ふわり、ふわりと風のふくままに・・日記

感性がキラリと輝くような毎日を過ごしたいけれど、現実はなかなか思うようにはいかない。小さな喜びに敏感でありたい。

主日ミサ説教より:やもめの献金

2009-11-08 22:37:09 | カトリックの信仰
☆★☆★☆★ 今日の説教はP師(ポーランド出身、実家すぐそばの修道院のミサで)

第一朗読(列王記17:10-16)預言者イザヤが、アブラハムが「行って…そこに住みなさい」という主の声に従ったようにサレプタという町に行った。そこでやもめに出会い、少々の水とパンを一切れ求める。が、やもめは息子と食べるためのほんの一握りの小麦粉とわずかな油しかない。それを食べたら死ぬのを待つばかりという。エリアに「恐れることはない。主はこう言われる。主が地の面に雨を降らせる日まで、壺の粉は尽きることなく、瓶の油はなくならない」と言われたやもめはエリアの言葉通りにした。
 神が言われる「行って…そこに住みなさい」というのは貧しい人のために住みなさいという意味である。イエスは預言者の中にいる。やもめは貧しい人の代表としてエリアの中にイエスを見出している、神の摂理を見出している。神に希望を置いている。「恐れることはない」はマリアに向けられた言葉とつながる。神を父、母としてみ、面倒を見て下さる神に感謝するといのちに至るという。
第二朗読(ヘブライ人への手紙9:21-28)イエスは神のみ前に立っている私たちのためにとりなして下り、私たちをサポートし、守って下さる。支えて下さるのだから、私たちの足りない物、不完全なこと、神に頼っている者であることを見直してみましょう。
福音朗読(マルコ12:38-44)                        ☆★☆★☆★☆

 神はいつも私たちを守って下さっていること、私の至らないことに目を向けて神に信頼することをまた改めて思った。いつも朝祈るイエスは、手を広げて「恐れることはない」とおっしゃってくださっている、どれだけその日の力を頂いていることか。感謝!