久々に読み返して面白さを再確認しましたので、
こんな音楽参考書をご紹介してみようと思います。
「ファンク ---人物、歴史 そしてワンネス---」
わたくし、この本読んでファンクを学んでおります。
外装はこんな感じ。厚っ！！！
ボロボロですねｗｗｗ確かカバーもあったんだけど紛失。
逆サイドからみると・・・
まんまFUNK！！！非常にわかりやすいですねｗｗｗ
出版されたのは１９９８～１９９９年で確かヴィレバンで買った記憶。
しばらく廃番になってたはずなのですが、再発された模様。
AMAZONで買えるみたいですよ⇒AmazonへGO
！！！ジャケ買いも想定できるインパクトある外装ですが、
中身も負けじと濃い～感じです！！！
ページを捲ると、まずはファンクを代表するアーティストの写真群。
ですが、それが載っているのは初めのほんの数ページ。
残りは・・・
こんな感じに文字！文字！文字！
膨大な文献からの寄せ集めになっていて、かなりのボリューム！
音楽本ではありますが、論文的な考察するような部分もあり、
時代背景などの描写も随所に組み込まれていて読み応えアリ！
活字ばかりで少々ヘヴィにも思いますが、文章の構成やテンポ、
言葉のチョイスなどが絶妙なのでけっこうスラスラ読めます。
いたって真面目な内容ですが、たまにこんなアホっぽいところも。
"ファンク爆弾"て（爆）しかも太字だしｗｗｗ
筆者がPファンク贔屓目なところが（私的に）なお良し！ｗｗｗ
で、代表アーティスト、名盤、名曲の紹介を絡めながら、
ファンクに関係する出来事などが綴られているのですが、
ファンクが最盛を迎えた７０～８０年代で終わらず、
その血を引き継いだ現代音楽まで考察されているのがGOOD！
80～90年代のファンク要素のあるロック。
要するにクロスオーバーロックの事ですね。
レッチリとかジェーンズとかフィッシュボーンとか。
言わずもがな、私はここがきっかけで足を踏み入れました。
もちろんヒップホップの回もあります。
ヒップホップは黒人ストリート音楽の進化系ですからね。
ヒップホップ好きならファンクは絶対の必須でしょ！
要するに全盛のファンクに直接馴染みがない世代にも、
ばっちり踏み込めるきっかけを与えてくれてるのです。
こうやって掘り下げていくとほんと面白いですよ。
こんな感じで非常にタメになる（？）内容なのですが、
もっとも読みごたえがあるのは後半のこのコーナーでは？
ファンク爆弾の必須アルバム年表！
アーティスト名・作品名・発売年など細かく書かれていて、
筆者の主観が出まくりの５つ星の評価もあり。
各作品ごとの一言レビューも書かれているのですがこれが面白い！
なんともヘンテコな言葉のチョイスなんですが、意外に伝わります。
「神聖なるひらめきと麻薬による水中幻想」・・・意味不明ｗｗｗ
とまぁ、こんな感じのイカシタ内容ですので、
ファンク興味あり！てな方はとりあえずGETして、
必須アルバムコーナーを参考に音源捜すのも良いのでは？
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！！！ではでは、最後に１曲紹介してお別れとしましょう。
それはJBでもスライでもP-FUNKでもなく、、、
FUNK爆弾に触発されたジャズの巨匠の名演！！！
MILES DAVISのFUNKY TONK！！！痺れるぜ！
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