車検でお預かりしたスズキのラパンＳＳですが、今回一通りの車検整備を行い陸運局へ持ち込みますが、当社でここ数年は当社にて車検を受けたまわっています。しかし３年ほど前にシートに対してのシートへの規制が厳しくなりました。
このラパンもレカロシートが装着されているのですが、純正オプションであり新車から装着されているとオーナー様から聞いていました。よってライン装着でないのですが、ディーラーオプションであることもあり、シートに対しては車検を受けるに当たり『純正品だから全く問題ないね』なんて陸自に向かいました。
ところがこともあろうか陸自の検査官に、シートが純正であるか確認が取れないと、再検査の要請を受け、書面にして出せと言われました。そんなこと言われても純正だし、シートを見てもシート下の造りも純正でしかありえないのに
その後購入先のディーラーに調べてもらったところ、証明書は無いとの事
唯一当時のラパンＳＳの限定車に対してのオプションカタログしかなく、これと取り付け説明書を添付してこれで何とか通してもらって下さいと言われました
最も当社で良く取り扱うレカロシート及びシートレールにはは証明書も添付されており、これらを車検時に添付しておけば全く問題はありません。しかし今回は純正に戻そうにも最初からレカロだし、それを証明するものがないという最悪の事態。そもそも当時こんなことになるとは思ってなく、証明書らしきものは製作していないようです。今回カタログとメーカーの取り付け説明書だけが頼りでしたが、陸自内で協議の結果通してくれることになりました
まさかとは思いましたが、純正でもこんなことがあるのですね
