グランプリブログ

ハイエースとりあえずシャコタン



 それまで使われていたN-BOXの替わりにハイエースが納車され、とりあえずは車高のロワリングをしてほしいとのご依頼です。ロワリングは『Gemb』のパーツを使っての施工とです。



 ハイエースはフロントトーションバー、リアはリーフサスとなっており、フロントはトーションバー(麹゙のねじれを利用したバネ)でテンションを緩める事で、車高を容易に下げる事が可能です。しかしリアについてはブロックを変え車高の調整を致します。よってリアは“ハイトダウンブロックキット”を使い、ハイエースのリアをローダウン化を図ります。



 ハイエースをローダウンするうえで邪魔な存在となる純正ストッパー。標準車高から大幅にダウンすることで、サスペンションの有効ストロークは極端に減少し、大きくバンプした際に不快な衝撃を与えます。しかし、それを回避しようとストッパーを取り外した状態で走行すれば、段差やカーブなどでフロントタイヤがホイールハウスを激しく擦り、リバンプ時には反動で車体が浮き上がるなど、不安定で危険な状況にさえ陥ります。



 そしてショックアブソーバーは『GAB』をチョイスいたします。GABのショックアブソーバーは車種毎にテストを重ね、軽快な走りと快適な乗り心地を追求したセッティングとなります。またフロント4段、リア8段階の減衰力調整式ショックアブソーバーから、自分なりのセッティングを楽しむことができます。



 基本的に車高は1.5インチのロワリングとなります。ノーマルの状態でタイヤ接地面よりフェンダーアーチ上部まで765mmでしたが、ロワリング後は730mmとマイナス35mmとなります。



 リアもフロント同様に純正の状態でタイヤ接地面より、フェンダーアーチ上部まで750mmで、ロワリング後は715mmとやはりフロント同様マイナス35mmとなりました。



 ビフォーアフターでは前後共にマイナス35mmと、均等に落ちとてもスタイリッシュに仕上がりました。乗り心地もローダウンの弊害を避けるために欠かせないアイテム“ストロークストッパー”を前後に共に用意し居住性能もしっかり確保しました。今後はタイヤホイールの交換を予定していますが、楽しいホイール選びの時間はこれからですkirakira

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