花のある生活

花はあまり出てきませんが。

「表」も「裏」も「いい人」は存在するのか?

2017-06-11 | 心理学
最近、連日のようにニュースをにぎわしている、現職警察官が殺人容疑で調べられている事件。

現実に起きている事で、「大変な事件」であることには変わりないのだが、「他人事」で見ているニュースは、さながら、探偵気分。


誰が怪しいだとか、こんな手口か、とか、アリバイ工作がどうのとか…。

「え~大変だわ~」なんて、眉をひそめつつ、頭の中は探偵小説が繰り広げられている。(ミステリーなんかは、大体「殺人事件」が展開されているし)


今回の事件も多分にもれず、そんな感じで見ている自分。

だから、別に「殺人事件」が好きなわけじゃないんだけどね~。


「社会活動に取り組む人になぜ『聖人君子』を求めるのか」


昨今、ボランティア活動などの社会活動に、率先して取り組むような人は、「聖人君子」でなければならない、と思っている人が多いのだそう。

「聖人君子」を辞書で引くと、「知識・徳望のすぐれた理想的な人物」「知識や徳の優れた、高潔で理想的な人物」と、あります。


何らかの社会活動をしている人に、この「聖人君子」のイメージに合わないところを見つけると、急に批判的になり、その活動をしている理由まで、疑いだすのだそうだ。

たとえば、「ボランティア活動」などをしている人が、飲み会で女性と親しく話していると、「アイツは女性にモテたいから、ボランティア活動をしている」、などと言って批判する、とか。

あるいは、「どこかから、お金をもらっているんじゃないか?」などと言って批判する、とか。


ある意味、「警察官」という職業も、「表(職業)」も、「裏(プライベート)」も、「正義感にあふれた人物」と、世間ではそう思われている。

しかし、警察官もプライベートでは、「ごく普通に家庭生活」を送っていて、場合によっては、夫婦げんかを繰り広げていることもある、ということなんだね。


これは警察官だけではなく、「白衣の天使」と呼ばれる看護婦さんとか、介護士の人、好感度の高い芸能人…などなど。

必ずしも、「職業」「性格」が一致しているわけではないだろう。(こう書くと何か悪い人ばかりみたいな感じだが、そんなわけではない)


意外と、自分以外の他人が「普通に生活している」とは、なかなか想像できないものなのらしい。

「他人事」のように書いている私も、多分そうなのだろう。


「ありのままに現実を見る」というのは、案外難しいものなのね。



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