新型のW463A G63も早いもので発売から4年以上の歳月が過ぎました。デモカーのG63も一回目の車検を受けましたが、特別バッテリーの劣化は見られなく車検時に交換しませんでした。しかしバッテリーの交換時期については常に気になっており、特にバッテリーは寒い冬に劣化が激しく、バッテリートラブルを未然に防ぐためにも交換しておけば安心です
メインのバッテリーおなじみのドイツに本拠を置く『VARTA(ヴァルタ』の"SILVER DYNAMIC"を用意いたしました。多くの欧州車メーカーも純正採用される信頼のブランドで、当社では正規代理店として今までもメインでヴァルタを取り扱っており、、AGMバッテリーは3年または6万キロの安心保証です
またG63ではメインバッテリーとは別にバックアップバッテリー(サブバッテリー)も装備されています。国産車では聞きなれませんが、輸入車では特に珍しいことではありません。ヨーロッパ車では2つバッテリーが装着されたモデルが存在し、特に近年では高度化した電子制御に電源を供給する大切な役割を持っています。
Gクラスでのメインバッテリーの生息地はリアのラゲッジ下となります。この車両ではGクラス専用のラゲッジフラットスペースが取り付けられているので、まずは収納ボックスを取り外すところから始まります
これでようやく交換可能なスタートラインに立ちました。フロアパネルの4か所のフックを外しパネルを取り外します。
パネルを外すとメインバッテリーが出てきました。バッテリーの交換作業に入る前にバックアップ電源を取ります。
バックアップ電源は車両のOBDにつなげ電源を供給いたします。バッテリー交換時にバッテリーを外すと、時計やオーディオ・ナビゲーションの設定やコンピューター等がリセットされる場合があり、これを解消するにあたりバックアップを取っておけば間違いありません。
バッテリーはセオリー通りまずはマイナス端子を外し次にプラス電源を取り外します。取り外した手順と逆の手順で新品のバッテリーを取り付けていきますがバッテリーは重く大変ですが、車両に傷つけないように慎重に作業を進めます
サブバッテリーは助手席の足元右側(この車両は左ハンドルなので助手席は右側)にあるヒューズボックス上に位置します。ピントがフューズボックスにあってしまい見にくいですが、フューズボックス上の少しボケて映っているのがサブバッテリーとなります。メインは大きくて設置位置一見して分かることが多いのですが、サブバッテリーの大きさや形状は様々で、設置位置もどことは決まっていないので探すのが結構厄介者です。これにて無事G63のバッテリー交換は終了です。バッテリー交換のご用命はグランプリにお任せください