古着屋GREEN HEAVEN日記「OUT IN G.H.」

アメリカ買い付け奮闘記 2014 秋 vo.4

買い付け日記

2014-10-22 16:41:00

・・・vo.3からのつづき・・・

●●●買い付け９日目●●●

朝８時起床。

昨晩泊まった小さな町を少し徘徊していきます。

面白そうな場所発見！友愛団体LIONS CLUBのガレージセール！

一般の人でも普通に入れるんですね。雑貨をいくつか発見！

少し移動して違う町へ。町といってもこのお店があるのは通りのみ。

激古そうな建物。アンティークショップですが今日はお休みorz

田舎町のアンティークスはかなり期待します。でもここはボウズorz

細っそいワンちゃんがこちらを睨みつけてきました。立とうとはしませんがｗ

この町にあったとあるアンティークショップでの思い出。

推定90歳のおじいちゃんと、孫と思われる女性が従業員。
ファイヤーキングほかアンティーク雑貨とアクセを数点発見。
全部で＄３０。総額がいくらか確認してからレジに持って行きました。

おじいちゃんがのんびりタグを切り取りノートに書いていきます。
そして電卓をパパパンとたたいて「ハイ、＄２５ね」と。
「ん？？？＄２５？おかしいな～。セールとかやってたっけ？」
自分達でもう一度確認してみると・・・やはり＄３０でした。
どうやらおじいちゃん間違えてます。お姉さん気付いてないです。

ぶっちゃけ値段が安い分には儲けもんってことなんですが、
後で間違いに気付いておじいちゃん怒られちゃったら可哀想だし、
ここは正直に「これカウントしてないですよ」と自白しました。
そしたらお姉さんがおじいちゃんに向かって一言。

「YOU ARE FIRED（あんたクビよ）！」

もちろんジョークですがビクッとしたおじいちゃんが可愛かったｗ

またもや移動して違う町へ。ここも１ストリートのみの田舎町。

めぼしそうな店も見当たらず通り過ぎようとしたら古い洋品店を発見。
中に入ると店主のおじいちゃんがひとり。少し無愛想。
店内にはジーンズやらワークウェアがギッシリ並んでます。
ただしすべて現行品。店構えは古くても中身は新しい物ばかり。
一瞬オッ！と思いますがね、今のアメリカはこんなお店ばかりです。
ま～こんなもんだよね～なんて思いながらせっかくなので一応奥まで。

そしたらお店の一番奥にありましたよ・・・デッドストックが！

７０～８０年代のデニムとワークパンツが積まれておりました！
すべて掘り返して良サイズのみを救い出して別の棚に積んでいきます。
かなりいいサイズが残ってるのでバイヤーは来てないとみた！
ざっと５０本弱。LeeのデニムやらBLUE BELLのワークパンツなど！

大量の商品をドサッとレジ台に載せたとたん店主の顔色が変わった！

「おいお前！これ全部買ってくれるのか？？？」
「もちろん！だからオマケしてちょ～！！！」

店にとっては不良在庫、私たちにとってはお宝。要するにWin-Win！
店主のおじいちゃん、大量購入がよっぽど嬉しかったのか、
「お前最高だな！ハッハッハッハ～★」と思わず高笑いｗｗｗ
わざわざお店から出てきて車に積むのも手伝ってくれました。