スピードスケートの全日本スプリント選手権最終日は30日、世界距離別選手権(来年2月、ドイツ)などの代表選考会を兼ねて、明治北海道十勝オーバルであり、女子は小平奈緒(相沢病院)が高木美帆日体大助手)との「五輪金メダリスト」対決を制し、2大会連続6回目の総合優勝を果たした。小平は前日に続いて500メートルを37秒44の大会新記録で制すと、最後の1000メートルも1分15秒13で2位となり、合計150・315点で逃げ切った。高木美は1000メートルで2回とも1位になったが、150・655点で小平に及ばず2位だった。

 男子は2日間とも500メートルで1位となった新浜立也(高崎健康福祉大)が総合優勝を果たした。

 大会は500メートルと1000メートルを2日にわたって2回ずつ滑り、総合ポイントで競われた。