一昨年のお正月以来なので、約2年ぶりの帰省となりました。お正月まで待っていても良かったのですが、またまた感染爆発となれば帰省も出来なくなってしまうので、帰れる時に帰っておくのがBESTかなと。
金曜日の仕事を終えて急いで帰宅し、食事もお風呂を済ませて、21時頃から広島に向けて出発です。
平日の夜の中国自動車道はガラガラでスムーズに帰れると思いきや山崎ICから佐用ICまでまさかの通行止め…。Oh!
仕方なく下道で通行止め区間を迂回し、田舎道をちんたらちんたら佐用ICを目指し、そこから爆走開始。
案の定、車も少ないし真っ暗…。
動物な飛び出して来ないか心配になるほど暗闇が続きます。
金曜日の夜は冷え込みが進んでいた為、岡山~広島の山中では3度迄気温が下がっていました。
寒暖差が大きいためか至るところで靄がかかり視界がかなり悪くなる区間も多々ありました。
ハイビームにすると真っ白…。危ない、危ない。うっすらと見えるセンターラインを頼りに走行をkeep。
靄や通行止めの影響もあり、実家に到着するころにはすっかり真夜中。車の中でぐっすり寝ていた子供達も到着と同時に目覚め、久し振りの実家に嬉しそうな様子です。
約2年ぶりの帰省でしたが、ばあばも家の様子もいつもと全く変わらない雰囲気に安心感を感じました。
夜食を食べさせてもらいながらグダグダ喋りって過ごし、出してもらったビールを一口飲むといつのまにやら就寝。
用意してくれたふかふかの布団に潜り込み満足するまで寝続けました。
翌日の土曜日には次男坊が以前から行きたがっていた大和ミュージアムまで皆でお出掛けし、次男坊の気が済むまで大和の展示を見学してきました。
広島市内を車で走るのはとても久し振りです。相変わらず交差点は路面電車が行き交い、どの位置で止まれば良いのかビジターにはいまいち良くわからん(笑)
真横を路面電車が通っていく度に驚いてしまいます。神戸市内にも次世代路面電車の整備計画もありますし、広島市内での自動車と路面電車の共存を見る限り、道路幅がそれほど広くない神戸において実現出来ることなのかかなり??です。出来たらいいな。
市内の平和記念公園を経由して、呉市にはお昼過ぎに到着しました。
入館前にお腹が空いたので、ミュージアム隣に併設されたカフェで定番の艦長の海軍カレーを皆で食してました。
満足、満足。
低温調理された牛肉が柔らかくてとても美味しかったですね。
金曜日の冷え込みとは異なり、天気も良く心地好い気温でしたので、呉港の建造中の大型船を見ながら散歩しているだけで気分もリフレッシュ出来ました。
大和ミュージアムの展示品を見るとやはり戦争の悲惨さや悲しみを痛感するのと同時に当時の技術者の信念を強く感じますね。
以前から何度も記載してますが、大型構造物を見るとテンションがあがってしまいます…。
パソコンも無い時代において精密な設計図と設計に基づき大型且つ精密な加工行う技術を持ち合わせていた昔の技術者に脱帽です。
私のようなふにゃふにゃした文字ではなく、芯があるというか説得力があるというか文字に活力を感じます。読み手に伝えようとする気持ちが文字から感じます。
汚い字なので見られたら恥ずかしいと思う自分とは雲泥の差。見られたら恥ずかしいと思う時点で、読み手に読まれたく無いという気持ちだけが伝わります。伝えるために記すはずなのに…。情けない。
綺麗な字を書くことは色々な意味で大切ですね。
そのような高度な技術を人殺しの道具を作ること以外に使って欲しかった。感じた想いはそれだけ。
極秘裏に製造された戦艦大和は対して活躍することなく海の底に沈んでしまったのでしょう…。
活躍出来ないのではなく、活躍するような時代(戦術)ではなかったのでしょうね。大和が竣工した時には既に海から空へ戦いの場が変わってます…。設計承認から竣工まで数年を有していることから時代の流れに遅れをとっているのは明白です。
衛星や計器が充実していない時代に40km以上も離れたアウトレンジの標的に当たるはずもないと素人ながら思います。当たったという記録も無さそうです。
昔読んだベストセラーの『失敗の本質』に書かれている通り、環境の変化への対応、現場を知らない指揮官の判断、成功体験の至高主義など何処かの会社の体質と大変良く似ていますね(笑)
時代の先見性、戦術、相手の分析などした結果、巨大な戦艦が必要になったとは到底思えないです。
しかし、日本のために命懸けで戦った英霊に尊嵩の念を決して忘れてはいけない。
大和ミュージアムの見学の後は向かいにある潜水艦も見学させてもらい、お土産に戦艦大和と零戦のプラモデルを買ってもらい子供達はとても満足そうで良かった。
晩御飯に大好きな焼肉、次の日は広島焼きと美味しいもの食べまくりでとても贅沢をさせてもらった帰省でした。
三次唐麺焼、辛くて旨い。
一般販売されていないカープソース辛口を絡めたそば麺がピリ辛でとても美味しいです。カープソースの甘味もあり美味しいです。見た目はナポリタンのパスタ色のように見えますね。カープソースも唐麺も関西で食べれたら有り難い。
お墓参りにも行くことが出来ましたし、短滞在でしたが気分転換になりました。
年末にもまた帰省出来たらいいなと思います。今年の冬は冷え込みが強くなりそうなので降雪が期待出来ます。