幸せそうだ。
海は人を元気にする。
悪いウィルスもみんな海に溶けてしまえばいいのに。



シクラメン 幸せな観戦者

2020年03月20日 | 植物

朝の日差しを浴びて白く輝くシクラメン。

白とグレーの陰影に薄くピンクが入り込むようだ。

うつくしい。

まもなくこの花の季節も終わる。

葉っぱだけになってもきれいな斑が入っていて結構好きだ。

なのに夏を無事に越したことがない。

枯れた失望もいつか忘れてまた冬になると買ってくる。

繰り返しだ。

 

手前にあるずんぐりしたものはアデニウム。

砂漠の薔薇といわれる黄色いきれいな花が咲くはずだ。

アデニウムは夏の花。

その前にはハゴロモジャスミンやモッコウバラが咲くだろう。

冬から春へ、夏へと花のリレーは続く。

私はその幸せな観戦者だ。

 

 


ビル街のソリスト

2020年03月18日 | 花鳥風月
ビルの谷間から美しい鳥の声。
どこだろうと窓を開けて探してみると
歌の主は果たしてイソヒヨドリのオスだった。

鳥たちは全身で春を喜ぶ。
ビルの谷間なので天然のエコーがかかって素晴らしく響く。
歌うならあれくらい美しく朗々と歌わないといけない。
武漢肺炎の影響で合唱団の練習中止も三週間目。早くみんなと歌いたいなあとビル街の小さなソリストに思う。