ゴルフ トゥーランが入庫いたしました。お客様よりご依頼頂きました作業は、マフラーの交換となります。
マフラーの出口ははご覧の通り、バンパーに隠れて垣間見ることは出来ませんが、実はこの車両に取り付けられるマフラーのリリースすらありません。そこでマフラーを加工して、何とか取り付けて欲しいとのご依頼です
そこで同じフォルクスワーゲンで同じシャーシーを使う車両である、ＧＯＬＦやシロッコのマフラーが近いのでは？という判断の下、ＲＥＭＵＳ(ﾚﾑｽ)のロッコ用マフラーを取り寄せます。また出口は左右４本出しをチョイスします。
もちろんマフラーはそのまま合うのでは無く、マフラーを取り付けるに辺り一番加工の少ない方法を検討します。結果パイプの径を合わせた延長パイプと、マフラーの吊ゴムステーをそれぞれにワンオフにて製作を致します。
そしてトゥーランのリアバンパーのアンダーカバーを、マフラーの出口に合わせ切り取らなければなりませんが、その位置決めをするのに当たり、ああでもないこうでもないと悩んだ挙句、最後には経験上の感から切り取り口を決めます。実際には切り取ってみて初めて、マフラーを吊ゴミに引っ鰍ｯ、マフラーとのバランスを見ることが出来ます。
アンダーカバーの切り取り作業では、コーナーにおいて若干のアンダーステアに悩ませさせながらも、何とかクリアし最終コーナーは上手く合わせる事が出来ました
そしてアンダースカートをバンパーに取り付け、マフラーを取り付けて見るとマフラーの位置と、切り取り口のマッチングはバッチリの様です
最初にこの話を聞いた時、結構苦労しそうだなと思っていましたが、いざ作業を進めて見ると問題点も良い方向へと解決に向かい、思った以上に上手く出来ました
お客様のご要望も「なるべくマフラー出口は上に持っていく」も出口の出ヅラも含め、素晴らしいとおほめの言葉を頂きました
