何気なくこのキーワードが思い浮かんだ。
っちゅうのも、先週末に予定では友人が
栃木県の"ツインリンクもてぎ"っちゅうサーキットに
二輪の練習走行をしに行ってたハズである。
友人のハナシでは夏の耐久レースに参加するのに
ある一定の基準のタイムをそのコースで
出さんとならんっちゅうハナシらしいが、ホンマやったら…
「やったらアカンで！」
っちゅう様な心配な悪条件があった。
5月のいっちゃん最後の日曜日に
鈴鹿サーキットに同じ様に練習走行に出掛けたらしいが
雨で濡れた路面でスリップして腰を骨折したらしい。
ただ、背骨を"ボキッ"っと折ったっちゅうコトや無かったらしいが
腰部の細かい骨を三ケ所折ってるらしい。
こないだ会うた時は腰にコルセットを巻いてた。
部位的に手術とかの方法やのうて
自然治癒で骨がくっつくまで待つ治療法らしい。
今まで、その友人に対しては何かをやる時に、ワシ的には…
「ちょこっとリスクデカいなぁ。」
っちゅう風に思てても
ココロの中にコトバをしまいこんだ。
ただ、今回はマジで一歩間違えたらシャレにならん。
今はその友人にも子供が居る。
「絶対に、むちゃせんといて下さいよ！」
「ホンマに、コレ以上居ったらシャレになりませんから…」
その時に、その友人と別れた後に不意に泪が出て来た。
その年上の友人は
ワシにいろんな影響っちゅうモンを
与えてくれた人物である。
ワシにはツラい過去がある。
縁起でも無いハナシやけども
9年前に思春期のワシにいろんな影響を与えてくれた
時には悪友であり、時には良き先輩であり
時には兄貴であり、時には全力でぶつかれるケンカ相手やった
年上の友人の突然の死を知らないまま
半年も過ごしてしまったコトがあった。
「もうあんなコトはイヤじゃ！」
アタマのどっかにそれがある。
せやけども、"やめてくれ！"っちゅう風には言えん。
ワシもどっかで、その男に"期待"っちゅうモンをしてる。
その友人は今年、40歳になる。
ムカシ、レース活動をやってたケドも
長い間、コース走行自体からも遠離ってたのに
今年、レース活動を再開した。
ワシはっちゅうたら…
「エンデューロやりたい！」
「ラリーやりたい！」
っちゅうてもなかなかカタチに出来ん。
せやさかいにやっぱり励みになる。
ワシも負けてられん！
