話題にしてませんでしたが…
プロ野球ペナントレース。
始まってます(他人事)
今シーズンから、我がホークスの本拠地
福岡ドームの左中間・右中間が狭くなった。
フェンスをホームベース寄りに設置し直し
従来のフェンスとの間に観客席を設けた。
昨シーズンより、イーグルスの本拠地
仙台宮城球場で施された改装である。
80年代の終盤から90年代にかけて
新設された球場から、国際規格に準じた
広いグラウンドを持つ球場が増え、当時は…
「野球が変わる。」
「足を絡めた攻撃が重視される。」
「外野手の守備力が…」
っちゅう風に、新しい時代の到来と唱われた。
ピッチャーにとっては、それまで諦めてた打球が
外野フライになるっちゅうメリットもあった。
ワシらがガキの頃は、中堅が115m~120mで
両翼が90mちょいの器のこんまい球場が主流で
左中間・右中間に膨らみの持つ球場には
"ラッキーゾーン"っちゅう、従来のフェンスの手前に
金網の衝立を設けて、そのスペースに観客席や無しに
ブルペン(投球練習場)があったりした。
西宮球場や甲子園球場がそうである。
バファローズの準本拠地の日本生命球場は
本来、名の通り日本生命の持ち物で
社会人野球や学生野球の球場であるが故に
外野の観客席にひな壇が少なく
最上段の後方には更に防護用の金網がせっちされてた。
昭和54年と55年に在籍してた
"チャーリー・マニエル"選手がホームランを量産し
中には場外に消えて行く打球もあり
その為に高さを継ぎ足したっちゅうコトもあった。
大阪球場でも、門田博光選手の打球が
"西外野席"後方の阪神高速環状線の高架下に
消えて行ったのを二、三回観たコトがある。
ムカシの球場はそんな状態やった。
せやケドも、そんな中でも
山田久志投手や高橋直樹投手といった
抜群のコントロールを持つ下手投げ投手や
打者の胸元に容赦無く投げ込む、東尾修投手。
気迫で打者に挑み、重くて実測以上に速い
落差のあるフェークボールを投げ込む、村田兆治投手。
総合力で打者を封じ込む鈴木啓示投手は
狭い日生や藤井寺を本拠地にし乍らも300勝を挙げた。
ホークスでも、最後の優勝の胴上げ投手
江本孟紀投手は、自らも認めるコントロールの悪さを
逆手に取って"武器"とし、チームを代表とする投手になり
抜群のコントロールで、毎年開幕投手になってた
山内新一投手は不遇な時代で孤軍奮闘した。
上に挙げた蒼々たる名投手が
狭いグラウンドの時代に大輪を咲かせた。
ハナシは飛ぶケドも…
今日の試合。三本のホームランが出たケドも
昨年までやったら、長打、若しくは深い外野飛球である。
打者にとってのメリットはまさにそこ。
せやケドも、こういうシーンもあった。
内川選手の打球、左翼ポール際に飛んだ飛球。
ワンバウンドでフェンスに当たった。
昨年までやったら、長打になってるケドも
フェンスが手前になり、角度も変わった影響で
フェンスに当たったクッションボールが
ダイレクトで野手に返り、単打で留められた。
最初は、打者の力量を環境で補うのか?
っちゅう風に思い、あんまり歓迎せんかった。
せやケドも、ディフェンス面での丁寧さを求められる
っちゅう、ムカシの野球がまた観れる様な気もした。
長々となりましたが…
まぁ、御手並み拝見っちゅうトコで…。
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