一昨年、突然我が家に訪れた悪夢のような出来事から一年越の入院生活。
来年の夏こそは家族揃って海に行きたいと希望を持ちながら、みんなで乗り越えこの日を迎える事が出来ました。待ちに待った海です。
感謝、感謝。
7月になっても梅雨が開ける気配もなく若干涼しい天気が続いていましたので、海に入れるか心配でしたが、ギリギリでいつの間にか梅雨が開けてくれました。
旅行先は近くでいつもの日本海での海水浴♪
竹野海岸に海上アスレチックがあるとのことでしたので、そこで遊ぶことを目的に朝から県北を目指して移動しました。
播但連絡道路も1000円で終着地点の日高まで乗ることが出来るのでお得な感じです。平日でしたので道も混雑なくすいすい。豊岡まで伸びると随分移動が楽になりますね。
途中、スーパーマーケットに寄り道して飲み物や食べ物を補給。田舎のスーパーマーケットは客層も年配の方が多くのんびりしていい雰囲気(笑)
クーラーボックスの中も冷たい飲み物や氷で埋め尽くされ、ええ感じの状態に。
お昼前には竹野海岸に到着し、さっさとお着替えを済ませて綺麗な海へ飛び込みました。
平日にも関わらず思ったより人が多くて海水浴場も賑やかな雰囲気です。
駐車場は木陰のスペースを確保することが出来たのでラッキーでした。真夏の炎天下に長時間駐車するのは結構辛いてすからね。
浜辺に日除けと椅子をセットして暑さ対策を施してみましたが、日差しは結構強くジリジリと焼ける感じがします。
台風の影響かわかりませんが、時より強めの海風が吹き抜け、日除けテントがサザエさんのエンディングの家状態に…。
色々と砂にやられてしまいますが、海にきているので仕方がないですね(笑)
冷たい海水に浸かってクールダウンした後、目的だった海上アスレチックの申し込みに行きました。
子供2人、大人1名で3500円とそこそこええ値段します。週末料金だと+500円/名なので5000円…。しかも、遊べる時間は50分だけで時間が来ると総入れ替えになります。
冷静に考えると高いですね～。海の上に浮かんだ人工的な遊具が楽しいのか半信半疑…。
子供達はYouTuberのフィッシャーズさんが色々な場所で海上アスレチックやフィールドアスレチックで遊んでいる動画を見ているので楽しみで仕方がない様子。
集合時間になり集合場所に行くとライフジャケットを貸してくれ、諸々の注意事項を教えてくれます。一通りレクチャーを受けた後は海上アスレチックに移動してお遊び開始です。
早速、第一難所…。
海上アスレチックまでの移動でした。
アスレチックから海へ飛び込みをしても安全なように少し沖に設置されております。浜辺から見た目以上に距離がありました。
パッと見た感じ近そうに見えるのですが、アスレチックが大きいため目の錯覚で意外と遠い。
ライフジャケットを着けているのでプカプカと浮きながら移動することは出来ますが、泳げない人は絶対に無理な距離ですね。しかも、水が冷たい冷たい。
スタッフの合図と共に前組と入れ替わりとなり、アスレチックに入ることが出来ますが、そこで第二の難所。
泳いで疲れているのと体の重さで大人は海上アスレチックに上陸出来ない…。
上陸用に取っ手付のマットを浮かべてくれているのですが、腕力不足気味の子供達や大人の女性はなかなか上がれない…。
上陸が出来ない子供達を後ろから押してあげたり、既に上陸している男性の方が引っ張りあげてくれたり、知らない方々で協力プレイ。
困っている時にスマートに手助けをしてくれる方は素敵ですね。楽しい時間を過ごそうと一緒に過ごそうとしてくれる姿勢は素晴らしいです。見た目は物凄くいかつい風貌なのにお話すると滅茶苦茶優しい。
助けてもらいながらもお礼も言わず誰かを助けるわけでもなく知らんぷりのまま行く少々残念な方々も。この差は何なのでしょうか。
それはさておき、無事にアスレチックに上陸した時点で既に体力の半分位を消耗した感じです。
YouTuberフィッシャーズさんの動画に出てくる「んだほ」さんは体も大きくどんくさいキャラで、アスレチックでも直ぐに転けたり海にはまったりといつも笑わせてもらってます。
動画を見ながらそんなに大袈裟に転けたり失敗したりせーへんわーと思ってましたが、実際に海上アスレチックにあがるとマジ転けの連続でした。
「んだほ」さん、今まで笑っていてごめんなさいという気持ちでしたね(笑)
海水で濡れたアスレチックの表面はつるんつるんで滑りやすく、何も無いところでもマジで転びまくりです。何度もこけながら高台にのぼったり、滑り台を滑ったりしながら遊んでいました。
滑り台を滑り降りた先は海へドボン。
またまたプカプカと泳ぎながら上陸用のマットまで移動して腕力を使って上陸の繰り返し。
何度も繰り返していちに握力もほぼなくなります…。海上アスレチックの一番高い場所は3.5メーター位ありました。
飛び込みを禁止していることが多いご時世ですが、頭から飛び込んでも何してもokと案内がありました。それぐらい着地地点の海が深いです。
高いところが苦手な子供達ですので、3.5mの飛び込み台まで登り海面を見下ろしてビビりまくってました。
先に飛び込んで見本を見せろと言うので二人を飛び込み台に残し、3.5mから飛び込んでみました。
ぶっちゃけめっちゃ怖いやん…。
たった4m弱の高さなんて楽勝と思てましたが、いざ飛び込み台にたつとこえー。
頭から飛び込むなんて到底無理な高さでした。怖いながらも何とか飛び込んで子供達の姿を海面から見上げると大爆笑。
よほど飛び込む姿勢がビビってたのでしょうか(笑)父親の威厳は何処へ…。
お前らもはよ飛び込めと声かけをすると自分の番が回ってきたらビビりモードへ。
なかなか飛び込まず体をくねくねしながらもじもじしていると、一緒に遊んでくれていた方が子供達を順番に飛び込み台から落としてくれました(笑)
長男も次男坊も落ちている瞬間の写真を撮りたかった位、顔が引きずってビビりまくりです。
怖いのによく頑張りました。というか後ろから押してくれたおじちゃんのナイスサポートのお陰で飛び込めました。
マジで怖かったみたいで、高飛び込みのアトラクションで遊んだのは、その一回が最初で最後でした。
高飛び込み以外では、イッテQで出川哲朗さんがぶっ飛ばされていた、ぶよぶよのマシーンがありました。何て言うアトラクションか不明ですが、「出川 飛ぶ」でググると直ぐに出てきました。
流石にこんなに大きくはありませんが、子供を先っちょに乗せて思いっきり私が飛び乗ると、高飛び込みの高さまでにょーーーんと飛ばされるぐらいの大きさでした。
特に体重の軽い次男坊は上記の出川哲朗さん風にゆっくり一回転しながら遠くまで飛んで行きました(笑)
陸上から遠くで見ていたママは飛んでいく次男坊の姿を見てビビったみたいです。次男坊も怖かったみたいですが、楽しいみたいで何度も何度も飛ばせと繰り返して遊んでいました。
飛ばす度に私も海へ落ちてまたまた海上アスレチックに上陸するを繰り返さないといけないので体力的に消耗が半端ないです。
気がつけばあっという間に50分が経過。体力もほぼゼロでヘロヘロの状態になってました。申し込みした際はたった50分だけかと思いましたが50分で充分なぐらいでした。こんなにも体力がなくなるとは思いもしませんでしたね〰️。
思いっきり遊んだあとは昼食タイム。
火気厳禁な浜でしたので、車に戻ってバーナーでお湯を沸かしてカップ麺を作りました。浜辺で食べるカップラーメンは滅茶苦茶美味しいですね。UFO焼きそばもうますぎ。安上がりな昼食です。
お腹を満たしたあともひたすら海で遊びまくりです。浮き輪とライフジャケットの完全武装で沖まで出てプカプカ浮かんで遊んだり、シュノーケルで魚を追いかけて遊んだりしていました。
暑くなったらかき氷をゲットしてクールダウン。暑くなった体にキンキンに冷えたかき氷はたまらないですね。
結局、夕方まで海で遊び続けて宿に着いたのは17時過ぎ。
お宿はいつもお世話になっている香住の温泉宿「さだ助」さん。
部屋も広く清潔感もあり、何と言ってもお食事が美味しいお宿です。とても心地好く過ごさせてくれます。
お部屋に入って茶菓子をいただきながらしばしクールダウン。茶菓子の栃もちの甘味がとても美味しい。
温泉に入る前に水着やライフジャケットをシャワーでじゃぶじゃぶ洗って砂抜きをして干しておかないとです。
明日への準備が終われば温泉へレッツゴー。
温泉に入ってさっぱりすっきりした後は楽しみの晩御飯です。イカ等の海鮮は勿論のこと追加で頼んだ但馬牛のステーキも美味しく頂きました。白海老の陶板焼きも追加で頼んだのですが、小さな身にも関わらず濃厚な味でとても美味しかったです。今まで海老を避けていた長男も美味しいといって食べてました。
もうはち切れんばかりに食べた後は部屋に戻ってダウン。布団の上に転がった瞬間に意識が途絶えました。冷房の聞いた綺麗な布団で爆睡…。気持ちよかったですね。
足に日焼け止めを塗って無かったので寝返りを打つ度に足がヒリヒリ、ピリピリ。
少し寝たらお腹も収まりスイーツが欲しくなります。困ったときのハーゲンダッツ…。ほんと美味しいですねー。
甘味で満たされた後、翌日が台風の影響で天気が悪いかもと思い駐車場に干していたライフジャケットなどを片付ける為に外に出ると満天の星空。思わず一人でおぉ〰️と声を出してしまいました。
天気が悪くなるはずでは！？という疑問が吹っ飛ぶぐらい綺麗な星空。天の川も見えてるぐらい無茶苦茶綺麗な星空でしたので、直ぐに部屋に戻り子供達を連れて天体観測♪
流石に田舎なので宿から少し離れると全く人工的な光りがなく真っ暗。星の輝きを遮るものがありませんし、真っ暗過ぎて子供達がビビってました。
思わぬ星空に出会うことが出来ました。
物より思い出。とても充実した１日でした。
