素晴らしい!すっかりベテランバンドの仲間入りですね。
知名度とは裏腹に、本国アメリカなどでのセールスの面では振るわず、
クオリティの高い音楽性をもってしても、厳しい不遇の時代の連続。
雑多な音楽性・メッセージ性の強い歌詞、そして黒人であるという事実。
オリジナルメンバーもアンジェロとノーウッドのみ(ウォルトも?)だし。
すでに「伝説の○○」みたいに過去のものにされているかもしれません。
それでも障害に屈せず、常に真実を訴えかけ、前へ進んできた25年。
解散をせずに今まで活動し続けてきてくれたことにただただ感動。
そして、今年のフジロックでのパワフルなステージングを体験した方々は、
「FISHBONEは全然衰えてなんかいない!過去の音楽なんかじゃない!」
誰もが間違いなくそう感じたことでしょう。
25年経った今でも、観客を完全にロックするカリスマ性は衰えていない!
そんなFISHBONEの25周年を記念するドキュメント映画が公開されました。
残念ながら日本での公開は無いみたいですが(涙)
後々DVDは出るみたいなのでそちらに期待しましょう。
ダイジェストは配信されているので、しばらくこちらで我慢です。
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(動画です。携帯からの方すみません!)
若かりし頃から現在までの数々のライヴ映像。
FISHBONEの偉大さを象徴する豪華な盟友達によるコメント。
ダイジェストとはいえ興奮を抑えられなくなる内容です。
この映像の中で最も自分がぐっときたのは0:57のひとコマ。
2階フロア?の上からダイブするアンジェロが映るほんの一瞬のシーン。
この映像を見て真っ先に思い出した文章がありまして。
それは90年代に発売された2枚組ベスト盤のライナーノーツで、
盟友LIVING COLOURのGt.ヴァーノンリードが語っていた内容 ------
”ある公演の時、アンジェロが7~8mはあるスピーカーによじ登ったんだ”
”ああ、あいつ正気を失っちゃってるに違いないと思った”
”周りの心配をよそに、あいつはそのまま観客へダイブしちまった”
”もしファンが彼の体を受け止めなかったらやつは死んでいたかもしれない”
”だけど、観客はアンジェロが落ちる場所に群がり、彼を受け止めた”
”アンジェロは文字通り、自分の生命を観客の愛に委ねたんだ”
こんなめちゃくちゃ熱~い一節があったのです。
ま、映像と文章に多少の相違があるので、一致したものかは不明ですが。
でもこの文章と映像が重なり合って、ものすごく興奮したのは確か!
このアンジェロの我が身を投げ出した行動は、パフォーマンスではなく、
音楽に人生を捧げたFISHBONEの魂を体現した結果。
演奏する側、それを聴く観る側の垣根を取っ払い「一体となる」、
そんなバンドの精神性を感じた衝撃的なシーンでした。
MI-1228「FISHBONE T&S 1988 BLK」6900円
(さりげなく商品紹介も差しこんでみまして・・・笑)
上の文字の通り「TRUTH&SOUL(真実と魂)」を貫き通して、
25年と云わず、30年でも50年でも続けていってほしいものです。
私もヨボヨボのおじいちゃんになっても聴き続ける覚悟はできています(笑)
素晴らしい音楽をありがとう!そして、これからも宜しく!
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