懐石の献立の中から数品を作ることにしました。
聖護院蕪の白味噌仕立て:蕪を柔らかく下ゆでしてからだしを含め、白味噌仕立てのお椀に作りました。こっくりしたおつゆでした。
一文字のご飯を添えて・・・
鯛のそぎ身切り重ね:鯛をおろす練習。酒塩で〆た鯛をそぎ身にして切り重ねました。
黄菊の甘酢漬けと山葵を添えて・・
鯛の皮とれん草の胡麻酢和え:鯛の皮をさっとゆでて冷やし、細切りしたものとほうれん草を胡麻酢で和えました。
おしゃれな一品になりました。
生徒さんの知人のお宅で眠っていた、
江戸時代中期から昭和36年まで使っていたという輪島漆のお汁椀とご飯椀を頂いたので初使いでした。
漆器は、洗うときしまう時の手入れが大変ですが、重みのあるいい風合いで先人の扱いの丁寧だったことが分かります。
とても贅沢な献立になりました。