またまた5周年のお祝い頂いちゃいました。
常連のEさんからこんな素敵なお酒です!
なんとオリジナルのパッケージとメッセージカードまでも!
毎年ありがとうございます!新所沢のボーイズはおまかせを!
「流行りは10年周期でやってくる」
古着界(だけじゃないと思うが)ではよく聞く言葉。
では、ホントにそうなのか?
ちょうどお店に10年前(1999年)のBOONがあったので検証してみよう。
表紙はパフィー。全盛期の頃ですな。
カレッジTにヴィンテージデニムリメイクスカート。
カレッジTは常に人気ですが、リメイクスカートはほんと流行ったな~。
この表紙から確認できる単語をまとめてみると・・・
「藤井フミヤ」「藤原ヒロシ」「広末涼子」「深田恭子」「奥菜恵」
アラサーアップの人は思わずニンマリしてしまうお名前ばかり。
この時代のファッションリーダー、あるいは人気アイドルですね。
この頃のどの雑誌開いてもここら辺の名前は載ってました。
偉いもんでみなさん今でも頑張ってます。(色々あった人ばかりですが)
そして「やっぱり古着」!のフレーズから分かるのは、
90年代の空前のヴィンテージブームにも落ち着きが出てきた時期で、
もう一発かましたろか!と編集部&古着業界の企みが窺い知れます。
ペロっとめくってみると・・・
私が大好きだったスタイルサンプル!
以前の日記でもこの頃のBOONのスナップページについて書きましたが、
やっぱりみんなお洒落です。それぞれが違うオシャレ!
時代を感じるワードは「GBのポークパイ」や「リーバイス501ブラック」
「リーバイス501ブラック」なんてみんな履いてたのになぁ~。
今履いてる人ほぼみませんね。かっこいいのになぁ。久々履こうかな?
そういえばこのページ良く見てみると、みんなチャリ乗ってますね。
今は空前のサイクリングブーム、来ましたね~10年周期!
・・・といっても写ってる人ほとんどがBMXかMTBだな。。。
今人気のピストに乗る人はいませんね。微妙に違ってます。進化?
さらにペロっとめくってみると・・・
古着特集ページに突入。
ここ数年で高騰した70~80'sのChampionなどはまだ安いですね。
この頃の扱い的にはレギュラーに毛が生えた程度でしたからね。
逆に当時勢いのあったヴィンテージデニム系はやはり高額ばかり。
こういうのを見ると、あの頃高値の花だったヴィンテージが、
今ではずいぶん値段が落ち着いて来て買いやすくなりましたね。
他に載っている内容は、今でもみんなが探している物とあまり変わらず。
ここら辺は普遍なのですかね、「良い物は良い!レア物はレア!」
ただ、明らかな違いを見せているのは「CONVERSE」「VANS」ですね。
レアな柄のサイズ良いデッドストックが1万アンダーなどもチラホラ。
これはまさに「USA製生産終了前」の記事を象徴するものですよ。
厳密に言うと「VANS」のUSA生産終了は1998年なのですが、
1999年頃だとまだまだどこの店頭にも在庫が残ってたもんで、
まだ値段が上がってきてない状態なんですよね。
ワゴンセールとかでも発見できた素晴らしい時代でした(笑)
(ちなみに「CONVERSE」は2001年にUSA生産終了でした)
さらにペロっと進みますと・・・
当時の雑誌ではお約束の知識ページ。
色んなブランドのタグの遍歴がズラリ!勉強になります!
今でこういうマニアックな記事載せてるのF&Eぐらいですよね。
面白いのは「Champion」のタグの遍歴。
今で言う「70年代のバータグ」が「トリコタグ」になってます。
(今でもそう云う方もいるみたいですが・・・)
そんな感じで・・・
「流行りは10年周期でやってくる」の検証からは随分外れましたね(笑)
こうやって昔の記事を読みなおしていると、時代も変わったなぁと。
今も「古着が来る」みたいな特集を雑誌でも見かけますが、
どちらかというと古着風やリメイク物が主流ですからね。
「直球古着」と「古着っぽく」じゃ全く別もんですよ。
今いちど、90年代のような元気な古着が戻ってくると嬉しいですね。
やっぱり「古着」!・・・なんつってね。
古着屋GREEN HEAVENオンラインショップ
http://greenheaven.web.infoseek.co.jp/
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