この日は友人の母校の試合を観に
舞洲ベースボールスタジアムに行った。
第二試合が終ってトイレに行って
スタンドに戻ろうとしたら…
「間違い無い!」
中学二、三年の担任である"恩師"が居った。
不思議なコトにカオが全く変わって無かったさかいに
間違い無いっちゅう確信を持って声を掛けに行った。
「センセ、御無沙汰しております!」
「!!!」
「◯◯中学でお世話になった、◯◯がみです!」
「おお~っ!」
「覚えてくれてはりますか?」
「忘れるかっ!」
センセもすぐに理解ったそうである。
ハナシを聞いたら、教え子が第三試合にピッチャーで出る
っちゅうコトで、観に来たらしいケドも
センセ自身はその高校自体には縁が無いそうである。
ワシも朝まで行くかどないしょうか迷ってたし
友達の母校っちゅうコトで、ワシ自身にも縁が無い。
ただ、我が町の公立高校が第二試合で
わりかし強いガッコと当たるっちゅうコトで
どんな試合をするかっちゅう、好奇心で残ってた。
せやケドも、そんな状況でカオを遭わせるとは…
ぢつはこのセンセが新任教師として
ワシの出身中学に赴任して来た時に
最初に担任を持ったクラスがワシのクラスやった。
その前にも、ちょこっとしたエピソードがあった。
入学式の前日に、教室の大掃除をする登番に当たってしもた。
その時に、教室に見たコトの無いセンセが居った。
「今年から新任でこのガッコに赴任するコトになったんや。」
その時にいろいろハナシをして貰ったケドも
更にビックリしたんが、その数日後の始業式のクラス発表である。
教壇にはそのセンセが居って、自己紹介をし出した。
その中で…
"大阪市立◯◯中学校出身"
なんと、ワシの生家のある町にある
おかんの出身中学校である。
なにかと縁のあったセンセである。
最後に会うたんは15年程前に駅前で遭うた時である。
それ以来、カオを合わして無かったさかいに…
「そない云うたら、センセ、どないしてはるんやろう?」
っちゅう風に思てたトコでもあった。
いやぁ~ こんなコトってあるモンやねんなぁ。
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