グランプリブログ

懐かしのシルエット



 まだ納車前のBMW E90 325が持ち込まれました。オーナー様は当社の古くからのお付き合いですが、当社に初めてご来店いただいた90年初頭の出来事は、今でも鮮明に覚えています。当時BMWE34の525でご来店頂き、当時流行っていた「AC SCHNITZER(シュニッツァー)」の中でも、最高峰の"S5シルエット"のキットを組み付けたいとご相談を受け、ご商談をさせて頂いていました。



 シュニッツァーの"S5シルエット"は前後の純正フェンダーを切り取り、オーバーフェンダーで武装し、フェンダーに合わせた前後のバンパースャCラーとサイドスカートからのシルエットがまさにスペシャルでした。ホイールもオーバーフェンダーに合わせ、フロント9Jとリア11Jの17インチに、255/40・277/40というタイヤを収めています。



 ホイールもシュニッツァーのOZ製の鍛造ホイールで、当時の価格としても高価なものでした。それをエアロから足回り、マフラー全てを組み込もうと言うのですから、お見積の段階で確か350万円ほどとなったように記憶があります。



 そして見積を提示しお考えいただけるのかな?と思いきや「ではそれでお願いします」という言葉に、その意味をしばらく理解が出来ずにいましたyellow7T氏もその時の僕の様子を良く覚えていらっしゃり、今回もその時のことが話題になりました。またオーバーフェンダーの形状が悪く、ちゃんと取り付けられるのかが心配だったりと、今思えば大変懐かしい忘れられない思い出です。写真はその当時のそのものズバリの車です。



 今回も車を乗り換えられるに当たり、多くのご要望を頂きましたが今回納車前に間に合う、当社に出来る事がサスペンション交換と、リアバンパーの交換をさせて頂きました。サスペンションキットは"KW"のヴァージョン1を用意いたしました。




 フロントは665mmから20ミリダウンの645mmとさせて頂きました。




 リアは655mmから635mmとフロントと同様の20mmダウンです。



 ご注文いただいていますタイヤホイールの納期はまだ先となるため、取りあえずのセッティングをさせて頂きました。またナンバーも付いていない事から、試乗も出来ていない状態ですが恐らくあと2週間ほどでホイールが届くはずです。ホイールが届き装着出来次第、前後の車高は改めてセッティングをさせて頂く予定ですpar

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